ここのところ、最近就航した「ハーモニ−・オブ・ザ・シーズ」なんかと比べると象とアリぐらいの違いのある小さな船ばかりに乗っていて、すっかりその楽しさに嵌ってしまったわたし…
このたび、去る3月25日に就航したばかりのヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルのホテル専用クルーズ船「ル・グラン・ブルー」に乗船することにしました。
ルートはホテル周辺から新港ふ頭南側を抜けて大さん橋まで行って戻ってくる40分の運河めぐりクルーズです。
横浜を象徴するヨットの帆をイメージしたホテルのインターコンチ
その真下にあるぷかりさん橋から出港します。
一般の遊覧クルーズではなく、ホテル専用の船なので当然チケットの購入もホテルの中で行われるとのことですが…
え〜 こんなところで本当に船のチケットなんか売ってるのかなぁ
どうも小型船の遊覧クルーズというと朽ちかけた木造さん橋で首からタオルをぶら下げたおっちゃんが「はいよ〜」とか言って券をくれるイメージが抜けきれません(笑)
え〜と2階のコンシェルジュデスク…あ、あそこだ、あそこだ
だいたいわたしの人生で何十回となくホテルには泊まっているものの、コンシェルジュデスクなんて足を止めたことすらありません。
なんだか敷居が高いなぁ〜 タオルぶら下げたおっちゃん、いないかなぁ〜
行くと案の定、待っていたのは綺麗なおねいさんでした。
「あの〜 すみません、ホテルの宿泊客じゃないんですけど、ル・グラン・ブルーに乗れますか?」
「ええ、もちろんですとも、お一人様1500円になります」とにこやかに応対
よ、良かった〜
乗ろうとしているのは朝11:30からのモーニング・クルーズ
金、土、日の週三日の就航で、土日はこれより早い9:30からのクルーズがあります。
時間があるのでホテルのロビーから港を見ていると新港ふ頭本面から小さなブルーの船が走ってくるのが見えました。
あの船が今回乗船する「ル・グラン・ブルー」ですね。
見た目は外航クルーズ客船のテンダーボートをぐっとお洒落にした雰囲気で実にかっこいいです。
ぷかりさん橋に接岸しました。
動力は船尾に装備された船外機二機のようです。
シーバスの発着する桟橋から乗船
おっじゃまっしま〜す。
後部のキャビンは天井がスモークガラスになっていてとても明るい雰囲気
一方前部のキャビンはぐっとシックな感じ
外で見るよりも広々としていますね。
このモーニングクルーズは美味しいコーヒーがサービスされます。
ホテルのカフェで飲むコーヒーが1000円もするわけで、それに500円足しただけで運河クルーズが楽しめるというのはなんてコスパが高いんでしょう!
ってあんまりそういう計算はしないか…(-_-;)
録音テープではなくて本物のおねいさんが解説してくれます。
これにも感激
ホテルを見ながら出港
いつかはあのホテルの最上階に泊まってこの船に乗りたいですね〜
操船するのはポニーテールも凛々しい女性キャプテン
みなとみらい沿いの運河を進んでいくと保存帆船「日本丸」のマストが見えました。
汽車道にかかるトラス橋に向かっていきます。
トラス橋をくぐって、大岡川の入り口のところで運河を左折
通常の横浜港めぐりクルーズでこの運河を航行することはまずありません。
船はゆっくりと大さん橋方面に進んでいきます。
なんだか新鮮な景色ですね〜
アーチ状の万国橋を通過
橋の下端と船体上部のクリアランスは1メートルもありません。
2年前に「クイーン・エリザベス」がベイブリッジを通過したときもこんな感じだったのかなぁ
ちなみに同乗していたこの船の運航会社ケーエムシーコーポレーションの方の話によりますと、クリアランスが30センチを切ると通過許可が下りないそうです。
最後の赤レンガ倉庫のところの橋(名前不明)を通過していよいよ象の鼻地区から大さん橋に向かいます。
このあと、わたしの目には驚愕の素晴らしい光景が目に飛び込んできました。
…と期待を持たせて、後編に続きます。
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