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MSCベリッシマ客室ガイド|全カテゴリの特徴と選び方

MSCベリッシマ客室ガイド|全カテゴリの特徴と選び方
Photo: msc cruises
MSCベリッシマの客室は大きく4カテゴリ(内側・海側・バルコニー・スイート)に分かれ、全2,244室が18デッキにわたって配置されています。初めてのクルーズなら海側バルコニーがコスパと満足度のバランスに優れた選択肢。予算重視の方は内側キャビンでも船内生活は十分快適に楽しめます。この記事では、各客室カテゴリの特徴・広さ・向いている人から、エクスペリエンス(サービスグレード)の違い、後悔しない部屋選びのコツまで、MSCベリッシマの客室選びに必要な情報をまとめてお届けします。

1. MSCベリッシマの客室カテゴリ一覧 — まずは全体像を把握しよう

MSCベリッシマの客室は、大きく分けて以下の4つのカテゴリに分類されます。さらに、最上級の「MSCヨットクラブ」という特別なカテゴリが存在します。

カテゴリ 広さ(目安) 定員 おすすめポイント
内側(インテリア) 約12〜22㎡ 2〜4名 最もリーズナブル。寝るだけなら十分快適
海側(オーシャンビュー) 約15〜22㎡ 2〜4名 窓からの自然光で時間感覚を得やすい
バルコニー付き 約12〜22㎡+バルコニー約4㎡ 2〜4名 開放感◎。一番人気のカテゴリ
スイート 約16〜59㎡ 2〜6名 広さ・設備・特典すべてが上級
MSCヨットクラブ 約16〜59㎡ 2〜4名 専用エリア・バトラー・専用レストラン付き

MSCベリッシマの船についてもっと知りたい方は、「MSCベリッシマってどんな船?」初心者のための簡単解説!もあわせてご覧ください。

1-1. エクスペリエンス(サービスグレード)とは?

MSCクルーズでは、同じ客室カテゴリでも「エクスペリエンス」と呼ばれるサービスグレードを選べます。初めての方は聞き慣れない言葉かもしれませんが、「同じ部屋タイプでも、付帯サービスのランクが違う」とイメージしてください。

エクスペリエンス 主な特徴
ベッラ(Bella) 最もスタンダード。基本的な船内サービスを利用可能
ファンタスティカ(Fantastica) 部屋の場所をある程度選べる。柔軟なディナー時間設定
アウレア(Aurea) 優先乗下船、スパ割引、バスローブ・スリッパ付きなど特典充実

カテゴリ(部屋の種類)とエクスペリエンス(サービスの種類)の組み合わせで、自分に合った客室を選ぶ仕組みです。料金差は気になるところですが、カテゴリ間の価格差が想像より小さいケースもあります。「安いカテゴリだから快適じゃない」ということはないので、ご自身の優先順位で選んでみてください。

2. 内側キャビン(インサイド)— 窓なしでもアリな理由と注意点

内側キャビンはその名の通り、船の内側に位置し窓がない客室です。面積は約12〜22㎡(ハンディキャップキャビン含む)で、ダブルベッド(リクエストでシングル2台に変更可能)とパーソナルチェアが収まるコンパクトな造りになっています。

「内側客室」の例
「内側客室」の例

2-1. メリット

  • 最もリーズナブルな価格帯で乗船できる
  • 完全遮光のため、時差がある航路でもぐっすり眠りやすい
  • バスタブなし・コンパクトな水回りのおかげで、数字以上に広く感じる
  • 日中はプールやショーなど船内施設で過ごすなら、部屋は寝るだけで十分

2-2. デメリット

  • 窓がないため閉塞感を感じる方もいる
  • 自然光が入らず、朝と夜の区別がつきにくい
  • 船酔い時に外の様子が確認できないストレスがある

2-3. 内側キャビンはこんな方におすすめ

  • とにかく予算を抑えたい方 → クルーズ代を節約して、寄港地観光や船内のスペシャリティレストランにお金をかけたい方にぴったりです
  • アクティブに動き回る方 → 日中は船内施設や寄港地で過ごし、部屋は寝るだけという方なら窓なしでも不便を感じにくいです
  • おひとり参加の方 → MSCベリッシマには1名利用専用の「インテリア・ステューディオ」(全12室)もあります。クルーズは2名1室が基本なので、1名用キャビンがあるのは貴重です

「インテリア・ステューディオ」の例
「インテリア・ステューディオ」の例

なお、最新の料金は時期やコースによって変動します。具体的な金額はCruisemansの料金検索や公式サイトでご確認ください。

3. 海側キャビン(オーシャンビュー)— 窓ありの安心感、ただし注意点も

海側キャビンは、船体の外側に面した窓付きの客室です。面積は約15〜22㎡(ハンディキャップキャビン含む)で、内側キャビンよりひと回り広め。ダブルベッドに加えて、パーソナルチェアではなく2名がけサイズのソファーが入るのも嬉しいポイントです。

「海側客室」の例
「海側客室」の例

2段ベッドが搭載されている「海側客室」の例
2段ベッドが搭載されている「海側客室」の例

3-1. 窓があることの心理的メリット

太陽光が入るため、朝の目覚めが自然で時間感覚を保ちやすくなります。海の上にいる実感が窓越しに得られるのは、クルーズならではの体験です。内側キャビンの閉塞感が気になる方には、窓一枚の差が大きな安心感をもたらします。

3-2. 知っておきたい注意点

  • 窓は固定式で開閉できません。新鮮な外気を吸いたい場合はデッキに出る必要があります
  • デッキの位置によっては救命ボートが窓の前に配置されていて、視界が遮られるケースがあります。予約時にデッキプラン(客室配置図)で確認することをおすすめします

3-3. 内側 vs 海側 比較

項目 内側キャビン 海側キャビン
広さ 約12〜22㎡ 約15〜22㎡
なし あり(固定窓)
自然光 ×
ソファー パーソナルチェア 2名がけソファー
こんな方に 予算重視・寝るだけ派 自然光が欲しい・初クルーズで安心感が欲しい方

海側キャビンは内側よりやや価格が上がりますが、窓からの自然光と少し広い室内空間が得られるため、「窓なしはちょっと不安…」という方にはバランスの取れた選択肢です。

4. バルコニー付きキャビン — 迷ったらコレ!人気No.1の理由を徹底解説

MSCベリッシマで最も客室数が多く、一番人気のカテゴリがバルコニー付きキャビンです。室内面積は約12〜22㎡に加え、約4㎡のプライベートバルコニーが付きます。

「バルコニー付キャビン」の例
「バルコニー付キャビン」の例

4-1. バルコニーがある暮らしの魅力

バルコニーは完全にプライベートな空間です。パジャマのまま出ても誰にも会いません。

  • 朝のコーヒータイム — 海風を感じながらの一杯は、クルーズでしか味わえない贅沢です
  • 出入港シーン — 寄港地に近づく景色や出港の瞬間を、自分だけの特等席から眺められます
  • 夜の海 — 満天の星空や月明かりに照らされた海を、部屋にいながら楽しめます

数字では約4㎡のバルコニーですが、椅子とテーブルが置かれていて、この「自分だけの外の空間」があるかないかで、クルーズの満足度は大きく変わります。

4-2. エクスペリエンス別の違い(バルコニーキャビンの場合)

バルコニー付きキャビンでも、エクスペリエンスによって付帯サービスが異なります。

エクスペリエンス 部屋の位置選択 優先乗下船 ディナー時間の柔軟性 スパ特典 おすすめポイント
ベッラ 選べない × × × とにかくバルコニーを安く確保したい方
ファンタスティカ ある程度可能 × × 初クルーズで安心感が欲しい方に◎
アウレア 優先的に選択可能 割引あり・バスローブ付き ゆったり過ごしたい方・特別感が欲しい方

初めてのクルーズで「失敗したくない」という方には、バルコニー×ファンタスティカの組み合わせがおすすめです。部屋の位置をある程度選べるので中央付近の揺れにくい場所を確保しやすく、ディナー時間も柔軟に設定できます。

4-3. ファミリー向けのバルコニーキャビンも

家族旅行向けには、2つの客室をつなげて使える「スーパーファミリー」タイプもあります。バルコニー付きキャビン×2で最大6名まで利用可能(各室約19㎡+約4㎡のバルコニー)。さらに「スーパーファミリー・プラス」なら3つのコネクティングルーム(内側1室+バルコニー2室)で最大10名まで利用可能です。お子さま連れのファミリーや、友人ファミリー同士の旅行に便利です。

おひとりでも、子連れでも安心なMSCクルーズ
おひとりでも、子連れでも安心なMSCクルーズ

(参考)MSCディビーナ/スーパーファミリーキャビン
(参考)MSCディビーナ/スーパーファミリーキャビン

(参考)MSCメラビリア/ファミリーキャビン
(参考)MSCメラビリア/ファミリーキャビン

子連れクルーズの詳しい情報は、【初心者ガイド】子連れクルーズMSCベリッシマ沖縄・日本発着で初の海外旅。このクルーズを選ぶべき理由!もぜひ参考にしてください。

5. スイート&MSCヨットクラブ — ワンランク上のクルーズ体験

MSCベリッシマのスイートカテゴリは、「通常スイート」と「MSCヨットクラブ」の2つに大きく分かれます。この違いを理解しておくと、上級カテゴリの選択で迷いません。

5-1. 通常スイートとMSCヨットクラブの違い

項目 通常スイート MSCヨットクラブ
広さ 約25〜59㎡ 約16〜59㎡
専用レストラン ×
専用ラウンジ ×
バトラーサービス × ○(24時間対応)
専用プールエリア ×
優先乗下船

MSCヨットクラブは、いわば「船の中の船」。専用のレストラン、ラウンジ、プールエリア、さらにバトラー(執事)サービスまで付いた、大型カジュアル船の中にラグジュアリー空間を作り出したユニークなコンセプトです。

大型船ならではの充実した船内施設(ウォーターパーク、シアター、ショッピングエリアなど)を自由に楽しみつつ、部屋に戻れば静かな専用空間でくつろげる——これはMSCヨットクラブだからこそ得られる体験です。

5-2. MSCヨットクラブの客室タイプ

MSCベリッシマのヨットクラブには複数のスイートタイプがあります。

  • ヨットクラブ・インテリアスイート — ヨットクラブの特典を最もリーズナブルに体験できる入門タイプ
  • ヨットクラブ・デラックススイート — バルコニー付きで、ヨットクラブの中心的な客室
  • ヨットクラブ・ロイヤルスイート — 広々としたバルコニーと豪華な室内。MSCベリッシマで最上級の客室
  • その他、「デュープレックス・スイート」「バルコニースイート(角度のあるバルコニー+ジャグジー付き)」「ヨットクラブ内のスパ施設に近いスイートカテゴリ」なども

「デラックス・スイート」の例
「デラックス・スイート」の例

「デラックス・スイート」の例
「デラックス・スイート」の例

「ロイヤル・スイート」の例
「ロイヤル・スイート」の例

「ロイヤル・スイート」の専用バルコニー
「ロイヤル・スイート」の専用バルコニー

料金はバルコニー付きキャビンと比べるとかなり上がりますが、専用エリアやバトラーサービスの価値を考えると、特別な旅には十分見合う選択肢です。

5-3. こんなシーン・こんな方に向いています

  • 記念日・ハネムーン — バトラーサービスや専用レストランで特別感を演出
  • シニア夫婦のご褒美旅行 — 専用ラウンジでゆったり過ごせるため、大型船の喧騒を避けられる
  • クルーズリピーターの方 — 通常カテゴリを経験済みの方が、次のステップとして選ぶケースが多い

5-4. 世界にたった1室!「クリスタル・キャビン」

MSCベリッシマには、「クリスタル・キャビン」という世界でたった1室しかない特別な部屋があります。スワロフスキー社とのパートナーシップにより実現した客室で、室内のいたるところがスワロフスキーのクリスタルでデコレーションされています。

部屋の入り口ドアにかかるルームナンバー「16018」ですら、スワロフスキーでデコレーションされています。

スワロフスキークリスタルのルームナンバーがまばゆい
スワロフスキークリスタルのルームナンバーがまばゆい

至るところにスワロフスキークリスタル
至るところにスワロフスキークリスタル

豪華すぎるベッドサイドランプ
豪華すぎるベッドサイドランプ

ベッドサイドテーブルやサイドボード、壁にかかるアートやランプに至るまでがスワロフスキーによるクリスタルで彩られています。世界にたった1室だけのお部屋で過ごすクルーズ——予約は非常に困難ですが、ハネムーンなどロマンチックな特別体験を求める方にとっては夢のような客室です。

きっと2人の素晴らしい思い出になるはず
きっと2人の素晴らしい思い出になるはず

6. 【目的別】あなたにおすすめの客室はコレ! — 予算・旅行スタイル別の選び方

ここまで各カテゴリの特徴を見てきましたが、「結局どれを選べばいいの?」という方のために、目的・条件別におすすめの客室を整理します。

6-1. 旅行スタイル別おすすめ

  • 予算をとにかく抑えたい方内側キャビン(ベッラ)。船内施設や寄港地観光にお金を回せます
  • 初クルーズで失敗したくない方バルコニー付き(ファンタスティカ)。バルコニーの開放感と部屋位置の選択で、初めてでも安心
  • 子連れファミリー内側または海側の隣接キャビン、またはスーパーファミリー。コネクティングルーム(隣の部屋とつながるタイプ)の有無を確認しましょう
  • カップルの記念日スイートまたはMSCヨットクラブ。専用空間とバトラーサービスで特別感が段違い
  • シニア夫婦でゆったりバルコニー付き(アウレア)以上。優先乗下船やスパ特典で、ストレスなく過ごせます
  • おひとり参加インテリア・ステューディオ(全12室)。1名用専用キャビンがあるのはMSCベリッシマの大きな強み。早めの予約を

ファミリークルーズについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

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6-2. デッキの位置選びも重要

客室カテゴリに加えて、デッキ(階層)と船内位置も快適さに影響します。

  • 高層階(デッキ14〜16・18付近) — 眺望は抜群。ただしエレベーター混雑時は移動に時間がかかることも
  • 低層階(デッキ5〜8付近) — 海面に近く、乗下船が楽。揺れの中心(船の重心)に近いため安定感あり
  • 中央部 — 前方・後方と比べて揺れが最も少ないエリア。船酔いが心配な方は中央を選ぶと安心
  • 前方 — 寄港地に近づく景色を最初に楽しめる。ただし波の影響をやや受けやすい
  • 後方 — エンジン音がわずかに聞こえる場合あり。ウェイク(航跡)が見えるのが好きな方には◎

7. 客室選びで後悔しないための5つのチェックポイント

MSCベリッシマの客室を予約する前に、以下の5つのポイントを確認しておくと安心です。

7-1. 1. 早期予約で希望の部屋を確保する

人気のバルコニー付きキャビンやMSCヨットクラブは、発売開始後すぐに埋まることがあります。特に1名用の「インテリア・ステューディオ」は全12室しかないため、おひとり参加を検討中の方は早めの行動が吉です。早期予約には割引が適用されるケースもあるため、料金面でもメリットがあります。

7-2. 2. デッキプランで部屋の位置を確認する

同じカテゴリでも、デッキ番号や船内の前方・中央・後方で居住性が変わります。エレベーターの近くは便利ですが夜間の人通りが気になることも。デッキプラン(MSC公式サイトや予約サイトで確認可能)で位置を確認してから予約しましょう。中央付近の部屋は揺れが少なく、船酔いが心配な方にはおすすめです。

7-3. 3. エクスペリエンスの違いを理解する

ベッラ・ファンタスティカ・アウレアの違いは、先ほどのテーブルで紹介した通りです。特に初クルーズの方は、部屋の位置をある程度選べるファンタスティカ以上を選ぶと、船酔い対策やレストランへのアクセスの面で安心感が高まります。

7-4. 4. 子連れならコネクティングルームの有無を確認

お子さま連れのファミリーは、隣の部屋と内扉でつながる「コネクティングルーム」があるかどうかを確認しましょう。MSCベリッシマには「スーパーファミリー」「スーパーファミリー・プラス」といった家族向けの連結キャビンが用意されています。「スーパーファミリー・プラス」なら3つのコネクティングルーム(内側1室+バルコニー2室)で最大10名まで利用可能です。

7-5. 5. 乗船者の体験談を事前にチェックする

客室の公式写真だけでは分からない実際の使い勝手や満足度は、乗船経験者の声が参考になります。Cruisemansでは、MSCベリッシマに実際に乗船した方のレビューや評価を確認できます。予約前にぜひチェックしてみてください。

客室選びの基本をもっと知りたい方は、クルーズ全般の客室ガイドもおすすめです。

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8. まとめ — MSCベリッシマの客室選びは「自分の優先順位」で決まる

MSCベリッシマの客室選びで大切なのは、「どの部屋が一番いいか」ではなく「自分の旅行スタイルに合った部屋はどれか」を考えることです。

  • 予算重視 → 内側キャビン。船内生活を存分に楽しめます
  • 自然光と安心感 → 海側キャビン。窓一枚の差は想像以上に大きい
  • 迷ったらコレ → バルコニー付きキャビン。コスパと満足度のバランスが◎
  • 特別な旅に → スイートまたはMSCヨットクラブ。「船の中の船」は一度は体験したい
  • おひとりさま → インテリア・ステューディオ(全12室・早い者勝ち)

最終的に、迷ったらバルコニー付きキャビンが鉄板です。プライベートな外の空間があるだけで、クルーズの体験が何倍にも豊かになります。

MSCベリッシマの最新スケジュールや客室の空き状況は、Cruisemansで検索できます。気になるコースが見つかったら、早めに客室をチェックしてみてくださいね。

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