1873年にアメリカとオランダを結ぶ大型汽船会社として設立以来、140年の歴史を誇るホーランド・アメリカ(Holland America)はプレミアムセグメントのラインとして業界をけん引している。

1989年からは世界最大のクルーズラインであるカーニバル・コーポレーション(Carnival Corp.)の傘下に入り運航をおこなっている。

現在ではホーランド・アメリカの特徴である中型客船を15隻保有しており、その船内は生花で飾り伝統的でアンティーク調を色濃く出すスタイルである。展示されている絵画等もモダンアートで落ち着いた雰囲気を醸し出している。

またキャビンの特徴としては海側キャビンからバスタブが付く客船が多いことが上げられる。

2016年にはコーニングスダム(Koningsdam)が就航し、2018年には姉妹船であるニュー・ステンダム(Nieuw Statendam)の就航が予定されている。