2018年4月のシルバー・クラウド・エクスペディションで行った大西洋沿岸クルーズは、「Culinary Expedition(食の探検)」をテーマにしたテーマクルーズでした。 各寄港地では、その土地のローカルフードやワインをテーマにした寄港地観光が用意され、また、船内でも、パエリアや生牡蠣、チーズなど、地方の名物料理の数々が、シェフの実演で提供されました。 船に乗ると、船の料理がおいしいので、昼食も船に戻って食べてしまうことが多く、ローカルフードを食べ損ねてしまいがちになるのですが、このテーマクルーズでは、船でも寄港地でも、各地方の様々なグルメが楽しめて、とてもよかったです。 フランスの各種チーズ 生牡蠣と白ワイン 季節のホワイトアスパラ@ボルドー近郊の星付きレストラン
バトラー付き客室は、2018年4月のシルバー・クラウドに乗船したときに、1度だけですが、体験しました。 シルバーシークルーズでは、通常の客室係に加えて、全ての客室レベルにバトラーサービスが付いているのが特徴です。なじみがないので、戸惑いますが、何でもとりあえずバトラーに頼めば、各担当部署に連絡調整してもらえるサービス、と理解しました。 バトラー自身がする仕事は、主に、客室ミニバーのセットと、食事のルームサービスだと思います。荷物のパッキングの手伝いや靴磨きなども、サービスのひとつとして、オフィシャルサイトに記載されていますが、やってもらう人は恐らくかなりまれです。 レストランや、エクスカーションの予約もしてもらえますが、バトラーを通すと、上手く伝わらないことや、勘違いすることもあると思います。せっかくの旅行で、バトラーに文句を言ってもかなしいだけですので、これは、ということは、自分で直接交渉したほうがいいかもしれません(レストランやエクスカーションの予約は、事前にHPからも行えます)。 客室係は、客室の清掃、備品の補充などがメインの仕事です。バトラーのいないシーボーン、上級スイートのみにバトラーを配置しているリージェントなどの一般客室では、これに加えて、ミニバーの補充も、客室係が担当しています。 バトラーがいてもいなくても、ラグジュアリラインに乗船する限り、トータル的なサービス内容は、そこまで大きくは違わないのかもしれないな、というのが、私の印象でした。 例えばキュナードのような船内階級格差の大きい船で、その違いを体感された方がいらしたら、お話しを伺ってみたいですね。
どのランクのクルーズ船でもブッフェでの提供がある、ランチタイムのブッフェとの想定で、お答えします。 私が今まで乗船したなかでは、リージェントセブンシーズ・マリナーが一番料理の種類も豊富で、美味しかったと思います。終日航海日には、ブッフェのレストランと同じデッキにある、プールグリルで、メキシカンやシーフード(寿司)などのテーマランチが行われ、さらにバラエティに富んだ料理を楽しめました。 シーボーンやシルバー・クラウドも美味しいですが、船が小さいと、どうしてもブッフェ料理の種類が限られます(そのかわり、シーボーンでは日替わりのパスタと魚料理、シルバー・クラウドではピザがテーブルオーダーできます)。 クリスタル・シンフォニーは、美味しくないわけではないのですが、リド・カフェのブッフェの内容にあまり魅力が感じられず、ランチもメインダイニングで食べていました。ビストロに、時間帯によって置いてあるスイーツ類は、ランチブッフェよりも種類豊富で美味しかったように思います。 スター・プリンセスでは、ブッフェではないですが、インターナショナル・カフェのショーケースから取り分けてもらえる、総菜やスイーツ類が美味しかったです。
2018年4月に乗船したシルバー・クラウドのThe Grillで食べた、溶岩焼きステーキです。400℃に熱した溶岩プレートをテーブルにセッティング、その上で、プレミアムUSビーフや、海老などのシーフードを好みに焼き上げるスタイルで、見た目にも豪快で盛り上がります。10cm以上もある分厚いフィレステーキをミディアムレア、溶岩でまわりをパリッとこんがり焼いて、塩こしょうだけで味付け。柔らかく、かむと肉の味がしっかりと伝わってきました。The Grillは、シルバーシーの全船にあるので、どの船に乗船しても、この溶岩焼きステーキは体験できると思います。
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