ホントなら"地図屋"さんのような専門家の方に解説してもらうのが一番だとは思うのですが、
僭越ながら、ど素人の私がアウトラインをひとくさり...(^^!
「世界バリバリ」じゃないですけど、なんだか物凄く誤解されているようですし。
YAHOOのブログ見てても、誤解してると思われる記述多数...
まぁ、ここでひとくさりしたところで、どうなるわけでもないでしょうけど...(^^!
「トン」の由来は酒樽を叩いた音
船の大きさを現す時に使われている単位で"トン"ってありますよね? これ、実に紛らわしいのですが、1000kgを示す"トン"とは違う単位なのです。 船の大きさを表している"トン"という単位、じつは酒樽を叩いたときの“トン”という音に由来するのです。嘘っポイ話ですが実は本当の話。 これは、そもそもワインの輸送手段として船が使われた時に、ワインの酒樽が何個積めるかで船の大きさを測っていたというのが由来だそうです。当時の酒樽1個の容積は約40立方フィート(フィートという単位に馴染みが無い我々日本人にはわかりにくい単位ですが、およそ1100リットルに相当します)。これにワインをいっぱいに詰めると2,240ポンドになり、これをメートル法で表すと1,016キログラムになります(ワインの比重の問題で前述の数値とは異なります)。このため、以前のイギリスの単位では、1トンは1,016キログラムでした。しかし現在ではメートル法が適用され、1,000キログラムが1重量トンになっています。容積も、かつては酒樽1個を単位としていたが、こちらも100立方フィート(約2.8立方メートル)が1総トンとなり、現在では船の容積に一定の係数を乗じて得られた数値を1総トンとしています。この"一定の係数"が曲者で、"総トン"という言葉を余計解りにくくしています。 現在総トン数1トン当りの容積は、小型船で6〜7立方メートル程度。 4000トン以上の船舶では 4.5 立方メートル程になります。
ココへ遊びに来ていただいている方は、是非、"船のトン数っていうのは、重さじゃなくて容積"っていうのを覚えていてくださいね。
国際総トン、国内総トンその他、船の"トン"にまつわる話は別の記事で...
過去、私の乗船暦で一番大きい船
プリンセスクルーズ"スター・プリンセス"。 乗ったことのある船大きい順ベスト5 108,806t プリンセスクルーズ スター・プリンセス 76,583t スタークルーズ スーパースター・レオ(現ノルウェージャン・スピリット) 75,951t コスタクルーズ コスタ・ヴィクトリア 73,937t ロイヤルカリビアン モナーク・オブ・ザ・シーズ 70,327t キュナード QE2 ※船内見学などで停泊中に船内に入った船は除外 年末に乗るラプソディ・オブ・ザ・シーズは 78,491tなので、2番目に大きい船になる予定。
「トン」の由来は初めて知りました。面白いですね。ありがトン。
p.s.写真の場所は香港でしょうか??。
はぁ〜い、香港です。
スタープリンセスの処女航海で、香港から大阪まで乗りました。
知りませんでしたぁ〜。。。
とんとんさんが喜びそぉ〜〜〜トン!(笑)
"とん何頭分"だったらもっと喜んでもらえたかも...(^^;)
って、重さじゃないので...
換算しちゃダメなんですよ。というか換算のしようが無いというのが正解です。しいて換算するなら、例の"東京ドーム何個"って言う方がよりふさわしいです。
素晴らしいお船に乗船しておられたんですね、私の弟は長崎で造船の仕事ですが、船旅は長期航路のため、内装にも随分気配りが必要のようで色々工夫しているようですよ。
おおっ。となると、D.PやS.Pの建造にも携わられたのでしょうか。
凄い経験ですよね。あの2隻の後、クルーズ船を受注しなくなってしまったのは寂しい限りですが...
唯、船に乗っているだけで船そのものには全く無トン着、トンと知らないことでした。
知ったかぶりをして船友に教えちゃおうと思っています。
はぁ〜い、ガンガン広めてください。
そして皆で無知蒙昧で阿呆で無反省なテレビ局を笑ってやりましょう!!
うっ...コメントできない...(^^;)
ありがとうございます。
コメントしてきました。ご参考までに。
乗船されている顔ぶれ。。生唾があ〜〜( ^)o(^ )
んふふ。。トン。。の復習、できました〜〜
ありがとう〜〜(^o^)/
そうですね。あまり日本には馴染みが無い船が多いかも...
マメに日本にきてるのはQE2だけですね。スタープリンセスは処女航海の時に一度来日したきりですし。
トンの由来が音からだったとは・・・・ 勉強になります。鶏の鳴き声が”コケコッコー”と”コッカドゥルドゥルドゥー”と国によって違うので、もしかすると”トン”ではなく”ポカ”や”ゲス”なんてなっていたかも?と思うと面白いです。12000ゲス・・・・
登場が遅れまして。。。
船の大きさを示すトンには2種類ありまして。。。
「容積トン」と「重量トン」です。
容積トンは「樽を何個積めるか」です。だから樽を積めないところを除きます。それには難しいルールがあって。。。その話はここではやめます。。。
重量トンは、代表的なものとして「排水量」と「載貨重量トン」が主でしょうか。軍艦の大きさは排水量ですね。
たとえば「20万トンタンカー」とは、最大積載油の重量のことです。
以上、簡単な解説でした。
地図屋さん、ありがとうございます。
重量トンの方は敢えて触れませんでした。解説、ありがとうございました。
ああ、コメが逆になってしまった...(^^;)
何がどう関わってたかでいろいろと変わりそうですよね。
"トン"じゃないほうが、紛らわしくなくてよかったかも。
建物と同じように、床面積で言ってくれたら随分わかりやすいのにと思います。空間部分も大切なので容積も立米で併記してくれていればごまかしようがありません。
確かに...
SI単位系が導入されている筈なのに、こういう独自な単位が幅を利かせるっていうのは困ったものです。単純に長さと幅と高さで大きさを比べる方が確実かもしれませんね。そうすれば国内総トンや国際総トンに惑わされずに済みますし。
このトンと航海区分は海技士免許を取得するために非常に関係することですね。 うちの実習船はちなみに600トンですので船長になるのに2級海技士免許以上が必要なわけです。以上専門知識でした。
リョウさん、こんばんは。
世間で一番誤解されてる単位ですよね…(^^;)
ロクに調べもしないで臆面もなく公共の電波に載せてしまうマスゴミにも困ったモノです。
逆に言えば、その船に関する放送がまともな情報かどうかを測るひとつの試金石にもなってますね。
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