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巡視船 「しきしま」

シリーズ  書庫:その他船

このブログでは、ギリギリ扱える範囲の艦艇でしょうか...
でも限りなく軍艦に近いのがこの船です...


しきしま (JCG SHIKISHIMA)

就役 1992年 建造:IHI東京工場 排水量 総トン数:7,175トン 基準:6,500トン 全長 150.0m 全幅 16.5m 吃水 9.0m 速力 25ノット以上 航続距離 20,000海里


何故艦艇を扱わないのかについてはココでは述べませんが、横浜に行けば、どうあっても目に付く海上保安庁の第三管区海上保安本部。そこにあって、一番の存在感を持っているのがこの船ですね。

それもそのはず、巡視船としては世界最大なんだそうです。 そもそも開発された用途が本来の巡視船の用途とはまったく異なる船な訳で... この船、フランスからのプルトニウム運搬船護衛用に建造された巡視船なんですね。 この護衛任務に護衛艦を使うか巡視船を使うかで世論が賑わったのは記憶に新しいところです。 ※このプルトニウム護衛任務は、平成5年で終了しています。 結局、巡視船でと言うことになりこの船が出来たわけですが、それゆえ、通常の巡視船とはだいぶ様子が異なります。一番の違いは航続距離。20000海里っていえば、37000キロ以上になります。赤道上を回れるものならば地球一周も出来ようかっていう距離ですね。 また万が一襲撃された際にもプルトニウム運搬船を守れるだけの高い攻撃能力と自身を守る護衛艦並みの防護構造をもっています。 ※逆に言えば、積極的な攻撃能力は持っていないともいえます... ただし、この種の船であれば当然機関はガスタービンかと想像しますが、スピードを要求される仕様でもなく、前述のような長距離航続能力が前提のため、機関は通常のディーゼル機関になっているというのも特徴でしょうか...

特殊な船のため、同型船がたくさんある巡視船の中でも異彩を放つ存在で、姉妹船はありません。


横浜に行けば、たいていは見ることが出来る船です。
先般、ドック明けしてきたばかりなので今はとても綺麗な船体になっています。
じっくり眺めてみるいい機会かもしれません。

ちょっとヤマトっぽく迫ってみました...

siliconvalley_bay_7565

オオォ〜、喫水線下に波動砲がぁ〜!。
ちなみに、この船体のバルバス・バウにソナーがあるんでしょうかね???。

(^^;)

siliconvalley_bay_7565

この船は外道でしたね。失礼しました〜。

敬天愛人

巡視船も良いですね(^0^)

傑作

おとみ

白くて迫力のあるお船ですね。

kihatagumi

航洋性を持たせているのが良くわかる船首周りですね。
船橋も直ぐに波がかからないように、国内運用の巡視船よりかなり後ろのようですし、
ブリッジ以下のデザインは、何かイージス艦を思わせるものがあります。
何か神風特別攻撃隊を連想させる名前です。

Onnojiさん
"外道"...微妙...(^^;)

敬天愛人さん。
ありがとうございます。海の警察には頑張って欲しいです。
ある意味、ソマリアにはこの船が行っても良かったのかも...

おとみさん。
この色が逆に軍艦ぽく無くて救われている気がするんですよね...

黄旗組さんも瀬戸内では海保の船をご覧になることも多いでしょうけど、この船は一隻しかなく類似する巡視船もないので馴染みが無いですよね...
敏捷さは感じませんが、いかめしさを感じるあたりが、護衛艦に近い感じを抱かせるのかもしれません。大きいですしね。

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