昨年の出版なのでご存知の方も多いかとは思いますが、先日訪れた海文堂さんでもかなり目立つ場所に置かれていました。海文堂さんのHPでも紹介されている本です。
のっけからQM2のデータが間違っていたりして(喫水のデータ...)ズッコケますが、至極真面目な本です。
船 この巨大で力強い輸送システム
船の世界史を知って現代の船を理解する本
野澤和男 著 (工学博士) 出版社: 大阪大学出版会 (2006/09) B5判・268頁(口絵カラー4P) 本体2600円 税込価格2730円 商品の寸法: 25.4 x 18.2 x 1.6 cm ISBN-10: 4872591550 ISBN-13: 978-4872591552 ISBN4-87259-155-0 C3056
概要
※以下、大阪大学出版会書籍解説より引用
世界に海がある以上、船は必要不可欠なものである。65億人以上の人口を抱える世界が、経済的・社会的に発展してゆくために、大中小さまざまな船が毛細血管のように張り巡らせた航路を、エネルギー資源、車、食品、製品など、世界の輸送物の99%を絶え間なく、ゆっくりと、環境に優しい方法で輸送している。 本書では、航空機よりも効率的でかつ巨大な輸送手段である「船」について、その「かたち」や「しくみ」を、人類最古の船「カヌー」や「パピルス」から始まり、現在の世界最大の大きさを誇るクルーズ客船「クイーン・メリー2世」までを例にあげ、具体的な絵や写真とともに解説。また船のメカニズムや性能、理論についても詳説。
目次
第1章:船とはどのようなものか− 船を眺め、その特徴と役割を観察する。 第2章:船の世界史と日本の造船史— 丸木舟から現在までの船の世界史、日本の造船史をたどる。船はどこから来たのか、船とはどのようなものか、船はどこへ行くのかを考える。 第3章:船の分類をしくみー 船の定義、用途と種類、船の形と線図、一般配置と構造、各部の名称、機関とプロペ ラを知り、船がどのような流れで作られるのか理解する。 第4章:船の性能と理論— 船が作る美しい波、船はなぜ浮くのか・転覆しないのか、なぜ転覆事故が起こるのか、船の走るメカニズム、旋回のメカニズム、波の中の運動、実験施設と計算技術。
凄いですね。
工学博士が書かれて、学会賞まで取ってるんですね!
図書館で探してみようと思います。
この手の解説書って、時々、忘れた頃に新しいモノが出てくるようです。
今のところこの本が一番最新の内容でまとめられているようですので、是非手に入れて船への理解を深めて欲しいモノです。
ご紹介、ありがとうございます。
船を知るには最新の参考図書ではないかと思います。
地図屋さんのご推奨なら間違いないですね。v(^^)
海文堂さんで。。買おうか買うまいか、悩みぬいた本です(^^ゞ
やはり、読みたくなっちゃいました・・。
頭の中を整理するのにいいかな〜?
断片的な知識を整理/統合するには最適かもしれませんね。
階段を上がってすぐのところに平積で置かれてました。
コメントを投稿する
コメントを書く