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. ディズニー・クルーズ・ラインの歴史・特徴
ディズニー・クルーズ・ライン(Disney Cruise Line)はウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)の子会社のクルーズ・オペレーターである。
1996年にマジカル・クルーズ・カンパニー・リミテッド(Magical Cruise Company Ltd.)として本社をフロリダに、イギリス・ロンドンに設立された。
1艘目となるディズニー・マジック(Disney Magic)はイタリアの造船会社FINCANTIERIでの建造が遅れ、1998年7月30日に処女航海を迎えた。この時点で、ディズニー社COEのマイケル・アイズナー氏は10艘の客船を就航させる構想を持っていたが、1999年就航のディズニー・ワンダー(Disney Wonder)以降は、2001年のアメリカ同時多発テロや2008年のリーマンショックによりプロジェクトは大幅に遅れることになる。
3艘目以降はドイツのMeyer Werftで建造されている。
デザインのコンセプトはウォールト・ディズニーも愛した、20世紀初頭のオーシャンライナーである。
ディズニー・クルーズ・ラインはディズニー・マジックを就航させる際に、国際法で定められている救命ボートの色を、オレンジ色から少し変えてミッキーマウスの靴の色と同じ黄色とする許可を特別に得ている。そのため、ディズニー・クルーズ・ラインの各客船の救命ボートの色は他の客船とは少し異なる。
これにより、外装に使われている色が黒、白、赤、黄色となり、ミッキーマウスと同じ色使いになっている。
現在、ディズニー・クルーズ・ラインは、客船ディズニー・マジック(Disney Magic)、ディズニー・ワンダー(Disney Wonder)、客船ディズニー・ドリーム(Disney Dream)、客船ディズニー・ファンタジー(Disney Fantasy)、4隻の客船を保有している。
2022年7月に5隻目となるディズニー・ウィッシュ(Disney Wish)が就航した。2024年にはディズニー・トレジャー(Disney Treasure)、2025年にディズニー・ディステニー(Disney Destiny)の就航が予定されている。 また、おなじ2025年にはシンガポールにディズニー・アドベンチャー(Disney Adventure)の配備を進めている。 また、造船、所有、運営をオリエンタルランドが行い、2029年(2028年度)からDisney cruise vacationsを日本で運行することが、2024年7月9日発表された。
ディズニー・クルーズはファミリー向け客船として知られており、オールインクルーシブのファミリー・クルーズ・パッケージが人気である。 全ての客船にはメイン・プール・エリアが備えられており、アダルト・オンリー・プール、キッズ用プールがある。 キッズ用プールにはキッズ用ウォータースライダーと、幼児用のスプリンクラーが装備されている。
ディズニードリーム、ディズニーファンタジーにはアクアダックという2人乗りのゴムボートのウォータースライダーがあり、ディズニーマジックにはアクアダンクという垂直落下型のウォータースライダーがある。
プライベート・アイランドでバハマのキャスタウェイ・ケイ(Castaway Cay)のオーナーでもある。
キッズ・ティーン・プログラム
客船ディズニー·マジック、ディズニーワンダー、ディズニー・ファンタジー、ディズニー・ドリームには6ヶ月〜3歳It's a Small Worldという名前の託児所(有料)があり、ディズニー・クルーズのキッズ・プログラムはきちんとトレーニングされたユース・カウンセラーがケアすることで知られている。
3歳〜12歳のキッズの託児所利用は無料となっており、オセアニアラボとオセアニアクラブという名前のキッズクラブがある。
ローティーンはバイブ、ハイティーンはエッジというティーン専用クラブがある。
全てのユースクラブはオープンハウス時は大人も見学出来る。 ディズニー仕様になっているので必見。
プライベート・アイランド「キャスタウェイ・ケイ」(Castaway Cay)
ウォルト・ディズニー・カンパニーはバハマにプライベート・アイランドの「キャスタウェイ・ケイ」を保有しているが、この島はバハマ政府の所有島であり、現在バハマ政府から99年間のリース契約を結んでいる。
「ルックアウトケイ@ライトハウスポイント」
2018年10月19日、バハマ政府はウォルト・ディズニー・カンパニーの、バハマのエルーセラ島におけるプライベート・クルーズ客船港の建造を暫定的に承認したことを明かした。 2024年6月にLookout Cay at Lighthouse point に寄港を開始 バハマ色豊かな建物や文化施設を持つ、非常に美しいビーチでの1日を提供している。
専用ターミナル
就航からケープカナベラルで専用ターミナルを使用していたが、2024年フォートローダーデールにも専用ターミナルをもち、カリブ海、バハマの複数配船を充実させている。