船上口コミ調査
クルーズ中、あちこちで乗客同士の話に花が咲く。フランス人はポナン一筋派が多く、ほかの船の話にならずにどちらかといえばポナンへの苦言みたいな話になってしまうことが多い。これもポナン愛が強いからこその証である。期待値は常に高く基準は自分である。ヨットオーナーの気分でというコンセプトが忠実にヒットしている。その他の乗船客は実にいろいろな船を体験しているようで、生の情報を収集することができる。
パトモスに停泊中、地元のレストランで昼食を楽しんでいると、ふと隣席をみるとポナン乗船客がいるではないか。こういう場で自己紹介がてらクルーズトークが始まる。オーストラリアから来たカップルは、Windsatarの心地よさを語ってくれた。食事も居室の広さを含めた居心地はポナンよりウィンドスターの方が勝っていると言い張る。彼らはポナンの食事にはあまり満足していない。初めてのフレンチスタイルにはいろいろな点で戸惑いがあるようだ。
我々が翌年にSeabournに乗船することを伝えると、最高のところを選んだので、もう元には戻れないといわれた。本当にそうなるのだろうか。アマノジャク女としてはとても楽しみだ。ん?なら、なぜにYOUは今回ポナンで浮気を?
今回仲良くなったベルギー、ワロン語圏のカップルは、Seabournにも乗船したことがあり、彼らにもいろいろ話を聞いた。確かにサービスは過剰なほど良いらしく、終始気分が高揚するが、今回初めてポナンを体験し、このサイズ感をとても気に入ったという。また次もポナンを考えているみたいだ。
サイズ感。そう、丁度いいサイズ。乗船客がお互いに顔を突き合わせるが、程よい距離感があるサイズ。クルーズ船選びはそれぞれの嗜好があり、どれが自分に心地よいかは実際体験してみないわからないわな。
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