第1隻目となる客船スカーレット・レディ(Scarlet Lady)という名前はインターネットによる応募で決定した。
客船スカーレット・レディは2020年にフロリダ・マイアミ発の処女航海をおこなう予定で、この他に同社では姉妹船として2021年、2022年に他2隻がそれぞれ追加で投入されることがすでに発表されている。

3隻は「レディ・クラス」(Lady-class)と呼ばれ、110,000トン、乗客2,750名乗り(クルーは1150名)、全1430キャビン中90%がバルコニー付き客室となる予定。

3隻全てにおいてイタリア、ジェノバのセストリ・ポネンテ造船所に発注された。

同社の第1隻目の客船スカーレット・レディの竣工式は2017年10月にヴァージン・グループ創業者で会長のリチャード・ブランソン氏、ヴァージン・ボヤージュ社長でCEOのTom McAlpin氏が見守る中おこなわれた。
イベントでは英国のシンガーのボーイ・ジョージ(Boy George)によるショーもおこなわれた。

ヴァージン・ボヤージュ客船は全てにおいてアダルト・オンリー客船となっており、18歳以下の乗船は認められていない。
2020年に正式にオペレーションをおこなう、客船スカーレット・レディの予約開始は2018年12月頃から開始となる予定。