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IACEトラベル

3.38
バンクーバー ~ ロサンゼルス 7日間
  スター・プリンセス (プリンセス・クルーズ)   2016-10-19
プリンセス・クルーズ

 これはIACEトラベルの手配で、2016年10月のクルーズ旅行に行かれたお客様による乗船レビューです。

Itinerary

スター・プリンセス - 2016年10月19日  乗船
10月19日 バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)
10月20日 ナナイモ(バンクーバー島)
10月21日 シアトル(ワシントン州)
10月22日 アストリア(オレゴン州)
10月24日 サンフランシスコ(カリフォルニア州)
10月26日 ロサンゼルス(サンペドロ / ロングビーチ)

Map

Ship

スター・プリンセスに乗船し、娘と生後10ヶ月の孫と3世代でアメリカ西海岸クルーズを体験しました。

育児休暇中で勤務先に気兼ねなく海外旅行が出来るという娘の思惑と定年退職記念のクルーズをしたいという私の思惑が一致して、一緒に海外クルーズをする事を決意。時期は秋季でもあり、紅葉が綺麗なイメージのバンクーバー出発のクルーズを探し、当初はHALのフォーレンダムによる北太平洋横断クルーズ(16日間)を計画しましたが、渡洋航海の乗船資格は1歳以上という規定で生後10ヶ月では乗船できない事が判明し断念。やむなく生後6か月以上なら乗船資格がある非渡洋航海のアメリカ西海岸クルーズ(8日間)に決めました。

バンクーバー

バンクーバーにはクルーズ出発の6日前の10月14日に到着。

幼児連れで連泊という事もあり、自炊ができる滞在型のホテルに宿泊し、朝食や夕食は近くのスーパーで買い出しして済ませ、観光バスは利用せず公共の電車、路線バスや水上バスなどを利用したのでバンクーバーを市民目線で観光できました。

バンクーバーは評判通り紅葉がとても綺麗でしたが、あいにく雨季のため連日雨降りでベビーカーを牽いての観光には苦労しました。

1カナダドルは80円位でしたが、バンクーバーはクレジットカード決済が浸透しており、とても便利でした。バス乗車時に支払う運賃以外は殆ど何処でもカード決済ができて、カナダドル両替は少額だけで済みました。またバンクーバーにはトロリーバスの路線バスが張り巡らされており、シーバスとの共通のチケットを購入して乗り慣れてくるととても便利でした。

バンクーバーは町並み・周囲の景観が美しく、水上交通と連携した交通システムや車の運転マナーもよろしく「世界一住みやすい町」として評判高いのにも納得できました。

バンクーバーの紅葉

アメリカ西海岸クルーズ

10月19日にいよいよスター・プリンセスに乗船。

昔の横浜大桟橋に似た感じのカナダプレイスには道路に正面衝突しそうな感じでスター・プリンセスが停泊していました。

バンクーバーの高層ビルとスター・プリンセス号

スター・プリンセスとは2002年2月に処女航海で大阪天保山ターミナルに来港時に見た時以来の再会です。

当時は斬新な船型に感激しましたが、あれから14年経過しプリンセスクルーズでは同型の船が増えたこともあり、初めて乗船する船でしたが少しも感激はしませんでした。船内の施設配置や名称がダイヤモンド・プリンセスと共通点が多く、ダイヤモンド・プリンセスに2度乗船しているだけに乗船して直ぐに迷うことなく動き回れ、船内生活を楽しめました。

ダイヤモンド・プリンセスとの大きな違いは特徴ある船尾。船尾最上階にあるスカイデッキのスカイウォーカーズ・ナイトクラブとそれに通ずる電動歩道もあるスカイウォーカーが魅力的です。後部の最上階なので迫力ある航跡が見られ見晴らしも良く、自分の一番お気に入りのラウンジとなりました。ビュッフェのあるホライゾンコートや船内から7階デッキへの出入口のドアは自動ドアになっており、両手に物を持っている時にはとても便利で楽でした。

昨年乗船したダイヤモンド・プリンセスの日本発着クルーズでは2350名が乗船しリピーター率は43%でしたが、今回は2600名が乗船しておりほぼ満員(リピーターは1711名)でリピーター率は何と66%。殆どがシニア世代でしたが改めてアメリカではクルーズが旅の手段として定着しているかを実感し、日本のバスツアー感覚でクルーズが一般人に馴染まれている様子が感じられました。

日本人は自分達3人だけでしたが、当然ながら日本語対応はなく、乗船客の殆どはアメリカ人で全くの英語の世界でした。船内では生後10ヶ月の孫が大変可愛がられ、ベビーを連れたアジアの乗船客として注目されて多くの乗船客から気軽に話しかけられました。3世代での乗船も珍しく乗船客やクルーから随分と歳の差が離れた夫婦と思われたりすることもあり珍道中でした。

寄港地

ナナイモ

最初の寄港地はバンクーバー島にあるナナイモ。人口8万5千人のバンクーバー島第二位の町。バンクーバーからバスとフェリーを乗り継いで行っても4時間位で行ける所に何故大型客船の寄港地とされているのか疑問でしたが、平均速力11ノットで一晩かけて到着。のどかな海辺のリゾート地という感じで、市内巡回の無料シャトルバスを利用し3時間位で主だった観光スポットは歩いて回りました。小さな町で特に目を引くものもなくナナイモでは1ドルも使わずに最初の寄港地での観光を終えて船に戻りました。

シアトル

ナナイモから約300km離れたシアトルには翌朝7時に着岸。

シアトルはワシントン州最大の都市だけに高層ビルが建ち並び壮観です。埠頭からダウンタウンまで20分間隔で運行の無料シャトルバスに乗り、先ずは市内中心部ウエストレイクセンターへ。モノレールに乗りシアトルのランドマークのスペース・ニードルに行きましたが、高さ180メートルのタワー展望台見物の待ち時間が長く、昇るのはあきらめて徒歩でシアトルセンターからウオーターフロントにあるパイク・プレイスマーケット界隈を歩いて回りました。

ナナイモとは大違いでお洒落で魅力的な店が多く、買い物したり、スターバックス一号店で珈琲を飲んだり、シーフードを食べたりして帰船時間ギリギリまで市内観光しました。

アストリア

コロンビア川河口に位置するオレゴン州の港町で、スター・プリンセスはコロンビア川の波止場に着岸。

対岸のワシントン州に架かりコロンビア川を横断する1966年開通のアストリア・メグラー橋(全長4.1マイル)は風格がありました。川沿いにある遊歩道をコロンビア川海事博物館までベビーカーを押しながら往復8キロ位歩き、坂道沿いの豪邸や趣きのある民家も見物。

昼食は旅行ガイド本記載の人気屋台でフィッシュ・アンド・チップスを食べました。出港まで時間があったので、1913年製で年代物のアストリア・リバーフロントトロリーに往復乗車し、車窓風景を楽しみました。

アストリア・リバーフロントトロリーとアストリア・メグラー橋

アストリア・メグラー橋とスター・プリンセス

サンフランシスコ

アストリアを出港して翌日は終日航海で翌々日早朝にゴールデン・ゲート・ブリッジを潜り抜け、7時にサンフランシスコ港35埠頭に着岸。

埠頭は繁華街に近く先ずは歩いてフィッシャーマンズワーフへ行き、サンフランシスコ観光の名物でもあるケーブルカーに乗車。想像していたより急勾配の坂道を走り、立ち乗りもでき乗り応えも見応えがありました。運転手らしからぬ服装の運転手がレバーを押したり引いたりしながら運転し、ケーブルカーは終点ではバックできない車両のため人力でターンテーブルを回し車両の向きを換えたりと迫力満点でした。高台からはサンフランシスコ湾が一望でき、停泊しているスター・プリンセスとルビー・プリンセスも眺められ、「世界で一番曲がりくねった坂道」と称されるロンバード・ストリートを散策しました。

次の観光目的地は1937年に完成したというゴールデン・ゲート・ブリッジ。旅行ガイド本お勧めの「海沿いをサイクリング」というキャッチフレーズに惹かれ、レンタサイクルでゴールデン・ゲート・ブリッジを渡りました。橋の上から見るサンフランシスコの景観は素晴らしかったですが、坂道が多く途中トレーラー付き自転車の調子が悪くなったり道を間違えたりと幼児を連れての15キロの行程は大変疲れました。

サンフランシスコ港を午後11時に出港。続いて後を追い駆けるように僚船ルビー・プリンセスが出港し、素晴らしい出港風景が見られました。 30分後には文字通り金色に映えるゴールデン・ゲート・ブリッジを潜り抜け、外洋に出ました。

サンフランシスコ港に停泊のスター・プリンセスとルビー・プリンセス

サンフランシスコのケーブルカー

ゴールデン・ゲート・ブリッジ

ロサンゼルス

サンフランシスコを出港して翌々日午前7時にロサンゼルス市街から40キロ離れた埠頭に着岸し、8日間のクルーズを終えて下船しました。貨物主体の殺風景な埠頭でしたが、下船手続きは極めてスムーズで、大勢の乗船客への対応が安定している様子が窺われました。

ロサンゼルスは名古屋の姉妹都市でもあり親近感を感じます。バンクーバー以来、ずっと英語の世界だったので、ロサンゼルスでは日本系のミヤコホテル・ロサンゼルスに宿泊。ホテルには日本語が話せるスタッフが常駐し、テレビは日本の放送も見られて今迄のストレス発散ができました。

ロサンゼルスでは3日間滞在し、地下鉄のメトロレールや路線バスに乗り、ハリウッドやビバリーヒルズ、サンタモニカなどを訪れ、セレブ気分とローカル気分を味わいました。

サンタモニカ海岸

カナダ、アメリカの文化や社会にたっぷりと触れた16日間にわたる海外旅行を終え、ロサンゼルス空港から成田空港まで飛行機で11時間かかり無事に帰国しました。

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