強風吹き荒れる白く猛々しい断崖絶壁
船は日の沈みかけた夕刻、ボニファシオにゆっくりと入港する。白い断崖絶壁の入り江は荘厳で宗教色の濃いバックグラウンドミュージック付きで厳かに進んでいく。
乗客はそれぞれの思いでこの白い断崖に思いを馳せながらデッキから眺めている(ように見えた)。ベルギーからきたこの旅の最高齢の紳士と言葉を交わしていると、ふと、Takeshiやダイビングインストラクターを含めた数人の男たちが何やら盛り上がっている。
視線の先には超金満船。モデルらしき女性がポーズをとって撮影をしているではないか!望遠まで使って水槽があるだのなんだの、ロシアンマフィアかなぁとか、想像たくましいボーイズトークはつきなかった。
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