帆船ポナンはオープンブリッジ、いつでも気軽に出入りすることができた。さすがはオーナー気分でクルーズというコンセプトでつくられた旅である。
しかしながら客室が多いとそういうわけにもいかず、リリアルでは7泊8日の旅程で英語、フランス語の計2回の見学日が申込制で設けられていた。 単にフラフラみて終わりかと思いきや、まじめなキャプテンは船はなぜ進むのか、どのように船は進化していったのか、月の満ち欠け、羅針盤に至るまで、小学生の参加者に時折質問を交えながら丁寧に説明してくれた。お客様をもてなし、航海の全責任を背負う、大変な役割を担うキャプテンのお人柄がわかるツアーであった。
船員のヒエラルキーはとても明確で有事の時はこうした指揮系統が機能していないと、混乱を招く。若い船員はピりっと、テキパキした印象でとても好感が持てた。未来のキャプテンよ、がんばれ~
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