Merci, bon appétit。
ロッシーニ、エスカルゴ、フォアグラのソテー、トリュフクリーム・・・お腹いっぱいに満たされた僕達。
隣の席のご夫婦はそのまたお隣の席の方達とご歓談中。
6人が丸いテーブルを囲んでいる。
皆、肌は白く髪はブロンド。
瞳は青かったり、薄いブラウン、グレーがかった人もいるような。
このご夫妻は英語がご堪能で海外経験はとても豊富。
年齢的には退職をしているであろう御主人はいまだに現役の仕事人だそうだ。
年に2回ほどの海外旅行を楽しまれると聞いている。
聞き耳をたてるわけではないがアルコールも入って少しばかり声のトーンも上がり気味の6人グループ。
その中の一人はよく聴けば日本語で話しているではないか。
しかも少し中部圏訛り?
これなら僕も参加はできそう!と言うかネイティブだぜ。
よくよく聴けばその中のグループのお婆様が今日、お誕生日だそうだ。
真っ赤なドレスを着てお隣に座っているのは奥さんだろう。
彼はポロシャツなのが対照的で中部圏訛りなのが納得できる・・?
聞き耳はこれくらいにして、お隣のご夫妻は明日を楽しみにしていることを僕らに告げて席を後にする。
残した〝 草履 〟はまだ下げられていない。
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