バルセロナでロッテルダムを下船してから2日間の市内観光を終え、いよいよ帰国の途に。
バルセロナから帰りの航空便を選ぶ際に重視したのが飛行ルートと機種。
バルセロナから日本への直行便はなく、ロンドンやパリ、アムステルダム等を経由するよりドバイ経由の方が近い感じがして、どうせ乗るなら新しい飛行機が良いと判断。かくしてアラブ首長国連邦・ドバイを拠点とし最新鋭のエアバスA380を世界で初めて発注した航空会社のエミレーツ航空を帰国する便と決めました。
総2階建てで機内に足を踏み入れた瞬間から他の飛行機では味わったことのないゆったりとしたスペースと高級感を感じました。
日本人の客室乗務員も乗務しており、日本語で会話が出来るので気が楽で安心でした。
親切に応対してくれたのが、大阪府池田市出身のWさん。
機内全体で無料でWi-Fiが利用できるというのもセールスポイントなので、Wi-Fiを利用してみたくなりログイン方法を尋ねたら親切に教えてくれたり、ギャレーを見学した際の写真をブログに掲載する事も同僚に素早く了解を取ってくれました。
さすがワールド・ベスト・エアラインを4回も受賞しているエミレーツ航空の客室乗務員だと思いました。
今迄に乗った海外の航空会社の中では一番良く、快適なフライトを楽しめました。
バルセロナ空港の航空便別のゲート表示板ドバイ行きのEK186便の搭乗ゲートはD18であることを確認
バルセロナのエルプラット国際空港
これから乗るエミレーツ航空のA380の尾翼<エアバスA380-800>世界初の総2階建ての史上最大の旅客機2007年初就航全長73m、全幅79.8m、全高24.1m、航続距離15,000km
真剣な表情が漂うEK186便乗務員の出発前ミーティング
搭乗のD18ゲート
静かで広々とした待合スペース
A380に乗り込む前に機首を撮影
見やすい大型画面エコノミー席でもWi-Fiが2時間2MBまで無料で利用できる
エミレーツ航空機内誌の機種紹介ページ
エコノミー席でも明るくて広々とした機内
前方部の席だったので、忙しそうに操縦席に出入りする乗務員の姿が見られた。
ボーイング747以来の片側2発の飛行機に搭乗するのは久しぶり
離陸前の映像もユニーク総2階建の機内イメージが分かりやすい
操作方法が簡単で画面も大きくとても見やすい
飛行機の尾翼から機首方向を写した映像が座席からリアルに見られる
操縦席から見た映像も見られる
最新鋭機だけに窓も綺麗
座席は主翼より前に位置し、視界良好でラッキー!左の海岸はバルセロナの海岸
離陸後、雲の上を左に旋回していることが良く分かる
飛行方向、高度、速度を示す計器類もモニターで見える
飛行機はバルセロナを飛び立ち、地中海上空を飛行
地図を見ているように下界の景色を満喫。コルシカ島の南に位置するサルデーニャ島が見えてきました。
サルデーニャ島からイタリア南部を通りレバノン方面に飛行するルート
地中海の上を飛行し、イタリア半島南端部が見えてきました。
レバノン方面に飛行すると思いきやエジプトのカイロ方面に飛行ルートを変更
高度1万メートルの雲の上を時速1000キロで水平飛行している本機の映像
エーゲ海の南に位置するクレタ島上空を飛行
ナイル川上空のアスワン付近を飛行
暗くなっても視界良好でサウジアラビア西側の町の夜景が見えてきました。
カイロからスエズ運河を通過しヨルダンのアカバ上空を飛行。これから広大なネフド砂漠の上を飛行しドバイに向かいます。
アカバ上空を通過し、いよいよアラビア半島
クエートからバーレーン西側を通りドバイに向かうようです。
間もなくドバイ空港に到着
飛行距離5,130キロを飛行時間を20分短縮し6時間10分でドバイ空港に到着。飛行中は音楽や映画鑑賞して時間をつぶすのが普通ですが、飛行中はこの飛行画面を色々変えてドバイ到着までの6時間ずっと見入り、退屈することはありませんでした。
とても親切でフレンドリーな客室乗務員の皆さんが笑顔いっぱいでポーズをとってくれました。
整理整頓され作業がしやすそうなギャレー
EK186便の食事メニューエコノミー席でメニューが配布される航空会社は珍しい
赤ワインを飲みながら昼食 レンズ豆サラダ、ローズマリーと牛肉、チョコレートアイスエコノミー席でも座席間隔にゆとりがあり、座席も幅が広めでゆったりとして食事が出来ました。
2階席を見学したかったのですが、階段の上り口にロープが引かれて上がれず残念。
前方は操縦席、左は先頭部のトイレ
木目調インテリアの綺麗なトイレ
飛行機のトイレ特有の窮屈な感じはなく機能的で清潔な感じ
24時間営業の空港だけに午前0時というのに乗り継ぐ人でいっぱい
ドバイ空港はスケールがとても大きな空港で関西国際空港行きの便の搭乗ゲートに辿り着くまでに30分位かかりました。機内誌の路線網を見たらドバイから全ての大陸の都市に就航している事に注目。積極的に最新鋭機材を導入するなどサービスと安全性を重視するエミレーツ航空にすっかり魅了され、エミレーツ・スカイワーズに早速入会しました。
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