セレブリティ・ミレニアムで航く2019年秋の日本周遊クルーズに乗船してきました。
セレブリティ・クルーズの船には乗船したことがなく、日本発着クルーズには2年以上乗船していなかったし、日本の寄港地での受け入れ状態も見て回りたいと思い、乗船しました。
最近は遠い異国の地でのスリル満点の個人旅行によるクルーズばかりだったので、たまには日本近海を気楽にクルーズするのも良いかと思いました。
今回は「日本クルーズ&フェリー学会」の外航クルーズ研修会での参加なので、クルーズ中は船舶に関する専門家の講演があったり、学会員や船旅の達人と一緒にクルーズして交流できたのも大きな成果でした。外航クルーズ研修なので同好の士が参集し、今迄のクルーズとはひと味違います。
今回は横浜⇒広島⇒北九州⇒釜山⇒舞鶴⇒金沢⇒秋田⇒青森⇒横浜の10泊11日の行程です。これから寄港地順にレポートしていきます。
<セレブリティ・ミレニアムのシップデータ>
セレブリティクルーズのフラッグシップ
総トン数90,940トン、全長294m、全幅32m、乗客定員2,218名、
乗組員1,024名、巡航速度24ノット、船籍マルタ、喫水7.9m、
就航年2000年、改装年2019年2月
日頃は在来線暮らしの為、新幹線に乗る機会はめったにありません。この日は休眠状態のジパング倶楽部を利用し、乗車券・特急券含めて3割引きで切符を購入。
セレブリティ・ミレニアムに乗るために名古屋から新幹線に乗って目指すは横浜へ。
ジパング倶楽部はのぞみには乗車できないので、途中豊橋しか停まらない ひかりを選んで乗車。
今日の天気予報は曇りのち雨。曇り空にもかかわらず浜名湖辺りから富士山が見えてきました。富士川鉄橋を渡る時には富士山が麓から頂上まで見え、相変わらず天気男は健在です。
名古屋駅を出発してから2時間後には桜木町に到着。
驚いたのは天気予報に反して快晴。
青空に映える みなとみらいの景色が出迎えてくれました。
乗船手続きしてしまうとセレブリティ・ミレニアムの全形写真が撮れないので、途中赤れんがパークに立寄り撮影。
船体塗装が上部甲板以下がすべて濃紺に変わって今までと随分イメージが変わりました。
セレブリティ・ミレニアムとは初対面の瞬間。
セレブリティミレニアムは文字通り2000年に就航。2019年にセレブリティクルーズは創業30周年を迎え、「セレブリティ・レボルーション」と名付けた一大プロジェクトが始まり、セレブリティ・ミレニアムはその1隻目として本年2月に大改装。
鳥羽では赤いハンカチで見送りですが、横浜は黄色に染めて見送るようです。
船内を歩き回っている内に出港してしまい、残念ながら黄色に染まる大さん橋を見逃しました。
大さん橋ターミナル前で係員がスーツケースを預かってくれ、手ぶらで受付に向かえました。
事前にオンラインチェックイン手続きをしていたので、待たされる事なく極めてスムーズに乗船。
11時半から12時に乗船予定が11時には乗船。
昨年バンクーバーでノルウエイジャン・ジュエルに乗船した時、立ちっ放しで3時間も並ばされた時とは大違い。
明るい雰囲気のキャビン前の通路
キャビンに入るとウエルカムスパークリングワインとウエルカムウオーターが提供されていました。(コンシェルジュクラス特典)
客室テレビのトップ画面
利用したのはコンシェルジュクラスのベランダ客室
明るい雰囲気の部屋ですが、ベッドの幅が狭く寝ている時に落ちそう。
ベランダ側から見たキャビン
コンパクトに配置された洗面所とトイレ
大改造されて半年後なので、リフォーム後の家みたい。
適度な広さで使いやすい可動式シャワー
カーテン式ではなく透明ドアなので水が飛び散らずグッド。
キャビンから眺める みなとみらいの景色
今回横浜から1,728名が乗船。日本人は1,680名、アメリカ人10名、ベトナム人10名、韓国人7名、カナダ人4名、中国人3名、台湾人2名など16ヶ国人が乗船。97%が日本人なので気楽です。
乗船説明会が行われ、出港前に緊急避難訓練が行われました。
沖縄近海で発生した台風の日本上陸が心配される中で小雨が降る中を午後5時に横浜大さん橋を出港
ベイブリッジを潜り、いよいよクルーズの始まりです。
ベイブリッジの後方に見えるのは帰港した時に接岸する大黒埠頭。
これから時計回りに本州を一周し、10日後に大黒埠頭に戻って来ます。
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