カーニバル・コーポレーションが年次サステナビリティレポートを発表、2030年目標に向け前進中
- カーニバル・コーポレーションは、2030年の目標と2050年の抱負に向けた2021年の進捗状況をまとめた、第12回年次サステナビリティ・レポートを発表しました。
- 気候変動対策、循環型経済、持続可能な観光、健康と福祉、多様性、公平性と包摂、生物多様性と保全の6つを重点分野としています。
- 当社は、2030年までに2019年の基準値に対して20%の炭素強度削減を達成する予定です。
- 2021年時点で船隊の46%が陸上給電機能を装備している。
- 液化天然ガスを燃料とするクルーズ船6隻が運航中。
- 2021年に一人当たりの食品廃棄物の24%削減と、使い捨てプラスチックアイテムの50%削減を達成。
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、2030年のサステナビリティ目標および2050年の抱負に向けた2021年の主な取り組みと進捗状況をまとめた第12回年次サステナビリティレポートを発表しました。同社のサステナビリティへの取り組みは、気候変動対策、循環型経済、持続可能な観光、良好な健康と福祉、多様性、公平性と包摂、生物多様性と保全という6つの分野に重点を置いています。カーニバル・コーポレーションは、ALB-kmあたりのCO2eグラムとALBDあたりのCO2eキログラムの両方で測定して、2019年のベースラインと比較して2030年までに20%の炭素強度削減を達成する軌道を維持しています。
2021年末時点で、同社の船隊の46%がショアパワー機能を備えており、港にいる間、船舶が岸辺の電力を使用することができます。また、液化天然ガス(LNG)船を追加導入し、LNGを動力源とできるクルーズ船は合計6隻となりました。その他、2021年に1人当たりの食品廃棄物を24%削減し、使い捨てプラスチック製品を50%削減するなどの取り組みを行っています。NGOとの協力、多様性・公平性・包摂の取り組みに対する表彰、地域社会の文化・歴史・自然資源を支援するプログラムなどは、より持続可能な未来に向けた同社の取り組みを示しています。