日本発着クルーズってなに?初心者でも乗れる?【日本船と外国船のちがい】
日本発着クルーズが気になるけど、いろいろあってどれを選べばいいか分からない!日本発着クルーズを日本船で行くのと、外国船で行くのとでは、価格や日数はどのように違うのだろう?初めてのクルーズは分からないことだらけですよね。まずは、【日本船と外国船のちがい】を理解して、クルーズ選びをしてみよう!
1. 日本発着クルーズとは?
日本発着クルーズは、大きく2つに分けられます。
- 外国客船でおこなう「日本発着クルーズ」
- 日本船でおこなう「日本発着クルーズ」
「日本発着クルーズ」と一言で言っても、どちらの船でクルーズをするかで大きく違うのです。
1-1. 外国客船でおこなう「日本発着クルーズ」
外国船籍を持つ客船で、「横浜港」や場合によっては「神戸港」などといった日本の港から出航するクルーズ。 外国客船でおこなう「日本発着クルーズ」は、日本を出航すると、国内の寄港地を巡りますが、日本の法律により、クルーズの航程中には外国の港にも必ず寄港するという決まりがあります。 船内は海外となり、乗船にはパスポートが必要です。
1-2. 日本船でおこなう「日本発着クルーズ」
日本船で日本各地の港を巡ります。日本船の日本発着クルーズでは最短2日で行かれる航程(ワンナイト・クルーズ)があったり、船体がコンパクトな日本船ならではの寄港地に行けたりするという特徴があります。
2. 日本発着クルーズの価格は?
日本発着クルーズの価格は、実は外国客船でおこなうクルーズと日本船でおこなうクルーズとで大きく違います。
大体の価格帯はこちらです。
- 外国客船でおこなう「日本発着クルーズ」
1日あたり約1万円代から
- 日本船でおこなう「日本発着クルーズ」
1日あたり約5万円代から
2-1. 高級ホテルやビジネスホテル、目的で選べる外国客船
現在、世界には430隻以上の客船があると言われています。 ホテルに外資系の超高級ホテルがあったり、国内ブランドのビジネスホテル、ラグジュアリーホテルがあるように、クルーズにもそのような、さまざまなカテゴリーがあるのです。
外国客船による日本発着クルーズが1日あたり約1万円代から運航されている理由もここにあり、もちろん1日あたり20万円〜ほどの客船もありますが、手頃な客船カテゴリーの中から、お得な客室の種類をしっかりと選ぶことで、お手頃な価格帯のクルーズに出かけることができるのが、外国客船の良い点でしょう。
2-2. 日本船はかゆいところに手が届く、日本人向けの上質サービス
反対に、日本船による日本発着クルーズは安いものでも1日あたり約5万円代から。 日本船は、現在飛鳥2(Asuka 2)と、にっぽん丸(Nippon Maru)の2隻となっており、お手頃なものを選ぶなどという選択肢がほぼありません。
決して気軽に出かけられる価格ではないですが、日本人が真にリラックスできることを追求したきめ細やかなサービスと、上質なお食事が高評価で、リピーターが好んで乗船しています。
3. 日本発着クルーズ は1週間以上の休暇が必要?
旅行を決めるにあたって大事なのが休暇の期間。 お仕事や学校がある現役世代は、長い休みを取ることが難しい方も多いですよね。 日本発着クルーズに行く際には、いったいどれほどのお休みが必要なのでしょうか?
日本発着クルーズ は、日本の法律により、航程中に必ず1度は外国の港に寄港しなくてはなりません。そのため、最短で6日間ほどの日数が必要になります。どうしても、連続で休暇が取得できない場合は、航程中に土日や連休を含んでいるものを見つけるという方法も。または横浜港を夜出発するクルーズ を選んで半日出勤にしたり、船内のwifiサービスを利用してクルーズ 中はリモートで仕事をするという人も多数いますよ。
日本船籍の客船でおこなうクルーズも同じく、横浜港や神戸港などを拠点に日本の港を巡るクルーズ を運航していますが、日本船籍の客船には、必ず外国の港に寄港するというきまりがないので、2日〜比較的短期間のクルーズ 航程の実現が容易です。
4. まとめ
外国客船の日本発着は・・・
- 乗船にパスポートが必要
- 目的で価格帯が幅広く選べる
- 日本船に比べると、日数が長い(最短6日ほど〜)
日本船の日本発着は・・・
- 乗船にパスポートは不要
- 価格帯が高く、船としての選択肢は少ない
- 外国船に比べると、日数が短い(最短2日〜)
※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。