写真は前船名だった「Alexandr Pushkin」時代のものです。
実は、往年の名船のほうに入れようかとも思ったのですが、なにせ現役の船なので
"往年の〜"って言うのはまずいかなと思い直しました。
SHIP FACT MS Marco Polo Built: Mathias-Thiesen Werft Launched: 1965 GRT: 22,181 tons Length: 577 ft Beam: 77 ft Draught: 26.9 ft Propulsion: Sulzer diesels, twin screw Speed: 20 knots Crew: 350 Passengers: 826
現在でこそ、極地クルーズの船として確固たる位置を占めている船ですが、
実はこの船は、もともとソビエト連邦の外貨稼ぎの為の重要な位置を占める
目的で建造された船でした。
ソビエトの旅客船は、安価なクルーズ航海向けに西側の会社にしばしば傭船
されているのです。
特に有名なのが、俗に「作家クラス」と呼ばれている5隻の姉妹船です。
1964:IVAN FRANKO(1997解体)
1965:ALEXANDR PUSHKIN(現マルコポーロ)
1967:TARAS SHEVCHENKO(2005解体)
1968:SHOTA RUSTAVELI(2003解体)
1972:MIKHAIL LERMONTOV(1986沈没)
IVAN FRANKO
SHOTA RUSTAVELI
残念ながら、マルコポーロは大掛かりな改装を経ており、オリジナルを留めている
とはいえない部分も多々あるのですが、旧ソビエト製の船っていうのも、なかなか
興味深いので、是非、乗ってみたい船だったりします。
ライタークラスで残ってるのはこの船だけなんですね。 船歴41年ですからいつ引退してもおかしくないな〜。
マルコポーロは、適当な代替船が今のところないですから、壊れない限りは暫く大丈夫な気はしますけど。ただ、極地クルーズは結構、綱渡り的な運航してるみたいで、ちょっと心配ですね。
こんばんは、うちの夫が「これはすごいな〜」と言っております。図鑑で見たことがあるとのこと。夫は貨物船でも船名がわかるほどのオタクらしいです(笑)
貨物船の船名が解っちゃうって、す、す、すごいです! 私には無理…(^_^;)
この作家シリーズの船が日本に来た時の写真を記事にされてる方がいらっしゃいます。skyblueさんのブログも是非ご訪問ください。 http://blogs.yahoo.co.jp/skyblue0910
マルコポーロが気になってこの記事を見つけました。1974年ごろのマルコポーロはこの船ですか? 白黒でわかりませんが、香港で見た当時緑色だった気がするのですが。
マルコポーロになったのは1990年代に入ってからですから、cruise_qm2さんが見られた船がマルコポーロっていう船名だとしたら違うと思います。あと、こういう船だったということだとしても、5隻姉妹船があるので、どれだかを特定するのは難しいですね。色は緑だった時代があるのかは私の持っている資料では解らないです。skyblueさんの記事で、1980年代のプーシキンのカラー写真が載ってますが、あれって、緑なんですかね????
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