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クルーズマンズではじめよう
クルーズライン別はわかりませんが、エリア別の人数内訳については、下記の国土交通省のサイトからダウンロードできる、資料1(PDFファイル)の5ページ、図表4「外航クルーズを利用する日本人乗客数のエリア別乗客数及び海域別シェア」に詳細な統計があります。資料1には、他にも各種統計が掲載されていて、とても興味深いです。
2017年の我が国のクルーズ等の動向(調査結果)について
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji02_hh_000236.html
ただ、日本のクルーズ統計は、フェリーのような移動を主目的にした1泊クルーズも含むので、アジアを除くと、日本人の乗船の多い海外エリアトップは、長年の間、団体ツアーでもシリアラインでの移動が組み込まれることが多い、バルト海だったらしいです。 クルーズ人口は前年比27%増の31万人、とのことですが、統計上の平均泊数は微減していますし、日本を訪れる外国客船、外国人クルーズ旅客は増加しても、「クルーズ」が、日本人のレジャーとして広く浸透してきたとは、まだ言いにくいのかもしれません。
Cruise Lines International Association(通称CLIA)というニューヨークに本部を置きアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラレーシアなど世界の様々な海域に拠点を置く世界最大のクルーズ組織があり、その頭文字をとってCLIAなる組織があります。その組織は詳らかに様々な数値を調査、分析しデータ化しております。どの世界クルーズ人口を国籍別に、また世界のクルーズ海域別人口などがデータ化されています。「2018 Cruise Industry Outlook」と検索しますと最新データが出てきます。その中にあります。
質問から離れますが、日本にも多くの外航クルーズ船が入港するのも実は政府全閣僚会議「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」なるものがありその政策として2020年までに訪日観光客4,000万の目標のうち500万人を外航クルーズ船でという目標値があるからです。国会議員の方々交えて 今後の国土交通省クルーズ政策担当者レクチャー頂く機会がありましたが、なかなか政策にこういった世界のオフィシャルな組織の動向が反映されていない様でしたので、政府が狙うは海から訪れるグレイターチャイナ圏の世界の2割の小さな市場ではなくCLIAが示している様に、約2,500万人の市場の約8割を占める欧米豪を「空」から招きいれる「フライ&クルーズ」施策を意識すべきだとCLIAデータをお見せしながら謹言させて頂きました。 欧米業を