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地中海クルーズがMSCクルーズの真骨頂といわれる理由

地中海クルーズがMSCクルーズの真骨頂といわれる理由

MSCクルーズが最も得意とする海域は「地中海」。クルーズの素晴らしさを最も感じられると言っても過言ではないでしょう。MSCクルーズで地中海を旅することの意味とは?唯一無二の体験とは?をお伝えします。

1. MSCクルーズといえば地中海と言われるのはなぜ?

「クルーズ旅行」と聞くと、頭の中になーんとなく真っ青で美しい青空と、キラキラと水面が輝く広ーい地中海に浮かぶ客船をイメージすることが多いのではないでしょうか?

そんな地中海クルーズですが、MSCクルーズにとっても、かなり得意なディスティネーションのひとつです。

MSCクルーズと言えば「地中海」と言う声が多く聞こえてくるのも納得の、MSCクルーズで行く地中海クルーズの真骨頂とは?を徹底解説いたします。

1-1. 「MSC=地中海」は社名からも分かる

地中海クルーズはMSCクルーズ!と言われる理由。 それはなんといっても社名が物語っています。

MSCクルーズの親会社である「MSC」は、

  • M・・・Mediterranean(地中海の)
  • S・・・Shipping   (海運の)
  • C・・・Company   (会社)

超直訳をすると、「地中海の海運会社」なのです。

オペレーションの本拠地を置いているのが、地中海を代表する港町のイタリア・ナポリ。 「地中海クルーズと言えばMSCクルーズ」と言われる所以は社名からも始まっているのです。

1-2. MSCのヒストリーでさらに納得

MSCクルーズ(MSC Cruises)の親会社である「MSC」の歴史はさかのぼること約300年以上前から始まります。

ルーツはイタリアのソレント半島

伝統的な航海の歴史のあるイタリアのソレント半島で、創業者一族が航海に携わってきたという1675年の記録が残っています。

いよいよ1970年、創業者であるジャンルイジ・アポンテ氏(Gianluigi Aponte)が最初の船「パトリシア」を購入。 現在では全世界で約560隻の船舶を運行しているMSCのヒストリーはここから始まったのです。

1988年にはいよいよクルーズ客船事業への参入を発表し、最初の客船「モントレー」(Monterey)を購入。

その後、イタリアの海運王と言われていたアチーレ・ラウロ氏が創業した「ラウロ・ライン」(Lauro Lines)を引き継ぎ、1995年に正式にMSCの子会社としてMSCクルーズ(MSC Cruises)を設立しました。

2003年には55億ユーロをかけた大規模な投資計画を開始。10年をかけてフラッグシップである、客船MSCファンタジアを中心に客船を次々にローンチしてきました。

現在、全19隻の客船を保有、2025年までには23隻に、そして2030年までに最新客船6隻以上を造船するという計画を発表しています。

ジャンルイジ・アポンテ氏と女優のソフィアローレン氏

運航の拠点はイタリアの港町

現在、MSC本社はスイスのジュネーブに設置されていますが、運航の拠点オフィスはイタリアの港町ナポリ、ジェノバなど。

MSCクルーズのヒストリーを追ってみると、MSCクルーズと言えば地中海と言われる所以が見て取れますよよね!

2. MSCクルーズで地中海にいくってこんな感じ

MSCクルーズの地中海に関するストーリーにはとっても深いものがあるというのに納得したところで、実際にMSCクルーズの地中海にいくとどんな体験ができるのか?そしてMSCならではの良さは?という部分に迫ってまいります!

2-1. 最新客船に乗れるチャンス!

MSCクルーズでは最新の大型客船が続々ローンチされています。 最新の客船は就航後に地中海に配船されることも多く、MSCクルーズで地中海クルーズに出かける場合には客船選びもクルーズ旅行を楽しむための大きなポイントとなりそうですね。

2018年1月のMSCクルーズ / MSCメラビリア の口コミ評判 「なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?」
MSC新造船で176000トンの大きな船なおかつ MSCでは初めてプロムナードが付いた客船なので申し込み。

2012年5月のMSCクルーズ / MSCディヴィーナ の口コミ評判 「なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?」
新造船MSCデヴィーナの命名式に参加して処女航海で地中海を巡るクルーズの新聞広告が一面に(J旅行社創立100周年記念企画)、それを見て参加の申し込み。普通の人たちは通常参加出来ない命名式のイベントに
J旅行社が処女航海のヨットクラブ(スイート)約100室をすべて貸切ることでその乗客が全員命名式に招待されるクルーズツアーである。
二度と経験出来ない命名式参加と処女航海は素晴らしい体験であった。

2-2. 憧れの場所に簡単にいけるかも

MSCクルーズでは地中海のメインエリアはもちろん、なかなか簡単には繋ぐことの出来ないコンビネーションの都市間を繋ぐ、クルーズならではの航程も多く設定されています。

他にも、なかなか移動の方法が制限されてしまうような、離島が含まれた航程もあるので注目です。

定番のサントリーニ、ミコノス

地中海クルーズと言えば、青く澄んだ大空と白い風車や青い壁の素晴らしいコントラストが輝く風景を思い浮かべる方も多いのでは?

そう、世に多く出ている写真や映像、これはサントリーニ島、ミコノス島の風景であることが多いです。

この憧れの風景ですが、個人手配で訪れようとすると島々を繋ぐ小型船の手配、そして拠点となるホテルを予約など、、なかなか面倒なことも多くあります。

MSCクルーズだと船に乗船しているだけでそれぞれの島を巡ることが出来ちゃいますよ。

サントリーニ、ミコノスの定番コース

©️MSC Cruises

イア島/サントリーニ

ミコノス島

街全体が世界遺産のヴァレッタ、マルタ島

地中海の真珠と呼ばれる人気のマルタ島。 首都であるヴァレッタは市街そのものが世界遺産に指定されている人気観光地です。

MSCクルーズではそんな人気のマルタ島を訪れるクルーズも。 こちらも個人手配で訪れようとするとシチリア島からフェリーを手配するか、ヨーロッパの拠点空港からの飛行機を利用するか、、、

MSCクルーズではそんな必要はありません。 乗船しているだけで憧れのマルタ島に到着です。

マルタ島は出入港シーンが美しいことで人気でもあるので、ぜひそちらにも注目してみてください!

聖ヨハネ大聖堂/バレッタ

世界遺産バレッタ市街

バレッタ発着/バルセロナ・マルセイユ・ジェノヴァ・チベタベッキア・パレルモ

©️MSC Cruises

2-3. ショートクルーズが面白い

あまり知られていないですが、MSCクルーズはショートクルーズも面白い。 地中海クルーズの航程は、7日間ほどでクルーズし、出発港に戻ってくるコースが一般的ですが、3日〜5日間ほどで短く、出発港と下船港が異なるクルーズもあり、それが結構使い勝手が良いのです。

たとえばこちらのコース。

バルセロナ(スペイン)=>マルセイユ(フランス)=>ジェノヴァ(イタリア)

©️MSC Cruises

効率的にさまざまな都市を観光したい方にとっては、3日間でスペイン、フランス、イタリアを周遊できるのは嬉しいですよね。

もちろんクルーズなので乗船しているだけで移動が出来ます。 このクルーズ中はそれぞれの国でホテルを取らなくてよいというのも嬉しいですね。

このショートクルーズを出発港や下船港の都市を起点とした旅行と組み合わせて楽しむのも良いですね。

クルーズとのコンビネーションで、より満足度の高い旅行の計画が可能となりますよ。

ただし、このような地中海を巡るショートクルーズは通年出ているというわけではありません。 春の4月、秋の10月頃に例年設定されているので、宝探し感覚で見つけてみてはいかがでしょうか。

ジェノヴァ/ポルトフィーノ

グエル公園/バルセロナ

3. 期待が高まる!地中海クルーズの最新ニュース

地中海クルーズといえばMSCクルーズと言われる理由をこれまでご紹介してきました。 さらに期待が高まるような、地中海クルーズ関連の最新ニュースが飛び込んできましたのでご紹介!

3-1. MSCクルーズがF1との業務提携

MSCクルーズが世界中のモータースポーツファンが熱狂する、世界最高峰の自動車レースであるF1(フォーミュラ1)とのグローバルパートナー契約の締結を発表しました。(MSC Cruises公式サイト/ニュース)

この契約により、一部グランプリ期間中にMSCクルーズ客船を開催地付近の港に寄港させる予定としています。

F1はシーズンを通して世界中をツアーしながらレースをおこなう、世界的レースイベント。 地中海を舞台にしたグランプリも世界的に人気を集めており、バルセロナ、そしてモナコでの開催が有名です。

MSCクルーズの最新鋭客船がモナコGPの盛り上がりに花を添える日も近いかもしれませんね!

MSCクルーズエグゼクティブチェアマンのピエールフランチェスコ・ヴァーゴ氏とフォーミュラ1社長兼最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリ氏

3-2. エクスプローラー1が地中海クルーズ

MSCクルーズとして初めて参入するウルトラ・ラグジュアリー・クルーズの第1隻目客船である「エクスプローラー1」(Explora1)の就航シーズンの航路が発表されました。

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エクスプローラー1は2023年5月に初就航、まずは地中海に配船されるようです。

2023年5月-6月: 利用港/バルセロナ、サントロペ、カルヴィ(コルシカ島)、ローマ、フィスカルド(ケファロニア島)、イスタンブール、アテネ 地中海のグランドジャーニー: バルセロナ、サントロペ、カルヴィ(コルシカ島)、ローマ、フィスカルド(ケファロニア島)、イスタンブール、アテネ、パトモス、ボトルム、カステロリゾ島、サントリーニ、アテネ、ミコノス、ゴゾ、イビサ、バルセロナ 地中海と西ヨーロッパ: バルセロナ、サントロペ、カルヴィ(コルシカ島)、ローマ、フィスカルド(ケファロニア島)、イスタンブール、アテネ、パトモス、ボトルム、カステロリゾ島、サントリーニ、ミコノス、ゴゾ、イビザ、マラガ、カディス、ポルティマン、リスボン、ポルト、サン・ジャン・ド・リュズ、ボルドー、サン・マロ、オンフルール

(MSC Cruises公式サイト/ニュース)

中でも、地中海のカステロリゾ島(ギリシャ)はこれまでクルーズ客船で寄港したことのない珍しい港とのこと。

このような港のチョイスこそが、地中海といえばMSCクルーズといえる所以ではないでしょうか?

4. まとめ

クルーズといえば、地中海クルーズを想像してしまうほど、大人気のディスティネーションである「地中海」。

MSCクルーズは、その会社名に「地中海」が入っているほどの、地中海クルーズにぴったりな客船会社であるということがお分かりいただけましたでしょうか?

ディスティネーションの良さを最大限に活かせるクルーズで、地中海を旅してみてはいかがでしょうか。

※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。

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