豫園(ユユエン)
- YU YUAN -
> > > 住所:黄浦区安仁街132号 電話:021-63260830 開園時間:8時30分〜17:30時(チケット販売は17:00まで) 入園料:30元(身長1.2m以下子供及び70歳以上の老人は10元) > > 上海の地図を見ると、ほとんどの道路は東西若しくは南北に走っているのが見て取れますが、その中で黄浦江の側に円形になっている道があります。これは、倭寇の襲撃を防ぐために16世紀半ばに作られた城壁だったところなんだそうで...城壁は周囲5キロ弱、高さは8メートルもあったそうです。しかし1912年に取り壊され、現在は人民路と中華路に変わっています。この円形の道の内側は旧上海城とよばれ、租界時代の上海においても中国人だけが住む地域だったそうです。 この地域の中心に豫園があります。 豫園の「豫」は「愉」に通じ、すなわち「楽しい園」という意味なんだそうで。 豫園は外灘と並ぶ上海2大観光スポットのうちの一つであり、上海に来た観光客はほぼ必ず訪れると言っても過言ではない場所。面積は狭いので、急いで回れば30分でも見ることも不可能ではありませんが、狭い空間に芸術品のように細かい工夫が多数なされている庭園は、本来であればじっくりと時間をかけて観光したい場所でしょう...
湖心亭と九曲橋
豫園入口の前に緑波池という蓮の池があります。 この池の中に建っている2階建ての東屋が湖心亭です。 ちょうど池の真ん中にあるから"湖心"なんだそうで...
400年前に建てられたものが1784年に再建されたものだとか... 中は喫茶店です。 お茶は結構高く、日本の喫茶店で飲む程度の値段を取られます。 (営業時間:8:30〜21:00、2階のお茶は50元〜108元)。 湖心亭を結びギザギザにかかっている橋が有名な九曲橋。 以前は石づくりだったものを1932年に鉄筋コンクリートに架け替えたんだそうで。 ギザギザになっている理由は、人間はジグザグに歩けるが、悪霊は真っ直ぐ進むのでこれを池に落としてしまうためとか...曲がる回数が九回であるのは、九は一桁の数の中で一番大きいので規模が大きいことを象徴するのだそうです。 建物の隙間から浦東の上海ワールドフィナンシャルセンターが見えます。
鯉(金魚?)が一杯
池のほとりには、あの"南翅饅頭店"があります。
さて、庭園の中へと入っていきましょう。
庭園は5つの竜壁によって6区に分けられており、それぞれに特色があるのだそうで。
三稲堂
三稲堂とは豊作を祈念して付けられた名だそうで、建物のドアには、稲、麦、黍、瓜類の浮き彫りがされています。元は楽寿堂と呼ばれていたそうですが、1760年に再建され、名前も変えられたのだとか...
豫園でも最も古い建物のうちの一つで、しかも釘を使わずに建てられた構造物なんだそうです。屋根の上には、右側には張飛、左側には関羽の像があります。内部の正面に3つの額がかけられているが、これは、豫園の所有者が数回に渡って代わったことを示しているのだそうです。一番上の「城市山林」というのは、「豫園は街のなかのオアシスだ」ということを示しているのだとか...
次は"仰山堂と築山"へ続きます。
ここは入園料がかかるので、入ったのは1度だけでした。
yamatanさん、おはようございます。
結構微妙なところですよね。まぁ、\500-程度ならっていうあたりでしょうか...
ツァーで訪れる分には込みですから気にならないんですけどね...(^^;)
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