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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2017/08/08 — ピレウス(アテネ)
- 08/09 — イドラ島
- 08/09 — コリントス運河
- 08/10 — フィスカルド
- 08/11 — メッシーナ / タオルミーナ(シチリア島)
- 08/12 — リーパリ島
- 08/13 — アマルフィ
- 08/14 — ボニファシオ(コルシカ島)
- 08/15 — チビタベッキア(ローマ県)
CERTIFIED mr. takeshi_kimi's 4th time voyage
2017-08-08 カップル・ご夫婦で 海側バルコニー 8
前年夏にポナンの帆船でコルシカ島を巡り、素晴らしい夏休みを過ごせたので、同社の別の船を体験したいと思いリリアルを選びました。航路は、コリントス運河をスレスレに通るスリリングな体験ができるということと、密輸者の入り江として有名なザギントス、映画で観たタオルミナ、アマルフィが目玉ということで選びました。残念なことに出発直前に環境保全のためギリシャ政府により、ザギントスに寄港できなくなりましたが、また何か方法をみつけて行きたいと思います。 (2016.8.15 予約)
前回の帆船よりもお料理はおいしくソムリエもリーズナブルで美味しいワインを勧めてくれ、満足しました。ワインは飲みきれなければ保存しておいてくれるので翌日いただけたのもよかったです。
朝食のブッフェはアジアンテイストのものや和食はありませんので、多少飽きがきて、中盤から醤油をもらい目玉焼きに醤油をかけてました。スタッフもその後、毎回朝食時は醤油を私に用意してくれました。
ランチのビュッフェにおは必ず目玉となるシェフのバーベキュースタイルの一品が、毎日変わるのも楽しみでした。牡蠣や海老は大人気でした。夕食は大変レベルが高く、有料ワインはリーズナブルでソムリエがいろいろと指南してくれました。
帆船と比べると、スタッフとの距離はだいぶ離れてしまいますが、とても親切でくったくなく接してくれます。英語かフランス語のどちらかがわかれば問題ありません。フランス人のためのバカンス船なので、合同説明のときはフランス語の説明にくらべ、英語が若干はしょられている感があるのが笑えました。とはいえ、フランス人も昔と比べて英語を使うことに抵抗がなくなったんだなと感心します。一般スタッフは圧倒的に東南アジアからの人たちで、フレンドリーで気が利くし安心のサービスです。ポナン名物の洋上スイミングも実施され老若男女、一斉に海に飛び込む姿は圧巻です。海から上がると、クレープシュゼットがふるまわれるなど、おしゃれで粋なサービスがやはりフランスの船。また、フリッジの見学の機会もあり、キャプテンのお人柄かとても丁寧に船のしくみや、歴史を学べました。
海側バルコニー
センスよいインテリアでコンパクトにまとめられており快適でした。船にはラウンジやプールサイド、バー、ライブラリーなど、船室よりも広くサービス付きで快適な空間があるので、基本的にシャワーを浴びて寝るだけの空間なので、スイートルームに泊まらなくても十二分に快適に過ごせます。アメニティーはエルメスでした。ターンダウンのスイーツも毎回楽しみで、ラデュレのマカロンが出ることも。
帆船との違いはプール、エステ、ジム、シアターと大型船にも引けを取らない設備があります。シアターでは特別ゲストのマジシャンのパフォーマンスが人気を博していました。ガラが2回、ホワイトアウトが1回あり、2回目のガラではキャプテンズテーブルに招待されました。(テーブルはゲスト6名のキャプテン1名の7名のみです)
リドヴォーや他とは違う1皿、ワインもマルゴーが供されるなど最高の思い出になりました。日本人はドレスコードに悩むようですが、気張らずに周囲の雰囲気を壊さない塩梅で好きな恰好をすればよいと思います。フランス人だから全員おしゃれとは限らないし、ポナンはどちらかといえばカジュアルな船なので、ガラといっても男性はジャケット着用、女性もリゾート感のあるドレスで十分です。よくフォーマルで浴衣をお召しになる方がいるようでうがNGです。プールサイドやカジュアルなときのみにしてほしいものです。堅苦しすぎるのは禁物なので、小紋を粋に着るのが場にあってるかなと。
ピレウス港周辺は観光地からは遠いので、市内の中心部の伝統的なホテルHotel Grande Bretagneに2泊しアテネ観光を楽しんでから乗船しました。アクロポリスを眺めながらの朝食夕食はこれぞバカンスと気分が上がりました。
早朝だったのでカフェでアイスラテを飲みながら、町がのんびりと目覚めていく様子を眺めていました。猫の町ということで、あちこちに猫ちゃんが気持ちよさそうに寝ており、猫好きにはたまりません。
このクルーズのメインイベントともいえるコリントス運河通過。風が強く、吹き飛ばされそうな中、タグボートに曳航され運河スレスレに船が悠然と進むスリルは評判通りの楽しさでした。カクテル片手に夕暮れの中、ゲストが一同に思い思いの楽しみ方をしていました。驚いたのは結構運河の幅は意外に狭く、片側を岩壁こすりながら進んでいました。
イオニア海に浮かぶケファロニア島で一番美しいといわれている北端の村。クルーズでなければ立ち寄ることはできない場所です。小さなビーチで泳いだ後はビールタイム。VIPも訪れるというヨットハーバーにはTASIAという有名なレストランもあり、豪華ヨットが停泊していました。
シチリア島東岸標高250メートルの丘に位置するタオルミナは高級ブティックが目貫通りに立ち並ぶリゾート地。古代劇場はチケットに列ができていたのでスキップし、土産物通りを楽しみ、Belmod Grand Hotelのバーで一休みしました。とても素敵なホテルで、テラスからの眺めは絶景でした。
島の観光船に乗ってヴルカーノ島名物泥温泉に行きました。硫黄がきつく、一部の場所が異常に温度が高かったりで、日本の温泉とは別物ですが、なかなか面白い経験をした。町に戻った後は、観光船のおじさんお勧めのレストラン Nenzynaで素朴なパスタをいただきました。町は思ったよりも広く、開けており、ヨーロッパ人が長期滞在するバカンス村という感じです。
イタリアを代表するレモンの産地で、映画で有名になった地。ひと昔の海水浴場、といった感じでしたが、朝からリモンチェロバーで一杯。昔ながらの革職人がやっているお店でシンプルなベルトを購入しました。もっとたくさん調達してもよかったなと後から思う素材と色とデザインの良さでよい買い物をいたしました。迷路のような急な階段を何段も登り、高所からの海岸線の美しさは目に焼き付いています。
前年に続き2度目のボニファシオ。エクスカーションでLavezzi島を訪れました。無人島なのですが、観光船が行きかい島は大混雑。比較的空いているビーチで泳ぎました。水が透き通っていて本当にきれいなところです。ツアーの後は前年訪れたお土産屋さんでコルシカの塩をたくさん購入。お土産に最適です。ボニファシオは自然と豪華なヨットに乗ってやってくるセレブが観光の目玉です。ヨットハーバー沿いのレストランは高いですが、人間ウォッチングが最高に楽しいです。
Abu Dhabiに直ぐ飛ぶ必要があった為、ポナンでハイヤーを手配してもらい空港に直行しました。フライト情報を事前に伝えてあったため、ほかの人より早く下船をさせてもらいました。キャプテンとクルーズコーディネーターが見送ってくれ、キャプテンには荷物まで手伝っていただき恐縮の限りでした。
日本人のコーディネーターがいないので、英語かフランス語が話せないと難しいと思います。乗客はフランス語圏が9割、非フランス語圏(英国、米国、ロシア、オーストラリア)のみでした。アジア人は私たちのみで、どこから来たのか皆興味深々だったようで、いろいろな人から尋ねられました。寄港地は崖が多く険しい階段が延々と続くので若い時に行くべきです。オーストラリアの熟年カップルが階段がきつくて容易でないとこぼしていました。母と娘というのもたまに見られますが、断然カップルで楽しんでほしい。
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素敵なお二人。オシャレなポナンがとってもよくお似合いです。素敵なお写真を見ているだけでなんだか少し自分もポナンに乗った気分になれました。感謝します。
ありがとうございます。カリブ海クルーズ出発まであと2か月。今年の夏は地中海もクルーズもない夏だったので物足りなさを感じる始末。。。 日常のせわしさを忘れ、無に集中できる、それがクルーズの喜びだと思います。機会があればぜひトライしてみてください。
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