残念ながらと申しましょうか、私は船で医療のお世話になったことがございません。なのではっきりこうだとお答えできませんが、いくつか聞いた話などですと、、、ダイヤモンド・プリンセスダイヤモンドプリンセスで出会ったカナダ人の方は、皮膚がんの手術の跡の 二......
残念ながらと申しましょうか、私は船で医療のお世話になったことがございません。なのではっきりこうだとお答えできませんが、いくつか聞いた話などですと、、、
ダイヤモンド・プリンセス
ダイヤモンドプリンセスで出会ったカナダ人の方は、皮膚がんの手術の跡の 二の腕にある傷の治療を船でしていらっしゃいましたが、アメリカ人のドクターがとてもいいとおっしゃっていました。
その時の一緒におしゃべりしていた他の方も「ここのドクターはいいよね、高いけど」とのこと。
かんたんな治療はしていただけるようですが、費用は高額そうですので旅行保険は必要です。
ホーランドアメリカ
ホーランドアメリカでは肺炎になられたアメリカ人のシニアの男性が点滴などの治療を受けられたとか。
ここもよい先生だったとおっしゃっていました。
のちにその方は北欧のクルーズの際に持病の悪化で船を降りざるを得なくなり、ノルウェーで下船して入院されたと聞きました。
これらはプレミアムカジュアルの場合。
コスタ・ネオロマンチカ
一番最近のコスタネオロマンチカでは、風邪をひかれた高齢の日本人ご夫妻が医務室に行ったら、薬が合わないから上陸して病院に行くようにいわれ、石垣島でタクシーで自分で行き来されて、帰りもぎりぎりで観光どころではなく大変だったという話も伺いました。
他にもコスタではクスリが合わないから治療できないようなことを言われた方もいらっしゃいました。
実際、どうやってどのような船でどの程度のトラブルかということで全部違うと思いますが、乗っている添乗員さんは基本、ご自分の担当のツアーの面倒しか見ないと思いますし、日本人スタッフがいたとしてもどこまで面倒を見てくれるのか。
キャプテンの判断で近くの島などに寄ることも
船酔いはクスリをくれますし、ねん挫などの怪我くらいの手当てなどは皆さんしてもらっていますが、命に係わるような大騒動ですと、キャプテンの判断を仰ぐことになり、近くの島や陸の医療機関に運ばれることになった例も見たこともあります。
キッチンスタッフがひどく手を切ってしまって、どうしても急ぎの治療でヘリコプターを呼ぶこともあるよという話をしてくれた外国人客もいましたし、実際、プリンセスで日本周遊中、急病人で自衛隊か何かのヘリコプターを呼んだこともあります。(見られなかったので どこのヘリかわかりませんが)
ですので船によっても違うかもしれません。
コスタなどは風邪くらいでそういう対応では、機能するドクターがいらっしゃるかどうかも分からないかもしれません。
船の格が上がるとスタッフの格も上がります。(船側はだいたい)
日本の添乗員さんや乗っているエージェントさんの格はわかりません。
もし下船しなくてはならなくなっても、良い船のほうが確実にケアよく相談にも応じてくれると思います。
ですが、そんな大ごとにならないように健康管理できるものや自分の必要と思われるものの準備は怠りなく。
日常に使う薬の予備や市販薬など、私はサプリメントのビタミンCや青汁などをもって栄養不足やストレスによる免疫低下で、何か染りすくなったりすることを避けるよう気を付けています。
数千人乗るカジュアルシップでは子供も多く、スタッフの相対数が少なめで、パブリックスペースもお掃除が回りきらないこともあります。
衛生には気を配る必要があると思います。
コスタネオロマンチカやプルマントゥルもチープなだけにパブリックの化粧室があまりきれいではありませんでした。
カジュアルではやはり自助が必須で、格が上がると少しは何とかしてもらえるかもしれません。
日本のエージェントさんは大手でもまだ経験が浅くいろいろなことを聞いてもあまり役に立つお答えはいただけません。
御面倒でもしっかり、用意されることをお勧めします。
長くなって申し訳ございません。
クルーズでの緊急搬送についてのブログを寄稿しましたので、よろしければお読みください。