飛鳥IIで夏の北海道クルーズ 2
稚内の北に伸びる二つの小さな半島をバスツアーで観光しました。
朝6時に飛鳥が稚内港に入港しました。
朝食は、炒り豆腐、小芋と茄子のオランダ煮、秋刀魚姿焼き、温泉卵などでした。活力が湧く食事です。その後リドレストランでパンとコーヒーをいただきました。
ツアーは午後からなので、お部屋のお掃除をしていただく間は、図書館に行きました。全て日本語、数も多く、クルーズ中、ほぼ毎日通いました。
そのほか、東野圭吾や、林真理子など著名な作家ばかりで、何冊も借りました。
お昼はザンギ丼でした。北海道の方言で鳥の唐揚げの事とか。揚げたてで量も少なめでよかったです。
特産の天然利尻昆布、ほたてラーメンなどの、お土産売り場を船着場に置いてくださっていました。
ツアーバス内からの景色です。
稚内港のシンボルという、北防波堤ドームです。昔、サハリンとの貿易のために鉄道や道路などがありましたが、強風や雨粒から守るために作られたそうです。古代ローマ建築のような作りで、素晴らしかったです。
北海道の西の先端のノシャップ岬につきました。この日は本土で言えば2月ぐらいの寒さでしたが、はるか最果ての地まで来たという達成感を味わうことができたのは、貴重な体験でした。
バスで宗谷岬に向かうと、たくさんの風車と、海岸沿いに塀のない、大きな西洋風の一軒家が並んでいて、豊かで、雄大な雰囲気でした。
こちらの宗谷丘陵は丸みを帯びていて、牧畜に向いているようです。氷河期の氷が固まったり溶けたりを繰り返したために、このように丸くなったとガイドさんが言っていました。黒牛の放牧風景に釘付けになり、心が和みました。
宗谷岬に着きました。
天気が良いと、サハリンの島影が見えるそうです。
北極星をイメージした、高さ5、44メートルのモニュメント。
奥に見える風車のある建物はレストランとか。この鐘は三回鳴らすと、家庭円満になると、ガイドさんが言っていました。主人は寒さに強いので、鳴らしに行ってくれました。
反対を向くと、旅館や食堂が立ち並んでいました。
強風で北海道に来たことを実感します。バスの出発時間まで、最北端のお土産やさんに滞在、買い物をしました。
早めにお船に戻ったので、天満敦子さんのコンサートを、鑑賞しました。
飛鳥はコンサート会場が小さいので、前の方の席に座ると、迫力があります。バイオリンのことはあまり詳しくはないですが、天満さんの情緒あふれる繊細な音色に、癒されました。
この日は、楽しみにしていたイタリア料理です。
帆立のフラン、茸のカプチーノ
ミルクソースで和えたような前菜であっさりしていました。
スパゲティートマトクリームソース。量も手頃で美味しくいただきました。
ズッパ、デイ、ペッシェ カルタファタ包み。魚介類のトマトスープ煮でしょうか。素材がよかったです。
黒毛和牛の網焼き、ルッコラと塩レモン。飛鳥独自の農場の和牛は甘くて、柔らかいです。
ティラミスオレンジジェラート添えとコーヒー。写真撮るの忘れましたが、前菜は生ハムで、大満足でした。
生徒の方々の演奏で、お見送りをしてくださり、感激しました。迫力がありました。
次回は網走観光です。
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