蒲郡港にダイヤモンド・プリンセスが初寄港するというので見物に行って来ました。
まず驚いたのが蒲郡の街中の至る所が平日にかかわらず人や車でいっぱい。代表的な観光スポットの竹島へ行ってみたら通常は簡単に停められる駐車場もシャットアウトでした。
次に驚いたのが沢山の外国人が蒲郡の町を闊歩している光景です。ダイヤモンド・プリンセスの日本発着クルーズは少し前までは8割位が日本人だったのが、今では大半が外国人。日本周遊のクルーズが外国人に人気が出てきた現象だと思いました。
シャトルバスに乗って11号岸壁に行ったら見物客でいっぱい。これまで見て来た日本の寄港地の港の雰囲気と違います。
ダイヤモンド・プリンセス初寄港に照準を合わせて蒲郡市の関係者が綿密に計画して進めて来た準備の成果だと感じました。
兎に角、見物に訪れた人達が大型客船ダイヤモンド・プリンセスを初めて目の前で見た時の歓声があちこちで聞こえ、感激して興奮しているのが印象的でした。
蒲郡は西浦温泉・蒲郡温泉・三谷温泉などの温泉地や岡崎城、豊川稲荷が近くにあり、蒲郡競艇やリゾート施設「ラグーナテンボス」のテーマパーク「ラグナシア」などもあり、老若男女問わず観光が楽しめてクルーズ客船の寄港地として理想的な港であると感じました。
『海のまち蒲郡で、はじめてのお出迎え』のダイヤモンド・プリンセス歓迎のリーフレット。蒲郡市民には事前に配布され、三河港蒲郡地区クルーズ客船受入協議会(蒲郡市土木港湾課)の熱意と情熱が伝わってきます。
11号岸壁から竹島祭り会場と西浦温泉、形原温泉、三谷温泉行きの無料シャトルバスが運行され、日帰り入浴受入可能施設も案内。
おもてなしイベントの中心といなる竹島祭り会場の案内図
既に大勢の外国人観光客が竹島に訪れ、街へ繰り出していました。
高台に登りダイヤモンド・プリンセスを望遠レンズで撮影
竹島園地俊成苑では飲食などの出店が並んで観光客が押し寄せていました。
三河の国の国司として蒲郡を開拓し、平安時代の代表的歌人で百人一首の詠人でもある藤原俊成の銅像とダイヤモンドプリンセス
竹島とダイヤモンドプリンセス
国際観光旅館の第1号に指定された由緒ある蒲郡クラシックホテル。蒲郡クラシックホテルでは着物講師による着付けや組みひも、抹茶などの伝統文化体験も用意し おもてなし。
競艇場だけに駐車場も広く簡単に駐車出来ました。
岸壁には一般車両やバイク・自転車も入場することはできず、蒲郡駅・ボートレース蒲郡・竹島の3ケ所からのシャトルバスでしか行けません。3ケ所のシャトルバス乗り場の選定も良く、長蛇の列の見物客を上手く運行していました。
名鉄バスをチャーターしてのダイヤモンド・プリンセス号行きのシャトルバス
『ようこそ蒲郡へ』の歓迎プレート今回は3月26日に横浜港を出発し、蒲郡、大阪、高知、韓国釜山、四日市に寄港して横浜へ戻る9日間のクルーズ
船が着岸したのは蒲郡駅から南西約二キロの蒲郡ふ頭11号岸壁。岸壁は普段は輸出用の自動車運搬船などに使われています。従来の幅250mから350mに延伸する工事が完成したばかりの11号岸壁に停泊中のダイヤモンド・プリンセス。
11号岸壁は見物客で大賑わい!市や観光関係者でつくる三河港蒲郡地区クルーズ客船受入協議会(蒲郡市土木港湾課)が中心になり、綿密に準備が進められた成果が窺われました。
名古屋税関の車両も出張
ダイヤモンド・プリンセスの名前入りの桝IDカードを提示した乗船客だけに日本酒試飲サービスと桝がプレゼントされていました。
分かりやすい会場案内図
地元の高校生や大学生を含む通訳などのボランティアが乗船客にアンケートを取ったり観光ガイドをしていました。
先日のパナマ運河クルーズではWi-Fiスポットが簡単に見つからず困りましたが、無料Wi−Fiスポットが船のすぐ目の前にあり便利で親切。乗船客やクルーが集まり、寄港地では恒例の風景です。
ステージイベントや飲食や物販ブースもあり乗船客と見物客で大賑い
11号岸壁で配布されていた観光ガイド日帰り入浴、グルメ、観光などの記事がきめ細かく英語と日本語で記載されおり、今迄に筆者が訪れた日本や世界各地の寄港地の観光ガイドの中ではトップクラスの観光ガイド。寄港地でこのような観光ガイドが配布されたら乗船客も安心して観光できます。蒲郡市が誘致に努めた結果、ダイヤモンド・プリンセスは来年4月3日と11月12日にも蒲郡寄港が決まっているそうです。
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