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船の本 「フェリー活用読本」

シリーズ  書庫:船の本

この1,2週間で、実は船関連の本がドサッっと出版されてます。
順番にご紹介します。


『フェリー活用読本 ——気軽に楽しむ船旅ガイド』

谷川一巳 著 定価1,785円(本体1,700円+税) ISBN978-4-88732-180-9 【内容説明】 日本でも船旅を楽しめるところは多い。 各航路の特徴、乗船までや船内でのノウハウ、知っておきたい船の雑学などを、実体験に基づいて紹介! 「車なし」でカーフェリーや旅客船を使い、いつもと違う“スローな旅”を楽しもう。


与太爺的コメント

"もっと船の旅に注目してみたい" というのがコンセプトの本らしいのですが.... どうも空回りというか、いまひとつ、ノリが悪いんです。 読んでいてとても"いらつく"んですね。 嘘とまでは言いませんが、ちょっと調べが足りないまま独善的に話が進んでしまう感じといえばいいんでしょうか...資料としては役にたたない本ですね。 とくにクルーズ船の記述はひどいです。船名は正しく書かれていないし、情報は古いし、感想はとても偏ってるはで読むに耐えません。とても残念です。 この本に書いてある船旅の世界観は、"船は宿代わり"っていう事だけです。 船好きからすると、物足りなく感じてしまう最大の要因でしょうね。 読まなくてもいい本だと思います。


内 容

序 もっと船の旅に注目してみたい 第1章 長距離フェリーに乗ってみよう フェリー航路はどこにある? 船中泊は宿と同じ 日本の航路をその距離で3種に分けると JRの寝台車よりずっと格安、高速バスよりずっと快適 お勧めは2等寝台 フェリー会社のサービスは各社さまざま インターネット予約割引は見逃せない 意外にも特等、1等から予約が埋まる 港へのアクセスは重要なチェックポイント 夏季の北海道航路はライダー御用達便 関西、北海道以外を発着する長距離フェリーはいくつある? バジェットトラベラーはもっとフェリーを上手に利用すべき 船旅に心得ておかなければならないこと 独特の旅情に溢れる長距離離島便だが 減少傾向にある長距離フェリー 船会社も船旅の魅力を大切にすべき コラム 東京から格安交通手段+フェリーの旅1 * 「ムーンライトえちご」+新日本海フェリーで小樽へ * 「青春18きっぷ」+阪九フェリーで九州へ * 高速バス+関西汽船 第2章 地域の足として活躍するローカル航路を楽しむ 現在でも味わえる瀬戸内連絡船旅情 「○○瀬戸」を通過、船で瀬戸内を渡る楽しみ 橋でつながってもまだまだがんばる四国へのフェリー 船旅旅情満点! 四国と九州を結ぶローカル航路 格安便まである青函航路、東京からの意外な割引切符も 船会社の経営するバス会社もある 西伊豆への格安ルートはフェリーを使う 渡船気分で乗れる航路距離10キロ以下のフェリー 短いベストシーズンに観光客殺到だった利尻航路 屋久島への格安便は「貨物船に人が乗る」 コラム 東京から格安交通手段+フェリーの旅2 * 北海道への究極の格安旅 * 飛行機+四国開発フェリー 第3章 船の雑学 船旅との出合い 大型フェリーでも揺れるときは揺れる 「飛鳥」より新日本海フェリーのほうが大きい!? 船のスタイルに迫ってみよう フェリーはどのくらいの速度で航行しているのだろう 船のブレーキはどうやってかける? 船名はどうしてひらがなが多いのか? 日本ではいまひとつ広がりを見せないクルーズ船 第4章 海を渡って海外へ 気軽な国際フェリーが味わえる日韓航路 フェリーだけ使って2カ国周遊のツアーがある! バルト海を思わせる客船のロシア航路 第5章 海外で楽しむ船旅 日本の中古船に再会できるアジア諸国 大都市を行く街中のフェリー * 「東洋の真珠・香港」が体験できるスターフェリー * ペナンへは心癒される約20分の船旅 * イスタンブールのヨーロッパとアジアを結ぶフェリー * 悠久の国、中国を肌で感じる青島のフェリー * マンハッタンと郊外を結ぶニューヨークのフェリー * フェリーから眺めるシアトルの街は絶景 フェリーで結ぶニュージーランド北島と南島 太陽輝く地中海の船旅 大型フェリーで旅する北欧&北海 意外にカジュアル! カリブ海クルーズ あとがき 資 料 長距離航路(300km以上の都市間便) 長距離航路(300km以上の離島便) 中距離航路(100km以上300km未満500t以上の船) 短距離航路(100km未満500t以上の船) 国際航路 日本のクルーズ客船 遊覧船、レストラン船(500t以上の船) 世界の主要クルーズ船会社


らつ子

読まなくてもいいような本を読まずに済んで感謝です。世の中にはいい加減な情報が多すぎますね、私は最近余り信じられなくなってきています。
サンフラワーに二度特等室で乗船しました。にっぽん丸、ふじ丸乗船の直後でしたから落差を感じましたが食事以外はまあまあでした。

読み終わって、この本はどういう人をターゲットに書かれた本なんだろうって考えちゃいましたね。で、出た結論は、船以外の乗り物マニアに対する船の入門書っていう事なのかなっていう感じです。
船好きがターゲットじゃないですね。
フェリーの特等と日本のクルーズ船。これ、結構永遠のテーマです。
私から見ると、どっちもどっち。ただ本来、同じ土俵で比べるものじゃない筈なんですけど...情けないのはどっちかっていうことですかね...

こたけ

イスタンブール(ボスポラス海峡)のフェリーというのは気になりますね。行けもしないくせに時々買うイ市の観光案内に海峡クルーズとしてよく載っていますし、フェリーも盛んな地域です。橋が2本、今はトンネルも掘っていても、やはり東西を結ぶのは船!という自負があるようで面白いです。いつか乗ります(笑

海外のフェリーはそれこそ玉石混交ですね。私もそんなに乗っている訳では有りませんが、とても印象に残っているもの、ぜんぜん記憶に残ってないもの、どちらもあります...(^^;) ヨーロッパは川船や湖の船も面白いです。

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