MSCクルーズ寄港地観光!楽しみ方はあなた次第
寄港地観光ではどんなことができる?大きなグループでの観光になる?家族連れやシニアで体力に自信がなくても参加できるの?などといった疑問や、MSCクルーズの寄港地観光の特徴について解説します。
1. MSCクルーズの寄港地観光
クルーズ旅行中の大きな楽しみのひとつである寄港地の町巡りや観光。
乗船している人に、なぜこのクルーズを選んだの?と聞くと、○○港に船が寄港するから選んだのよ!という声が聞こえてくることがあるほど、クルーズ旅行者にとって「寄港地観光」って大変重要なんですよね。
そこで、MSCクルーズではどんな寄港地観光ができるのか?MSCクルーズにしかない特徴や魅力はどんなものなのか?について調べてみました!
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1-1. 9つの詳細なカテゴリー
MSCクルーズは各寄港地ごとに用意されている寄港地観光が多岐にわたり、一つの観光地に対しても複数種類のツアー設定をされていることも多いです。
観光地で体験型の特別な時間を過ごしたいか、メインのスポットをしっかりとガイドしてほしいのか、それとも歩くのが苦手なので拠点となるエリアをバスで車窓観光をしたいのか?
寄港地観光をどのように楽しみたいのか?という目的に沿って、詳細なカテゴリー分けがされているのがMSCクルーズの寄港地観光の特徴です。
さて、あなたは寄港地観光において、どのような観点を大事にしますでしょうか?
ぴったりのものを見つけてみましょう!
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① アクティブ&アドベンチャー(Active & Adventures)
サイクリングやカヤック、トレッキングなど、寄港地の自然に合わせてアクティブに体を動かしながら観光を楽しみたい方向け。
カヤック/イメージ
②シティーツアー(City tour)
効率よくメインの観光地をバンなどで巡って楽しみたい方向け。 リスボン/イメージ
③文化と歴史(Culture & History)
観光地に係る歴史や文化を学びながら観光を楽しみたい方向け。メインの観光地ではガイド付きです。
ロードス騎士団のグランド マスターの宮殿/イメージ
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④観光ルート(Scenic route)
バンの車中から観光地を楽しみたい方向け。
⑤ファミリー向けツアー(Family fun)
所要時間が短く、子供に負担にならないようケアされています。子連れ家族向け。 ※現在一時的に中止しています
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⑥自然の驚異(Natural wonders)
寄港地に生息する動物達との出会いも望める、自然を楽しむツアー。
ウブド・モンキーフォレスト/イメージ
⑦特別な体験(Something Special)
ただの観光だけでなく、美食探訪などの趣味や関心を刺激するツアー。 ワインテイスティング/イメージ
⑧海と太陽(Sea &Sun)
自然の不思議などに触れたり、自然風景を楽しみたい方向け。
コスタマヤ/イメージ
⑨バリアフリー(Easy & Accessible)
歩くのに自信がない方や、車椅子でも安心して楽しみたい方向け。
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バリアフリーツアーの詳しい情報はこちら(MSCクルーズ公式HP)
1-2. 寄港地観光の基本
MSCクルーズではさまざまなスタイルの寄港地観光が用意されていることが分かります。 では、そんな寄港地観光について基本的におさえておくべきポイントはあるのでしょうか?
- 言語について
日本発着クルーズ以外で日本語のツアーが開催されることは基本的にありません。
- ガイドについて
専門のガイドがつかないコースもあります。
- 体力的な難易度について
ツアーによって体力的な難易度が異なります。オンラインで表記される、難易度レベルを参考に検討します。
- 催行の可否について
各ツアーに最小催行人数が設けられており、その人数に達さない場合は中止となることがあります。
オンラインのツアー表示の例
2. 寄港地観光の予約について
さあ、あなたはどのような寄港地観光を楽しみたいですか? MSCクルーズの寄港地観光では、「メインの観光地をバンの車窓から楽しみたい」「せっかくだから自然に飛び込むような観光を楽しみたい」「訪れた地でしか食べられない食事を楽しめるツアーに参加したい」などといった、人によって違うさまざまな希望を叶えることができる寄港地観光が用意されています。
では一体どのように予約をすればよいのでしょう?
お得に予約ができる方法があったりするのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
2-1. 事前予約がオススメ!WEB割引も
オンラインでの事前ご予約で最大20%の割引が受けられます。
航路によっては人気の寄港地観光に人が集中することも。場合によっては、乗船前に寄港地観光がキャンセル待ちになることもありますよ。
基本的には、乗船日4日前まではご予約内容の変更・取り消しが可能なので、気になる寄港地観光があれば乗船前に予約をしておくのがよさそうですね!
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2-2. 乗船後でも予約可能
もちろん、乗船後にクルーズが始まってからの寄港地観光の予約も可能ですよ。 船内にはエクスカーションデスク(Excurtion desk)があり、専用のスタッフが対応してくれます。 さまざまなエクスカーションのブローシャーや情報が集まりますので、どの寄港地観光を選べばいいかアドバイスが欲しい場合はこちらに相談してみましょう。
エクスカーションデスクの例/MSCベリッシマ
3. MSCクルーズならではの寄港地観光
MSCクルーズらしさがつまっている!そんな独自性の高い寄港地観光があるなら参加してみたいと思いませんか? ここからはそんな、MSCクルーズならではの寄港地観光を2つ、ご紹介いたします!
3-1. サイクリングツアー
「MSCバイク・アドベンチャー」(MSC Bike Adventours)は、専用ガイドと共に自転車(電動自転車も)でメインの観光地を巡る小グループのサイクリングツアー。
MSCクルーズは2022年夏季、21カ国、150に渡るサイクリングツアーをプロデュースすることを発表しています。 近年日本でもコロナ禍で自転車の需要が高まり、サイクリングが新たな移動手段や趣味として注目を集めています。
エクササイズをしながら素晴らしい観光地を楽しめるというのは一石二鳥、時代に即した観光と言えそうですね。
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※現在この寄港地観光プログラムは次の客船、2022年夏〜MSCグランディオーサ(MSC Grandiosa)、MSCマニフィカ(MSC Magnifica)、MSCシーサイド(MSC Seaside)、MSCシービュー(MSC Seaview)、2022年冬〜2023年はMSCグランディオーサ(MSC Grandiosa)、MSCビルトゥオーサ(MSC Virtuosa)、MSCワールドオイローパ(MSC World Europa)、MSCプレチオーサ(MSC Preziosa)で予定されています。
3-2. オーシャンキー
最もMSCならでは!だといえるのが、自社プライベート・アイランドである「オーシャン・キーMSCマリーンリザーブ」(Ocean Cay MSC Marine Reserve)での寄港地観光ではないでしょうか。
場所はカリブ海に浮かぶバハマのビミニ。
カリブ海クルーズの寄港地では、通常は治安が気になることが多いですが、オーシャンキーはMSCクルーズが自社で開発、所有しているプライベート・アイランド。
MSCクルーズに無関係な人物は利用できないので安全。 そして、島の開発の際には自然を保護するための工事をおこなってきたため、サンゴを守る自然保護区の役割も果たしている、非常にサスティナブルな観光地となっています。
▼▼オーシャンキーについて詳しくはこちらの記事もチェック▼▼
体力に自信のある人はパドルボードやカヤックの寄港地観光で楽しむもよし、ビーチリゾートはゆっくりぼーっとするための場所でしょという人はカバナレンタルの寄港地観光に申し込むもよし。
楽しみ方はあなた次第、無限です!
カヤックでの冒険も楽しそう!
カバナでゆっくりもいいですね
3-3. 持続可能なプロテクツアー(PROTECTOUR)
MSCクルーズは環境に配慮し、持続可能なツアーをおこなうことで大切な海洋を守るという活動も。
この環境配慮型の寄港地観光は「PROTECTOUR」。
その名の如く、ツアーを通して海洋や海の生物、森林など地球環境を守るということを目指します。
このツアー全体の約70%の移動方法がウォーキング、サイクリング、カヤックなどといった環境負荷の低いものとなっているのはもちろん、植樹やビーチクリーニングなどといった活動も含まれているものも。 ただの観光だけでなく、それを通じて環境保護に貢献するという新たなスタイルを実行してみたいという方にはぴったりの内容です。
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4. まとめ
「寄港地観光」と聞くとなんだか難しく考えてしまいますが、MSCクルーズではさまざまな目的に沿って楽しめるように、多種多様な観光内容が用意されていますよ。
クルーズへのご乗船が決定、もしくは検討の際に、オンラインで寄港地観光のツアー内容を確認してみるのがよいですね。 ツアー料金や観光内容はもちろんのこと、所用時間や体力的な難易度なども分かりやすいマークで表示されているので、ご自分や同行者の方の体力や目的に照らし合わせてチョイスして、最高なクルーズ旅行を計画しちゃいましょう!
※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。