プルマントゥールのスパニッシュオムレツ

ホライズンにしか乗っていませんが、朝食バッフェに出てくるスパニッシュオムレツは、さすがスペイン船、と思わせる美味しさでした。ギリシャ航路で、ギリシャのじゃがいもは美味しい、という印象でしたが、船のシンプルなスパニッシュオムレツがすっかり気に入ってしまい、乗船中毎朝いただいたのはもちろんの事、日本に帰ってからは、乗船記念にとプルマントゥール風スパニッシュオムレツが得意料理になりました。

プリンセスクルーズの最終日のデザートは、ベイクドアラスカ

クルーズ中お世話になったレストランスタッフがベイクドアラスカを持ってパレードしてくださるので、他のデザートが気になりつつも、やっぱりお願いするのはベイクドアラスカ。アイスクリームケーキにメレンゲの載ったデザートです。

クルーズならではの感動を覚えるイスタンブール

冬の朝靄の中、丘の上のモスクや宮殿を遠くに眺めながら、数々の漁船や貨物船が静かに行き交うイスタンブール港への入港は、ヴェネツィア出港の時よりも心が揺さぶられました。

実は下船早々靴磨き詐欺に遭ったり、バザールでは品物を見ているうちに店内に閉じ込められて、正規の価格がよくわからない状態で買い物をしたりと散々で、楽しみにしていたトルコ料理も、これ以上嫌な目に会いたくないからと、レストランを諦めてバザールの一角のケバブですませたり、いろいろ行った中で、イスタンブールは一番苦い思い出のある場所です。

それでも、夕闇に染まるイスタンブールの街にイスラム教のお祈りが響き渡る中、出港していく時には、その情景に今までにない感動を覚えました。 今ではバザールで買った品々も愛用していますし、一番感動したのはイスタンブール、と言えますが、船で入ったからこそです。 入出港は是非デッキに出て、感動を味わってください。

中華料理とインド料理が豊富で美味しい

インド料理はベジタリアン用とそうでない（お肉が入っている）物が、日本人の私にはみんなカレー（！？）違いがわからない程（！）たくさんのメニューがありました。インド料理をいろいろ試してみたいなら、この船に乗るのが一番かもしれません！！

中華料理も、朝は身体に優しいお粥もありますし、小ぶりな中華饅頭は野菜のものや、チャーシュー入りから、中華あん、カスタード入りまで、やはり種類が豊富なので、ついつい食べ過ぎてしまいました。しかもやはり種類豊富だったと思われるパンを食べずに降りてしまった程。

船でのお楽しみのチーズやデザート、ピザやサラダドレッシングも種類が多く、ランチではパスタやバーガーもあり、裏切りませんよ。

有料のカフェでいただいたエスニックな軽食（ナシゴレンだったと思います）も美味しかったですし、そこではTWGの紅茶や美味しそうなペストリーやマフィンもありました。有料の鉄板焼きはお肉もシーフードも美味しかったし、チャカチャカ楽しいパフォーマンスで楽しませてくれます。有料の火鍋もみんなでワイワイ楽しくいただきました。

ただ、すごく大勢の人が乗っている船なので、上のビュッフェや、大きなレストランは混んでいます。ビュッフェでお気に入りだったのは、Function 8のデッキです。こぢんまりした場所なので、ビュッフェメニューの種類は少ないですが、厳選されているのか、十分満足できました。

全体に、おしゃれしてディナー、という雰囲気はありませんでしたが、クラスが上の乗客専用のレストランは、リッチな雰囲気だったようですよ。