さきにバスを降りた場所のほど近くのパリ風Cafeの並ぶリストン通り。
歩き疲れもあって「ギリシャ流コーヒー」を。
底に沈ませたコーヒー豆を上手く避けながら上澄みだけ?を飲むのがギリシャ流らしい。
美味しくは無いと思ったがお土産でも購入してしまった後だ。
出港は16:00。
ギリシャは前日より1時間進んでいるが携帯電話の時刻はそれを正確に表している。
この街が2度、3度目の方々はオリーブで造られた「石鹸」を製造工場まで買い求めに行ったらしい。
・・・らしい、と言うのはこの街に着いたと同時にガイドをしてくれている滝元さんに伝えて別れた。
この旅慣れた「感じ」をいつか自分たちも出してみたいと思いつ、時間と体力の許す限りの散策はこの街のその他を見付けた。
多少の小径や坂を進むと見た目、視界にはやや広がった「旧市街」とはまた別の市街地。
でも「新市街」では無さそうだが観光客向けの場所では無いことが雰囲気でわかる。
街を歩く人たちの格好や年齢層も若い人たちが多そうだ。
流行りの「Maku Up Shop」もある。
また、娘へのお土産攻撃。
今度はスタッフにもとワードを変えてそのお店に入らないといけない口実をつける。
次から次へと発想がよく思いつくものだと思いながら店の外で今まで写した写真をチェックしているといかにも見窄らしい出で立ちで子供を抱き、片方の手でまた一人の子供の手をひいた女性が情をかけてほしいと僕から少し離れた場所で乞う。
ロックオンされたらなかなかしつこい。・・と感じるほどの時間を感じ胸の前で利き手首から指先までを軽く傾ける仕草だけで理解をしたかのようにゆっくりと次のターゲットを探しに行く。
この通りだけで見かけた風景だ。
その姿をした男性バージョンもいる。
妻のショップ巡りもひと段落したようで小径を戻る際に小径と小径の間の両方の扉を開いたお店。
坪数からいえばそんなに大きくは無いのだろうが小径を挟むので見通しも良く開放感もあって目がいった。
美容の「品」を販売している。
そう、僕たちは「美容師」。
サロンで使えそうなものがあれば購入したいし、少なくてもカバンよりは興味はある。・・僕には。
中に入るとブロンドの女性が接客につく。
観光客だと告げなくても出で立ちや国籍、カメラなどで判るだろう。
同業者のような親近感を持っってくれたのか
彼女は「いらっしゃい」・・とは言わずに目を少し大きく見開くような仕草と、首だけを傾ける動作も付けたした。
僕は自分の職業を伝えてここに並ぶ「品」について尋ねた。
そこにはたくさんの「ヘアカラー」が陳列されている。
サロンの「バックヤード」のような品揃えだ。
それを尋ねるとプロを含めて全ての欲しい人に販売していると言う。・・多分そう言っていたと思う。
そのアドバイスをしたりするために自分はいるのだと言う。・・多分そう言っていたと思う。
日本では薬事法で認可されていない商材も確認できた。
この街の収穫に関しては僕の中で満足度は十分に満たされた。
コメントを投稿する
コメントを書く