小樽で昨年の夏に乗船できなかった運河クルーズに乗ってみました。
乗船したのはこの航路で最も古い「カナル1」です。
年に一度のこの街の冬のイベント「小樽雪あかりの路」も始まり、橋の上は大勢の人々でにぎわっていました。
橋を渡ってすぐ、僚船の「カナル5」と反航
操舵ユニットはこんな感じ
製造年月 昭和48年4月 製造者 有限会社 北函造船鉄工所と書いてあります。
どうやら40年以上前に函館で建造されたカッターボートのようです。
ここで第二の船生を過ごす前はどこでどんな使われ方をしていたのでしょうねぇ
キャプテンは若いおねいさん
航路はこんな感じ(小樽運河クルーズのウェブサイトより拝借)
中央橋から発着したのですが、今回右手の浅草橋方面にはイベント開催のため航行することは出来ませんでした。
月見橋をくぐって海に出ました。
見ての通り船の前方はビニールハウスのようにオーニングがしてあって暖かいのですが、わたしは当然身を切るような寒さなんてなんのその、なにも遮るものの無い船尾で元気に撮影です。
さぶ〜 あ〜鼻水が止まらん!!
前方ではTV番組のスタッフを乗せた「カナル4」が航行中
何の番組を撮っているのでしょうか?
さきほど運河沿いの路から眺めていた北運河の突当りに着きました。
かつてはこの運河を埋め尽くすように浮かんでいた沖合の本船との荷役に使われていた艀(はしけ)の最後の一隻
ひっそりと、しかし十分な存在感を持ってここに放置…じゃなかった保存されています。
ここでUターン
右手奥の山がゼブラ模様で白いのはスキー場があるから
そういえば今を去ること二十数年もの昔、あそこの山で滑ったことがあったっけ
ダイビングクルーズの船「グッド・フェローズ」
小樽近海は素晴らしいダイビングスポットがたくさんあるようです。
スキーよりもダイビングをもう一度やってみたいですね。
小樽港最大の遊覧クルーズ船「フェニックスⅡ」
運河めぐりは出来ませんが、小樽湾から外海に出て、奇岩が連なる海域をめぐることが出来るようです。
よ〜し、次回小樽に来たらこれに乗船だぁ〜
一番、小樽っぽい風景
中央橋の向こうから別の船が出てきました。
こちらも中央橋の発着所に到着、これで40分間の運河クルーズが終了です。
「小樽雪あかりの路」のイベント真っ最中の運河沿いには氷でできた灯篭にろうそくの灯がともりました。
運河の水面にもこの小樽が発祥の地と言われる漁業用の浮き玉がいくつも浮かべられ、やはりろうそくの灯で輝いています。
船を降りて中央橋の上から運河を眺めたところ…この時間帯が一番いいですね。
泊まっているのはわたしが乗船した「カナル1」です。
実に幻想的な風景ではあるのですが、いかんせん人が多すぎ
そして、寒すぎ(゚Д゚;)
氷の灯篭越しの「カナル5」
夜の運河はこんな感じ
運河に浮かぶ、浮き玉はこういうものでした。
市内いたるところにこんなイルミネーションが飾られていました。
これらはすべて雪と氷で作られた灯篭で明かりはろうそくを使っています。
今はやりのプロジェクションマッピングやレーザー光線バリバリの札幌ゆきまつりもよかったですが、こちらのイベントはなにか気持ちをほっとさせるものがありました。
また機会があれば行きたいですね〜
次回、「もう用事と観光は済んだので苫小牧から太平洋フェリー「いしかり」に乗って仙台経由で東京に帰るのだ」編(長すぎるのでこのタイトルは変更の可能性大)に続きます。
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