プリンセス・クルーズ、フィンカンティエリ社と船隊最大級の2隻の船を契約

2010.05.04

プリンセス・クルーズ、イタリアのフィンカンティエリ造船所と3,600人乗りの客船2隻の契約を締結
2013年春と2014年春に就航する、プリンセス・クルーズ最大級の客船
客室の80%にバルコニーを設置予定
プリンセス・クルーズの特徴であるピアッツァ、サンクチュアリ、スパ、レストランを拡張予定

カーニバル・コーポレーション＆plc傘下のプリンセス・クルーズは、イタリアのフィンカンティエリ造船所と、2013年春と2014年春の就航を予定している2隻の3,600人乗りの客船建造契約を最終締結しました。新造船は、1バースあたり約155,000ユーロで、プリンセス・クルーズの船隊の中で最大の141,000トンとなる予定です。新造船のデザインは、プリンセス・クルーズの最新船を進化させたもので、新たな機能や革新性を備えています。例えば、すべてのアウトサイドキャビンにバルコニーを設置し、全客室のバルコニー比率を80%にします。

また、ダイニング、エンターテインメント、リテールを備えた中央のアトリウム、ピアッツァは、人気のサンクチュアリ、スパ、レストランとともに拡張される予定です。プリンセス・クルーズの社長兼CEOであるアラン・バッケリューは、厳しい経済環境の中、プリンセス・ブランドの成長の可能性に自信を示しています。新造船の具体的なアメニティやデザイン要素については、今後数ヶ月のうちに明らかにされる予定です。プリンセス・クルーズは、17隻の近代的な客船を擁する世界的なクルーズ・ツアー会社で、革新的なデザインと、ダイニング、エンターテイメント、アメニティなどの幅広い選択肢を提供しています。