カディスを午後6時に出港後、夜中にジブラルタル海峡を通過し、イベリア半島のスペイン南端に位置するマラガに翌朝7時に到着。
昨晩はジブラルタル海峡の写真撮影で寝るのが遅くなり少々寝不足な感じです。
船上から前方を眺めると真正面に観覧車や城塞や聖堂などが歓迎してくれています。色々な建築様式が織りなす景観が見え、更に右手には太陽が燦燦と輝く地中海のリゾート地という感じのビーチが見え、今回クルーズの3番目の寄港地での観光が楽しみです。
ジブラルタル海峡を午後11時30分過ぎから航行。船はアフリカ側を航行し、アフリカ大陸モロッコのタンジールの夜景が見えてきました。
続いてアフリカ大陸モロッコのセウタの夜景が見えてきました。こんな夜中に向かい風と闘いながらデッキで写真を撮っている変わり者は私だけでした。周囲は真っ暗なのでISO 12800で撮影しましたが、今回は三脚を持参して行かなかったので、この程度の写真しか撮れませんでした。(これでも手振れの少ない写真を厳選)
ジブラルタルを午前0時10分に通過。ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡を夜中に通過した為、名勝ザ・ロック等を見えなくて残念でした。自分の「行きたい場所」として掲げているのは『ジブラルタル海峡』。行きたい場所に観光することなく夜中に通過してしまい何とも心残りです。
起床してすぐにデッキに出ましたが、既にマラガ港内に入っていました。船上よりマラガの町を望む。地中海に面し観覧車など近代的な建築物と古典的な様式の建築物とが織りなす景観に目を見張りました。
この日は相棒のIさんは体調不良で熱もあり大事をとって観光は取りやめし、一日中キャビンで体を休めることに。クルーズターミナルからシャトルバスに乗り一人で町の中心部へ出掛けました。
ヤシの木とクラシックな建物が青空に調和するマラガの街並み
ノースカロライナから来たと言うご夫婦と一緒に馬車に乗り、早速市内遊覧しました。(30分間30ユーロ)
馬車からの眺めも格別
アラメダ・プリンシパル通り
14世紀に建造されたヒブラルファロ城アルカサバ(マラガ砦)に隣接
マリーナ広場
馬車を降りてからは歩いて観光
マラガの大聖堂1528年から1782年にかけて造られた聖堂。ゴシック・バロック・ルネサンスなどいろいろな建築様式が混在。北塔の高さは82m。南塔は資金不足により未完成の状態となっており、「片腕の貴婦人」と呼ばれたりもするそうです。
ステンドグラスが綺麗なIglesia de Los Martires
Episcopal Palace
ピカソの出身地としても有名なマラガ。メルセー広場に面しているこの家でピカソは10歳まで過したらしい。
ピカソの生家に近くにあるメルセー広場
城塞のアルカサバ(マラガ砦)を見学11世紀にこの地を支配していたイスラム勢力によって築かれ、アルハンブラ宮殿を模して造られたと言われている。緑が美しい中庭や時代を感じさせる装飾など見どころ満載でした。
小高い丘の上にあるので、ここから眺めるマラガの街も素晴らしい
城塞の丘から停泊しているロッテルダムやフェリーが見えました。
円形の建物はマラゲータ闘牛場
海側と反対側の景色も素晴らしい
マラゲータ海岸スペイン東側海岸の西はタリファ、東はネルハまでのリゾート地コスタ・デル・ソルの中心地と言われており、延々と続く砂浜に雲一つない青い空と海が美しい。世界中の観光客が集まる高級リゾート
海辺ではまだ4月上旬なのに早くも日光浴する人も
ヨーロッパの高級リゾート地というような感じ
ビーチにはお洒落なカフェやレストランが軒を連ねています。
平日なのに昼間から休日感覚で飲食を楽しんでいる人が多く、スペインの人はいつ働いているのでしょうか。
アイスクリーム店
市街地から埠頭まではシャトルバスには乗らず、景色を楽しみながら歩いて帰りました。
アフリカ大陸モロッコのメリリャ行きのフェリーFORTUNEメリリャはマラガから200km離れた対岸に位置する町
オランダ国旗がとても似合うロッテルダム
右の建物はマラガ・クルーズターミナル
17時にマラガ港を出港し、380km離れた4番目の寄港地カルタヘナに向かいます。
コメントを投稿する
コメントを書く