第一隻目の客船はウィンドスター(Windstar)で1986年に就航。1988年にウィンド・サガ(Wind Saga)とウィンド・サーフ(Wind Surf)の2隻がフランスのル・アーブル造船所に発注されたが、1987年にホーランド・アメリカ・ラインにウィンドスター・クルーズが買収され、1989年にホーランド・アメリカ・ラインはカーニバル・コーポレーション(Carnival Corp. & plc)の子会社となったが、その際にホーランド・アメリカ・ラインは客船ウィンド・サガと客船ウィンド・サーフの造船プロジェクトを見送った。

客船ウィンド・サガと客船ウィンド・サーフとしてこのヨットが造船されることがなくなったことで、この2隻の造船プロジェクトはフランス政府のサポートのもとに引き継がれ、クラブメッド・クルーズ・ライン(Club Med cruise line)の客船として、客船クラブメッド1(Club Med I)と客船クラブメッド2(Club Med II)という名前で就航することとなった。

1998年にホーランド・アメリカ・ライン(ウィンドスター)は客船クラブメッド1を買い戻し、元々つけられるはずであった名前の客船ウィンド・サーフと命名した。

2013年シーボーン(Seabourn Cruises)から客船シーボーン・スピリット(Seabourn Spirit)、客船シーボーン・プライド(Seabourn Pride)、客船シーボーン・レジェンド(Seabourn Legend)を購入し、客船スター・ブリーズ(Star Breeze)、客船スター・プライド(Star Pride)、客船スター・レジェンド(Star Legend)と命名して就航した。

それぞれ、客船スター・ブリーズは2015年に、客船スター・プライドは2016年に、客船スター・レジェンドは2017年に改装が完了した。