横浜港大桟橋には、GWクルーズを中止した、飛鳥IIとにっぽん丸がそろって停泊中でした。
感染者1名が確認された飛鳥IIでは、防護服で完全防備した人々が、船を消毒作業中と思われる様子が見られました。
飛鳥IIは、横浜港で乗船直前に検体を集めて行ったpcr検査の結果が洋上で判明、乗客1名に陽性が確認され、そのまま横浜港に引き返すことになったようです。現在、宿泊を伴うクルーズは、事前のpcr検査で低リスク判定でないと、乗船できない規定になっていますが、今回は緊急事態宣言地域もある中でのクルーズ催行のため、念を入れて出港時pcr検査を実施した結果でした。
一方、にっぽん丸は、飛鳥IIの事態を受けて、横浜市からの要請により、中止を決めたとのことでした。にっぽん丸は、コロナ禍初の10日間と長めのクルーズのため、事前pcrに加えて、クルーズ半ばに1度、全員pcr検査することになっていました。そこで、万一陽性(民間だと高リスク判定と思いますが)が出た場合の対応を考えての中止、引き返しだそうです。
そういえば、夏にはIOCクルーズが所有する、巨大クルーズ船、オリンピック号が、1万人以上の海外、国内からの乗客を乗せて、東京港に長期に停泊、江ノ島や遠く札幌にもツアーにでかける予定と思います。これまで、国内クルーズでは、緊急事態宣言地域の港は使用が中止されたかと思いますが、IOCクルーズによると、緊急事態宣言はオリンピック号とは関係がない、とか?
乗客には毎日pcr検査するそうですが、今回のように、1名陽性で中止して引き返したり、陽性は出てないけど出たときの対応を考えて引き返したり、するのでしょうか…。
飛鳥IIとにっぽん丸 GWクルーズ中止、横浜港に
4
いいね!
コメントを投稿する
コメントを書く