さて、済州島に上陸です。
先にも書きましたが、過去2回の済州島は島の西南部にあたる中文地区が上陸ポイントでした。
あえて言えば、済州島のなかでも、観光地というよりはリゾート地として有名な場所。
寄港している間に周れるめぼしい観光地に乏しかったっていうのが実情でしょう。
それを受けてかどうなのかは解りませんが、済州島の本来の玄関とも言うべき島北部中央に新しいクルーズ専用ポートが出来たことは、今後の済州島クルーズにとって大きな出来事といえるのではないでしょうか。
今までテンダー上陸だったのが、桟橋付けになるだけでもかなりのスピードアップですからね。
天候にも左右されないし。そもそも風が強いことが有名な済州島でテンダー上陸って無理だったんですよ。
新しい港はRCIのVoyagerクラスにも勿論対応しています。
そんな中、このSAGA RUBYが、外国船の桟橋使用第一号だったそうで。
逆に早すぎて、出来ているのは桟橋施設だけで、ターミナルも何にも無いただの岸壁だったのはご愛嬌。
今後、ターミナルビルなども建設されるそうです。
まぁ、前置きはコレくらいにして...
そういう事情もあって、島の北側って私には初体験。
なので、今回は日本語エクスカーションを申し込みました。
済州島の世界遺産を巡る観光とでも言うんでしょうか...
済州島は2007年6月27日にユネスコ委員会により
済州の側火山(寄生火山)と世界的な規模の溶岩洞窟、多様な貴重生物および絶滅危機種の棲息地としての貴重性と優れた外的条件を認定し、「済州火山島と溶岩洞窟」として世界自然遺産に選定。
という場所なのです。
この世界遺産絡みの場所って、島の北側に集中してるんですよね...
実際には
大きく分けて漢拏山天然保護地域と城山日出峰(ソンサン イルチュルボン)、拒文オルム(岳)溶岩洞窟系の3つの地域に分けられ、拒文オルム(岳)、ペンディ窟、万丈(マンジャン)窟、金寧(キムニョン)窟 、龍泉(ヨンチョン)洞窟、タンチョムル洞窟など、側火山(寄生火山) 1つと溶岩洞窟5つを含む。
となっています。
まず訪れたのは拒文オルム(岳)溶岩洞窟系で最も規模が大きいとされている万丈窟です。
万丈窟
万丈窟(マンジャングル)は天然記念物に指定されている世界最長の溶岩洞窟。 溶岩洞窟というのは火山が噴出するとき、土の中に深く隠れていた溶岩が火口から噴出し地表に流れてできたもの。万丈窟は70センチメートルにもなる溶岩石筍や溶岩チューブトンネルなど、様々な形態を持つ。 長さが13,422メートルあるが、観光客に公開されているのは石柱がある洞窟の約1キロ程度であり、洞窟内部は年中11~21度を維持している。 万丈窟では、石柱と鍾乳石が2重3重に同じ方向に成長する姿が見られる。
では、中へ...
入り口です。
結構な急階段。
下から見上げると...
この観光路は長さ1000m。
一番奥に、この洞窟の目玉溶岩石柱があります。
途中の目玉を順次ご紹介
溶岩鍾乳
溶岩標石
カメ岩
見事な洞窟です。
そしてメインイベント溶岩石柱
いやぁ...大満足でした。
ココはお薦め。
すごい!!私は20年くらい前に行きましたが・・・こんな観光は無かったと思います。馬に乗ったことくらいしか覚えていません(笑)
ぜひ、行ってみたくなりました。
Rituko さん、こんにちは。
観光地としてはメジャーみたいです。
個人で行くにはちょっと遠いかもしれません。
貸しきりタクシーとかで行くしか無いですかね...
ここは行く価値あると思いますよ。
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