コロナ禍でクルーズしたくても国際線の飛行機もクルーズ船も運航されておらず長らく海外クルーズに出掛けられない状況ですが、1年6ヶ月ぶりにクルーズを体験できるチャンスが到来しました。
乗船したのは商船三井客船の『にっぽん丸』で2泊3日のショートクルーズ。
世界中のクルーズ船が運航休止している中でアジア海域では自国内限定でクルーズが恐る恐る再開され、日本のクルーズ船もそろりそろりと再開した日本人限定の行き先が国内限定のクルーズにやっとのことで乗れました。
にっぽん丸に乗船は就航した1990年以来の実に31年ぶりの乗船です。
同じコース(1/20~1/22)のクルーズに用意万端で行く予定でしたが、緊急事態宣言で中止となり、今回はそのリベンジです。
ダイヤモンド・プリンセスのコロナ集団感染が強烈だったので、「船=危険」というイメージがついてしまいました。WITH CORONA時代となった今、自らクルーズを体験し船旅が最も安全、安心な旅行手段である事を発信したいです。
久しぶりのクルーズだった事もあり、たくさん写真を撮ったので、
①乗船編②船内編③食事編④寄港地観光編と分割して編集し、今回は①乗船編です。
絵はがきで振り返る改装前の にっぽん丸
<にっぽん丸・シップデータ>
総トン数:22,472トン、全長:167m、全幅:24m、
喫水:6.6m、航海速力:最高21ノット、
旅客定員:532名、客室数:203室、
就航:1990年(2010年改装、2020年改装)
現在のにっぽん丸は3代目
絵はがきで見る改装後の にっぽん丸
乗船日の10日前に送られてきたPCR検査キット。
検査費用は船会社が負担してくれました。
この検査で高リスク(陽性)だったら乗船できなくなるので緊張します。
もしこの段階で自分からクルーズをキャンセルすると8,000円の発生義務が発生します。
PCR検査キットの内容物
唾液検体をチューブに採取し、提出期限が間近なので早速投函。
低リスク(陰性)が判明し、目出度く乗船できることになりました。
待ちに待ったクルーズ。
名古屋港ガーデンふ頭にやって来ました。
ガーデンふ頭には にっぽん丸が停泊しており、久しぶりにオレンジ色のファンネルが新緑に映えています。
ガーデンふ頭に着岸のにっぽん丸
にっぽん丸の後部をパチリ
いつもは岸壁からクルーズ船を見送っていますが、今日は乗船客としてやって来たので歓迎されている気分。
名古屋港ポートビル1階に設置された にっぽん丸乗船受付コーナー
コロナの感染対策が徹底されており今までの乗船風景とは一変しています。
岸壁では商船三井の社員が手荷物受付しており、午後3時半から乗りこみます。
この後、ギャングウエイで最後の関所・体温測定
利用した客室
下から2番目グレードのコンフォートステート(14㎡)
ベッドは対角線上に配置されており、男同士の相部屋でも快適でした。
窓側から通路側を見た客室内
マイキャビンのトイレ
船齢は31年なのでウオッシュレットではないかと思いきや、2010年に改装された時にウオッシュレット対応されていました。
グランドスパ(展望浴場)を利用したので客室のシャワーは使うことはありませんでした。
パブリックスペースにあるトイレの壁板は木目で広々。
出港前に船内を軽く探検。
船内では至る所で検温と手消毒
スパ&サロン
7階後部のリドテラスでは出港前でもGODIVAのショコリキサーが何と無料で!
ついでに軽食も。
こんなに食べたら夕食が食べられなくなりそう!?
スポーツベランダではフィリピン人クルーによる生演奏がされており、クルーズ気分が高まります。
にっぽん丸名物GODIVAのショコリキサーを早速試食
デッキから眺める名港中央大橋
マイキャビンから眺めるガーデンふ頭
7階ホライズンラウンジから眺める名港中央大橋
ブリッジの上部に位置し前方の眺めは最高!
直ぐにお気に入りのラウンジに。
にっぽん丸シンボルの大きな丸窓から見る名古屋港ポートビル
にっぽん丸の後には練習船の青雲丸が停泊
にっぽん丸の船尾に映える日章旗と青雲丸。
デッキから眺める展望広場
見送りしてくれる人もまばらで寂しい見送りですが、これから2泊3日クルーズの始まり!始まり!
見送りに来た船友が撮ってくれた出港していく『にっぽん丸』。
乗船中の船を岸壁から撮ってもらうと旅情が一味違います。
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