ロサンゼルス出港のクラウン・プリンセス号でアメリカ西海岸クルーズに行ってきました。
2日間の終日航海と4か所の寄港地を巡る充実した旅でした。ロサンゼルス国際空港から船会社のバスでサンペドロ港へ向かい、乗船しました。すぐ近くには現在は博物館になっているUSSアイオワが停泊しています。
部屋に向かう途中、ドアに「happy birthday」や「happy anniversary」というプレートが貼られバルーンが飾ってあるお部屋がいくつもありました。事前に伝えておくと、こういう嬉しいお祝いもしていただけるみたいです。
サンフランシスコ
ゴールデンゲートブリッジを渡ってビスタポイントへ、それからフェリーでアルカトラズ島に渡り自由解散というショアエクスカーションに参加しました。ビスタポイントでは、さっきまでクリアに見えていた巨大な赤い橋が、みるみるうちに霧に覆われてすっかり見えなくなってしまうという現象を間近で見ることができ魅惑的でした。
アルカトラズ島のオーディオツアー(日本語あり)は、ちょっとしたストーリー仕立てになった解説を聞きながら刑務所内をまわる面白い体験でした。出港が22時30分だったので、自由解散の後もケーブルカーに乗ったり、賑やかなピア39辺りでクラムチャウダーを食べたりして夜まで楽しみました。このショアエクスカーションは、乗船前にインターネットで予約したのですが、その時点で早い時間帯のツアーは「SOLD OUT」になっていました。乗船後に配られる空き状況もすでに「SOLD OUT」のものがいくつもありましたので、「参加したいな~」と思っているものは早めにチェックしておいた方がいいかもしれません。
サンタバーバラ
テンダーボートの上陸ポイントからシャトルバス(50¢)でダウンタウンまで出られます。メインストリートにはスーパーやファッションのお店、カフェも沢山あってきれいで歩きやすい所でした。
サンディエゴ
ターミナルのそばにUSSミッドウェイ博物館があり、本物の空母に近づけます。海沿いの道をブラブラ歩いていくと、おとぎの国のようなショッピングエリアが広がっていて、とっても雰囲気のいい所でした。
エンセナーダ
ターミナルからメインストリートまでシャトルバス(2$)に乗って、帰りは歩いて戻りました。メキシカンなバーやシルバーのお店、特に薬局が多かったです。米ドルも使えるので両替はしなくても大丈夫です。ショアエクスカーションに参加するのも大変楽しいのですが、このクルーズの寄港地周辺にはちょっと歩けば観光できるスポットが色々あったので、午前中散策してランチは船でとるなんてことも気軽にできてとても良かったです。クルーズ新聞と一緒に寄港地の案内も部屋に届けてくれるので参考になりました。部屋にはプリンセスクルーズのロゴの入りの青いバッグが置いてありました。それを持って観光に出かける方も多く、街中でそのバッグを見つけると「あっ同じクルーズの方だ」なんて、ちょっとした目印になって安心しました。
終日航海日には、船内図とクルーズ新聞を片手にのんびり船内を探検しました。この日は限定で英国スタイルの「パブランチ」が行われたので、「キドニーパイ」や「フィッシュ&チップ」など普段とは違うランチを堪能しました。
毎晩ターンダウンの時にはチョコレートを置いてくれます。これが結構嬉しかったりします。
乗客は、アメリカ国内からの年配のご夫婦やグループが多かったです。船内はインテリアも雰囲気も落ち着いた感じで、とても居心地が良かったです。 毎日が大変楽しくて、またリピートしてもいいかなと思えるクルーズでした。