大人の社会科見学でロイヤルウィングをご紹介したので、関連してご紹介します。
美しいイラストと写真で「客船」を紹介する「日本の客船シリーズ」から、第3号が
7月20日に出版されています。
くれない丸/むらさき丸
モデルアート 日本の客船シリーズ No.003
発行: モデルアート 著者:西村慶明 B5版 平成19年7月20日発行 税込価格:1,470円
内容目次
・ ツイン・ビューティーの物語 ・ 側面図で見る各船の変遷 ・ 船体配置図 ・ シップデータ ・ 宝田直之助氏インタビュー
内容紹介
戦後に建造され、大阪<->別府間を結んでいた関西汽船の"くれない丸"を特集した本です。 関東の船ファンには横浜のロイヤルウィングとしても知られている船です。 昭和35年生まれ。フェリーではなく純粋な客船(クルーズシップ)として生まれた、現在で考えると珍しい船になるのでしょうか...ターゲットは新婚旅行客。ただし、定期客船として運航する必要から、3等船室も設けた設計で、帰郷客や修学旅行生も乗せていました。 このポジショニングは見事に当たり、盛況をもたらしたのですが、逆にこれが、関西汽船のフェリーへの移行 を遅らせてしまった原因にもなってしまった皮肉な船でもあります。 この「くれない丸 (ロイヤルウイング)」と「むらさき丸」の船歴を、テキストと写真、資料で解説したのが本書です。
与太爺的感想
シリーズ三冊目です。 過去二冊は、 ・モデルアート 日本の客船シリーズ No.001 「橘丸」
・モデルアート 日本の客船シリーズ No.002 「に志き丸 こがね丸 るり丸 〜瀬戸内海の貴婦人〜」
になります。 シップデータは 船名:くれない丸 総トン数:2,912トン (むらさき丸 2,912トン) 主要寸法 全長:86.7m 船幅:13.4m 喫水:6.2m 主機関:ディーゼル 2,700PS×2基 航海速力:19.5ノット 旅客定員:1,184名 となります。 非常に美しいイラストと写真、貴重な資料が満載な本です。 ロイヤルウィングファンなら、是非持っていたい本ですね。
くれない丸には40年ほど前になりますが、記事の通り修学旅行で大阪から別府へ乗船した事があり、当時の記憶が薄っすらと蘇ってきました、ありがとうございます。
インサイドには当時を偲ばせるモノは残っていないかもしれません。
でもアウトサイドデッキなら、多少は偲ぶ事が可能かも…
ランダムデうかがいました。
この本、先月鉄本を買いに行った神保町の書泉グランデで見ました。
私の実家には昭和50年代に売られていた、関西汽船の絵はがきセットが出てきましたよ。それにはこの「くれない丸」の写真も・・・。私は小豆島に行くのに乗った「まや丸」なんかも懐かしいです。
どうしましょ・・
欲しい本が・・どんどん、増えていきます〜〜〜\(◎o◎)/!
こじ太郎さん>それは貴重ですね。記事にされるの楽しみにしてます。
この本はおとみさんのツボに来る本だと思いますよ。
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