航空会社ヴァージン・アトランティックなどを始めとした多分野の経営をおこなう、イギリスのヴァージン・グループ創設者で会長のリチャード・ブランソン氏が「これまでの伝統的なクルーズからの脱却」というコンセプトのもと2014年に立ち上げたクルーズ・ラインである、ヴァージン・ボヤージュ(Virgin Voyages)。本部はフロリダ、フォート・ローダーデールのプランテーション。
立ち上げ当初はヴァージン・クルーズというライン名であった。
社長でCEOはTom McAlpin氏であり、ディズニー・クルーズ・ライン(Disney Cruise Line)の創業メンバーで、同ラインの前社長を務めた人物である。
2015年10月、クルーズライン名を「ヴァージン・クルーズ」から「ヴァージン・ボヤージュ」に変更した。その際にヴァージン・グループ創設者で会長のリチャード・ブランソン氏は、「ゴールは、これまでクルーズ旅行で休暇を過ごしてこなかったミレニアル世代達向けのクルーズブランドを創ることである」と発表した。
ヴァージン・ボヤージュは、2020年に正式にオペレーションを開始するとし、同ラインとして第一隻目の客船で乗客約2,800名乗り客船を就航する予定である。