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船のマメ知識 船の歴史・種類編 「船の黄金比」

シリーズ  書庫:船のマメ知識

ふね検に備えてというわけではありませんが、問題集からいくつかピックアップしてご紹介します。
まずは歴史・種類編から。


長さ130m以上もある巨大なものであったとされる「ノアの方舟」。その長さ、幅、高さの比率は、現代のタンカーなどでも採用される最も安定がよいものと同じであったといいます。では、その比率とはどれでしょう。 1 35:4:3 2 30:5:3 3 25:4:2 4 20:5:2



旧約聖書の「創世記」に登場するノアの方舟は、大洪水を起こしてこの世を一掃しようと考えた神が、信仰心の厚いノアとその家族を助けようとして作らせた船です。
ノア(当時600歳)は、神から、長さ300キュビト、幅50キュビト、高さ30キュビトの船の作成を告げられ、100年かけて方舟を製作しました。
この「長:幅:高=30:5:3」の比率は、造船界では、タンカーなどの大型船を造船する際に最も高い安定性と強度を持つことから「黄金比」などと呼ばれています。
ちなみに、神から言われた方舟のサイズは1キュビトを約44.5cmとして換算すると、およそ長さ133m、幅22.2m、高さ13.3mになります。


この黄金比、客船に当てはめるとどうなるんですかね?
クルーズ船は腰高というか、背の高い船が多いので、この比率にはなじまないようです。
むしろフェリーの方が近いかも。

たとえばあのQM2は
345:41:72
大雑把に概算すると
35:4:7
くらい。
まぁ高さの方はファンネルの部分が入ってしまっているので10mくらいは引くとしてもかなり細長く高いっていう比率になりますね。

こたけ

船の設計にも黄金比があるのですね。その換算からいくと、自動車運搬船なんて背高ですからそぐわないでしょうね。

自動車運搬船の場合は高さでしょうね。
クルーズ船と比べると船長は比較的短いディメンションですから。
一番近いのはタンカーなんだそうですから。
結局どの船もあんまり近くないのかもしれません。

音実

あ???う。。。??
・・・す・・すでに、躓きました・・・・


・・お・・べんきょ、しなくては〜〜

でも、面白い〜〜

しばらくこの記事続けますね。
お楽しみに。

熊太郎

”船の黄金比”の話は、キリスト教徒が作り出した”神話”のようです。方舟のL/D=6ですが、現在主流の大型タンカーVLCCのL/Dは5〜5.5が多いそうです。
鋼鉄製モノコック構造の動力船と木造竜骨構造の無動力漂流船を同列に語ること自体、意味がありません。
ちなみに、キリスト教徒が方舟を再現したという代物には、バルバスバウやトリムタンクらしいバジルが見られます。
動力や推進力が無ければ意味がないですね。

熊太郎さん、こんにちは。
古い記事へのコメント、ありがとうございます。
鶏が先か卵が先かみたいな話っていう印象は私もありました…(^^;)
設問なんて所詮こんなもんなんでしょうね…

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