飛鳥の乗船を待つ人達とパシフィックビーナスを待つ人達。
2隻の船は夏休みの子供達の心を最高潮にはしゃがせているようだ。
どちらの待合を見渡しても子ども連れが多い事に目がゆく。
近くの「カップヌードル博物館」でオリジナルを作って来たのだろう可愛い柄のスチロール容器がいつもの見慣れたそれとは違って
「・・・行けばよかった。」と思わせる出来栄えだ。
インフォメーションは先にパシフィックビーナス側から流れた。
長い間を空けずに飛鳥の乗船も始まったようだ。
飛行機のそれと同じくしてお値段の高い順番に呼ばれてゆく。
僕達は「Fステート」。
エコノミークラスと同等だ。
デッキのフロアで言えば7デッキ。
ベランダも付いていない。
10デッキのお客様から順に呼ばれて行く。
僕達が呼ばれるまではまだ30分はかかるだろう。
乗船カードを手にしていざ乗船。
手元にはスーツケースを引いている。
前回の乗船とは「違う」
7デッキだからではなく部屋まで自分達で運ぶのがこの「船」の流儀なのだ。
慣れた方は自宅から船まで「宅配便」で送っているようだ。
X線の機械もあるが通す事も無いのは「国内航路」だからだろうか。
そんな事を言いながら長いギャングウェイを船内へと向かう。
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