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飛鳥IIで夏の北海道クルーズ 1(明治期から商都として栄えた小樽)

シリーズ  2019 飛鳥IIで夏の北海道クルーズ

小樽貴賓館の美術画
Photo: 小樽貴賓館の美術画

飛鳥IIで夏の北海道クルーズ

今回のクルーズの日程は

2019年 7月22日 横浜出港

24日 小樽

25日 稚内

26日 網走

28日 函館

30日 横浜入港

です。

飛鳥は、食事やグランドスパが魅力のお船だと思います。今まで飛鳥は2泊3日ばかりだったので、物足りなく、長くお船に乗っていられる北海道クルーズを選びました。

関西からのぞみで横浜へ、いつものような行程です。

この間横浜観光したばかりなので、今回はどこも寄らず、まっすぐ飛鳥に向かいました。

いつものように出航はテープが配られます。お船が港から離れると、テープが引っ張られて、ますます綺麗になりました。

クルーズ代金お安めになる、視界が遮られる窓付きのお部屋です。居心地の良い落ち着いたインテリアです。

バスタブもついていて、アメニティーも毎日、補充してくれました。唯一バスローブがついていないので、寝間着を持参しました。

終日クルーズ日を経て、次の日の朝、小樽に寄港し、港からは歩いてすぐに堺町通にいけますが、先に貴賓館に行くためにバス停まで行きました。

広大な北海道ならでは、道路も広々と、見通しの良い格子状で、すっきりしています。

ニシン漁で栄えたこの街は、お金が集まり、北のウオール街と呼ばれたぐらい銀行が並んだそうです。旧何々銀行という建物は西洋的な建築技術と装飾が素晴らしく、一つ一つ見入ってしまいました。

小高い山の奥深くにその豪邸はありました。ニシンは農地の肥料に一部を利用できるとのことで、青山家はそれによって富を築いたそうです。美しい庭園、美術品に溢れた貴賓館は登録有形文化財です。

樹齢100年の松が素晴らしいです。

こちらの別邸は4階まで全てレストランで鰊料理などの和食がいただけるそうです。

玄関から入ると大きな広間に導かれ、北海道の有名な画家たちが競演した天井画の鮮やかな植物の絵が素晴らしかったです。

右の建物のお部屋を見ることが出来ましたが写真不可なのが残念でした。

そこで、大広間に展示されていた美術画が素敵だったので、写真に撮りました。

港の近くまでバスで戻り、堺町通をのんびり歩いて観光しました。古い商家を改造してお店にしていますがそのどれもが、レトロな雰囲気のある建物で、観光客で賑わっていました。

なんのお店だろうと思ったりしながら、見ているだけでどこか懐かしく、癒されました。

昭和の置物などを展示してくれている、建物もありました。

1キロ近くまである、長い商店街でした。

まるい塔のある建物が、老舗の洋菓子屋さん、ルタオの本店です。

二階の喫茶室は、とても混んでいましたが、順番待ちしました。

観光地にしては900円ほどの良心的な価格のケーキセットで、美味しくいただきました。

ルタオの塔の一番上のところからの、眺めもまた、ほのぼのとしています。左の奥にかなり小さくですが飛鳥が見えました。そこまで歩いて帰るのがはるか遠くに感じ、帰りはタクシーでお船に戻ることにしました。

地域の方々がお見送りの挨拶をしてくださいました。お船がかなり沖に出ても太鼓をずっと叩いてくださり、感動しました。
小樽は、明治からずっと繁栄していて、今も観光地として豊かな暮らしが息づいている感じがしました。

次回は稚内観光です。また、飛鳥の食事や、船内についても別枠でアップしたいです。

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