サウサンプトンの主な観光スポットは、サウサンプトン・コモンを除けば港の入口からほぼ1km圏内に集中しており、乗船してきた船の着岸位置に恵まれれば徒歩観光が可能である。

<主な観光スポット>

1.バーゲート(Bargate)と旧市街を囲む城壁
 バーゲートはサウサンプトン中心街にある1290年建造という城門でここから南側(海側)が旧市街、北側が新市街といわれる。
 近代的なショッピングモールもあって賑やかな新市街と旧市街の境のところどころにかつて旧市街を取り囲んでいた城壁が残り、港の周囲まで続いている。

2.チューダーハウス(Tudor House)
 旧市街にある1492年建てられた歴史的建築物で中世からの生活道具を中心に展示する博物館になっている。
 近くには中世の商家(Medieval Marchant's House)も残っており、古のサウサンプトンを感じられる。

3.シーシティ博物館(Seacity Museum)
 新市街の市役所近くに2012年オープンした博物館で1912年に沈没した豪華客船タイタニック号に関連した展示品が多く、1/25スケールのタイタニック号が飾られている。

4.ソレント・スカイ航空博物館(The Solent Aviation Musuem)
 旧市街の東側にあるサウサンプトンの航空産業の歴史を紹介する博物館。
 第2次世界大戦でイギリスを救ったといわれる名戦闘機スピットファイアや飛行艇の実物が展示されている。

5.サウサンプトン・コモン(Southampton Common)
 バーゲートから北に徒歩30分、2km程行ったところにある敷地面積1.5㎢という広大な公共公園。


サウサンプトンからのエクスカーション

1.ウインチェスター(Winchester)
 サウサンプトンの北北東20km程のところにある町。
 1554年にイギリス女王メアリー1世とスペイン王フェリペ2世の結婚式が行われた古都でイッチェン川(River Itchen)の流れと多くの歴史的建造物が美しく、中世の雰囲気が色濃く漂う。

2.ワイト島
 サウサンプトンからフェリーで30分程の島。
 自然の美しい緑豊かな島でヴィクトリア女王の別荘だったオズボーン・ハウス(Osborne House)や保存鉄道であるワイト島蒸気鉄道(Isle of Wight Steam Railway)が有名である。