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北海道 船三昧?ツアー 五日目 その1 「フェリーしらかば」秋田寄港

いよいよこの北海道旅行記も最終日です。

苫小牧出港から一夜明けて、船室から窓を見ると「フェリーしらかば」はもう男鹿半島沖にさしかかっていました。

こうして沿岸伝いを航海するためか、スマホのインターネットは航海中ほとんどの海域で受信でき、情報入手に苦労することはありませんでした。

大浴場でひとっ風呂浴びて…

レストランで朝食

前日の函館の海鮮丼バイキングに比べるとかなり落ちるなぁ

お金使い果たしたんだからしょうがないけど…

夜は閉まっていたブリッジ下の展望ラウンジも朝から開放中

訪れる乗客も少なく、この船の中で一番居心地のいい空間でした。

惜しむらくは何の飲食設備もないこと…

しかたないのでインフォメーション近くのコーヒーベンダーでコーヒーを淹れて持ち込んで飲んでいました。

船は秋田に向けひた走ります。

相変わらず天気が良くありません(´;ω;`)

ただし夏の日本海らしく見ての通りベタ凪…実質4万トンのフェリーは全く揺れません。

考えてみればこれまで生涯で何十回と一泊以上の船旅をしていますが、その大半が波の荒い太平洋だったので、わたしにとって船旅は揺れて当たり前w

こうして湖のような海面をすべるように走るのはなんとも不思議な気分です。

かなり年季を感じさせるファンネル

ある意味渋いですw

ファンネル後ろの最上階後部デッキから強化アクリル窓越しにブリッジ方面を見るとはるか向こうに秋田港が見えてきました。

ここからしばらくはアクリルガラス越しの画像なので少しぼやけていますが我慢してご覧くださいませ。

秋田を出港して苫小牧にむかう同型姉妹船「フェリーあざれあ」の姿も見えてきました。

いよいよ、この航海で一番の楽しみの姉妹船同士のすれ違いが始まります。

IT`S SHOW TIME!

いったんブリッジの陰に隠れてしまった「フェリーあざれあ」を撮るために、船は右側通行なので当然のごとくわたしは左舷側でスタンバイ

でもなかなか姿を表しません

遅いなぁ〜

突然鳴り響く汽笛‼

びっくりして振り向くと、右舷のアクリルガラスの向こうにおきて破りの左側通行で通過していく姿が見えるではありませんか!

日本のフェリーで最も幅広い29.4mを全力疾走したのは言うまでもありません。

ハァハァ ゼェゼェ…日頃の運動不足はこれだけでも応えるなぁ

ほかにデッキに乗客がいなかったのは不幸中の幸いw

もしかしたら船内では「これより姉妹船が本船の右手を通過しますのでご覧ください」とかアナウンスしてのんびり皆さんプロムナードで見ていたのかもしれませんね。

くやし〜

聞けば、新日本海フェリーの場合こうした左側通行は割とよくあるそうです。

わたしが太平洋フェリーの反航の時に左舷をすれ違った記憶があり、こういう事実を知らなかっただけだったんですね。

危うく見逃すところでした…(-_-;)

ちなみにこの同型姉妹船、こちらの「フェリーしらかば」よりわずか11トンの総トン数の差で現在日本第二位の大きさに甘んじています。

いったいどこにその11トン分の違いがあるのかは知りませんw

またもうひとつ、わたしも時々言い間違い、書き間違いをしてしまう伊豆諸島航路、神新汽船の新造船「フェリーあぜりあ」と英語表記はFERRY AZALEAで全く同じです。(AZALEA=つつじの意)

さようなら〜

以前、新潟港で出会って以来の久しぶりの再会はあっという間に終わってしまいました。

こちらもいよいよ秋田入港

左が秋田フェリーターミナル、右のタワーが秋田港のランドマークである「セリオン」という高さ100メートルの建物です。

船の長さギリギリしかないのではないかと思えるぐらい狭い港内で前後のスラスターを駆使して180度ぐるりんぱ

よっこらしょと

ご苦労様です。

ここでかなりの台数の乗用車、貨物シャーシ、トラックを降ろしていました。

こういうのってずっと見ていても飽きないんですよね〜

約一時間の寄港を終え、秋田出港

最終目的地の新潟に向かいます。

次回、全然感動じゃない最終回w

「フェリーしらかば」新潟到着そして帰京編 に続きます。

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