007シリーズからもう1本ご紹介します。
『007 黄金銃を持つ男』
The Man with the Golden Gun
製作年 : 1974年 製作国 : イギリス 時間 : 125分 公開日 : 1974-12-21〜 スタッフ 監督:ガイ・ハミルトン 製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ 脚本:リチャード・メイボーム、トム・マンキーウィッツ 撮影:テッド・ムーア、オズワルド・モリス 編集 :レイ・パウルトン、ジョン・シャーリー 主題歌:ルル プロダクション・デザイン:ピーター・マートン 特殊効果:ジョン・ステアズ 視覚効果:デレク・メディングス メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー キャスト ジェームズ・ボンド:ロジャー・ムーア メアリー・グットナイト:ブリット・エクランド フランシスコ・スカラマンガ:クリストファー・リー アンドレア:モード・アダムス ペッパー保安官:クリフトン・ジェームズ ニック・ナック:エルベ・ヴィレチャイゼ ハイ・ファット:リチャード・ルー M:バーナード・リー Q:デスモンド・リュウェリン マネーペニー:ロイス・マクスウェル 【解説】 イアン・フレミングの最後の007長編小説(早川書房版の邦題は『黄金の銃をもつ男』)を原作とした1974年公開、ガイ・ハミルトン監督のスパイアクション映画。007シリーズ映画化第9作。 【ストーリー】 イギリス秘密情報部にボンドの番号007が刻まれた黄金の銃弾が届く。それは「黄金銃を持つ男」の異名を持つ殺し屋フランシスコ・スカラマンガからの抹殺予告の様に見えた。自ら調査に乗り出したボンドは、太陽エネルギー開発の鍵となる「ソレックス・アジテイター」をめぐってスカラマンガと対決することになる。 【みどころなど】 謀略の黒幕であると同時にボンドと互角のアクションも自らこなし、どこか哀愁を誘う経歴の持ち主でもあるという、シリーズ通じても希有な名悪役スカラマンガをクリストファー・リーが好演している。万年筆、ライター、カフスボタンなどを組み立てて完成する「黄金銃」をはじめ、本家ボンドカーの向こうを張って飛行機に変形する愛車など、数々の秘密兵器を駆使してボンドと渡りあった。また部下でありながら、彼の遺産を虎視眈々と狙うニック・ナックとの関係にも独特のものがある。
登場する客船
作品中、香港の英国情報部の秘密事務所は、クイーン・エリザベス(Ⅰ世)号の残骸の中にあるという設定。同船は退役後、ビクトリア・ハーバーで大学校舎として使用されたが、1972年1月9日に火災を起こし、残骸と化していた。本作撮影後の1975年、撤去されスクラップとなった。
Technical Specifications Gross Tonnage - 83,673 tons Dimensions - 300.94 x 36.14m (987.4 x 118.6ft) Number of funnels - 2 Number of masts - 2 Construction - Steel Propulsion - Quadruple screw Engines - Single reduction steam turbines Service speed - 29 knots Builder - John Brown & Co Ltd, Glasgow Launch date - 27 September 1938 Passenger accommodation - 823 1st class, 662 cabin class, 798 tourist class
以下、作品中での登場シーン。
映画自体は見たことがないですが、あの朽ちたQEⅠは本物ですか?火災を起こしたとはいえ、女王の名を冠した船をあのまま放置しておくなんて・・・・
本物です。
映画撮影の翌年、スクラップとして解体されるまであそこに放置されていたんです。火災が起きた時、船の名前はすでにQEではなかったんです。"シー・ワイズ・ユニヴァーシティ"という船名でした。
むわ〜〜、貴婦人の廃墟なんて見たくないよお〜〜(涙)こんな残酷な光景を放置しておいただなんて。
世界にはいろいろなことがあるし起こるものなんですね。
このQE1のことを考えれば、QE2はまだしも良かったと言えるのかも知れません。
この光景、終戦を迎えた呉沖の艦艇の様子とそっくりですね。いずれも悲しい姿です。
この時代の船だと、不燃材の割合やら、消火設備の問題などで、火災には脆かったであろう事が容易に想像出来ます。そもそも今の船であれば、船体の外部構造が変わってしまうほどの焼け方はしないでしょうし…
こういった場所を映画に使ってしまうっていうのも、ある意味凄い事です。
おじゃまします♪
007の映画見てて、今もまだ放置されてるのかな?などと検索してこちらのブログを見つけました!
すごく参考になりました♪
船って、結構出てくるんですよね。
お役に立ててよかったです。
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