非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
2019年の GW が10連休ということに気が付いたのは昨年末。半年切ってるし旅行なんて無理かなと諦めてたのだけど乗れそうな船が見つかったので申し込んでみた。
少ない休暇を満喫するために、優先乗船があるアウレアエクスペリエンスを選択。好きな時間に取れる夕食。サーマルエリアへのアクセス、ソラリウムへのフリーアクセス等のサービス付き。
MSCクルーズの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
14階のブッフェ
味も品揃えもまあまあだったが、とにかく人が多すぎる。しかも席取りが方々で行われていて、電話で席取れた?こっち窓際だけどー、と大人数で幾つも押さえるものだから、人が座ってないのに席がない。困ったものだ。いい加減嫌になって、早めの朝や夜遅めのみ利用。あのカオスみたら絶対そう思う。お皿等の片付けはすぐにしてくれたのにな。
MDR
マイチョイス・ダイニング
これ良いです。知らない人と食べるのって例え良い人たちでも苦痛でしかないもの。予約なしでも入れるけど出来るだけ予約した方がいい。待たされます。マイチョイスはテーブル・フリーなので、案内された席が気に入らなければ「そこは?」と聞いてみましょう。4度しか利用しなかったのだが、1回目と2回目は偶然同じ席でテーブル係が気の利く人で良かったのだが、3回目は出入り口近くで、パンは来ないし料理を間違うし、楽しくなかった。予約する時に、テーブル(席)は選べることもあると言うので、4回目はテーブルを選ばせてもらって無事に気の利くテーブル係にサーブしてもらえて、すっごく楽しかった。
ランチは6階のラ・ピアツェッタでサンドウィッチ1〜2個をもらってビールが多かった。最初のうちは、穴場的存在で、サンドウィッチも種類が多くて、スイーツもあったんだけど、後半は二種類ほどになってスイーツもなくなってしまった。
スペシャリティレストランは、2回で80ドルというパッケージで1回ずつ、のはずがブッチャーズ・カットは美味しかったので、もう一回。すべて夜利用。
ホットポットは寄港地の夜だったため貸切状態。スタッフがつきっちりでサーブしてくれた。ブッチャーズ・カットは何もかもが美味しくて、高いけれども行く価値ありだと思います。あまりにも美味しかったので、もう一度行ったくらい。
そうそう、有料レストランはドリンクパッケージ対象外なので、すべて追加料金が掛かりました。
サービス、スタッフ
微妙に英語が通じないことがあった。
ビーチタオルが部屋の掃除時に交換されるはずが、全然戻って来ず、いちいちメモ書いたりするのに疲れた。全体的にスタッフが少ないのか、乗客が多すぎるのか。
バーやカフェ、ダイニングのスタッフには優秀な人も多く、そういう人に当たるととてもくつろげました。
通訳メインの日本人スタッフがいた。相当な数です。MSCの日本市場への力の入れようを垣間見た気がする。ただ担当セクションが決まってるらしく、そんなのは客には分からないから、管轄外の質問をして時間を無駄にすることも。
お部屋
海側バルコニー
船は新しくインテリアも素敵だったが壁や床が硬いのか音が響く。部屋の真上がプールサイドだったので昼間は子供のベタ足が、夜はスタッフのチェアを片付ける音がうるさかったし、またベランダも上の階がせり出してるので閉塞感があった。エレベータが近かったのは便利だったけど。部屋の場所は重要だ。
アニメティ・グッズはシャンプー、シャワージェル、シャワーキャップ、ソーイングセット、ハンドソープのみ。困ることはないなと思ったら盲点が一つ。靴ベラは持ってこなきゃならなかったね。
でもキャビンは広いしバスルームも広いと思う。シャワーもハンドシャワーで温度調節も簡単。シャワーブースに合わせて縦に付いてて、オシャレに見えるが横にしたら日本で見てるのと変わらないのだけどね。
ちょっと気になったのが、この船、なんとな〜く匂うのだ。下水臭いとういか…。最初、大黒ふ頭でバルコニーに出た時に臭ったので、大黒ふ頭の特有の匂いなのかと思ったのだがどうも違う。うちの部屋だけかとういうと、そうではなくてプールサイドを歩いてる時も臭った。ある意味うちの部屋だけだったらショックだったが違ったので諦めもついた。そのせいであまりバルコニーには出なかった。
部屋に普通あるはずの設備の説明がまったくなかった。単に置き忘れか本当にないのかは不明。
テレビのリモコン:
電源は入ったものの全然動かない。「まさか電池は液漏れしてないよね?」とセロテープで留まってた裏蓋をこっそり剥がしたら本当に液漏れ(笑)。動かないよ〜のメモをリモコンの隣に置いたら夜には交換された。
USB コンセント:
1つは壊れてました。1個は使えたので良しとする。念の為ACアダプタも持ってたので困ることはありませんがね。
ドライヤー:
引き出しの中にあり持ち出せません。パワーが非常に弱く強でも乾かすのは時間が掛かりました。
電気ポット:
備え付けで電気ポットがありました。いくつかお茶のパックも。使わなかったので動くかどうか、動作時間などは分かりません。
船内の施設、アクティビティ
船自体が初めてという乗客が多く、なかなかのカオスでしたが、アクティビティチームの根気強さには脱帽。前半は肌寒く雨ばかりだったから退屈だったのか子供に参加させる人が多くて、「アクティビティーは大人のお客様向けです」という注意書きが追加されるようになった。ゲームは単純で誰でもできる。クリアできれば景品がもらたようでした。
船内ツアー($49.9)。2グループだったけど、ひとグループ30人くらいはいた。イラン人の案内役と日本人通訳。所々英語が噛み合わず、通じていなかった。ブリッジも制御室見学もなし。船内ツアーの花形がないって嘘でしょう? ヨットクラブとクリーニングルーム、厨房のみ。半分くらいはヨットクラブに時間を割いてて宣伝みたい。厨房で働く人たちは皆にこやかで、肉や魚のカット場からパスタやパンの調理場は面白かった。終了後、DIM SUM Bar でドリンク(スパークリングワインかジュース)と軽食、参加記念に MSC キャップ。
プールは監視員がいた。常に監視してくれているのだが、乗客が…。そもそも子供には保護者が付き添いがいなくてはならないのに放置で、溺れかった子供がいたようで、ライフセーバーがピリピリしていた。大人のエリアがなかったのは不満。朝の散歩中、せめて大人だけのところを作ってよーとボヤいていた人がいて、思わず「ですよね!」と声を掛けてしまいました。
踊りあり、歌あり、アクロバットありの盛りだくさん。専属のシンガーとダンサーに、アクロバット等はゲストなのかな、多分。どれもストーリーがあるような無いような曖昧な感じ。アクロバットの周りで踊ってたり、歌ってたりするのだけど、集中力を削がれるから私的にはなくてもいい。日替わりで歌の日、アクロバットと分けてもいいのに。混在してるから衣装は違っても同じ印象になりがちでした。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
横浜
大型連休に出かけたことが無くて混み具合も全く予想がつかず、当日は昼頃タクシーを呼んで大黒ふ頭へ直接乗り付ける。案外道路はガラガラ。こけら落としが済んだばかりの大黒ふ頭クルーズターミナルへに到着。まだ周知されてないのでタクシーも迷った。首都高速の場合は『大黒ふ頭』をめざしてると『大黒ふ頭P』の標識に出口とある。『大黒ふ頭P』に向かっていくと左右でPと出口にわかれるという知ってしまえばなんて事ないけどスピード出てる中であの標識だと判断に迷うのでは。
『大黒ふ頭クルーズターミナル』の待合室は案外狭い。真ん中で区切られていて右側はアザマラ・クエストが使用。入って左に預入荷物の受付所。荷物を預けたらチェックインの整理券をくれた。Eだった。ヨットクラブは見たがアウレアはなし。やっぱり優先搭乗はないのかな…と少し待ってるとアナウンスが「ヨットクラブ、アウレア……番号札……」と聞こえてきた。とりあえず聞いてみるかと係員を捕まえて乗船チケットを見せたら「こっち」とチェックインの為のエリア(ドアで仕切られてた)に入れてくれた。入ってすぐの所にヨットクラブ専用のエリア。さすが。そこをぐるりと囲むパーティション沿いに並んで待つ。抜けた先で「アウレア・スイート」という立て看板を見つける。側にいたスタッフに「アウレアなんだけど、スイートだけ?」と聞いたら、アウレア全部らしい。紛らわしい…。そこからごぼう抜きですぐにチェックイン。乗船チケットを渡し、写真を撮り、パスポートとコピー2枚を持って行かれ、代わりにクルーズカードを渡された。これで終わり? 早い。このあと、金属探知機のゲートを通った気がする。その先でお約束の船のスタッフによる写真撮影。絶対買わないのでしれっと抜ける。雨降ってる…。船の入り口まで遠いので市バスが待機してた。歩いても良いしバスに乗っても良いらしい。
大阪
コントロールされていなくて、ここでもカオス。着岸前から長蛇の列。「並ばないでください」と船内放送が入っても何処吹く風。準備ができたら案内すると言いながら、アナウンスがないのも問題なのでは。
1時間たっても行列だったので、部屋に戻ってくつろいでたら、ルームスチュワートがパスポートのコピーを持ってきた。なんで?コピーなら持ってるよ?この後、毎回配られて、セキュリティーボックスがパスポートのコピーで一杯になる羽目に。
パスポートは船預かりになってしまったので、その場合(通常)はパスポートのコピーを持って下船するのだが、ほぼ全員が乗船時にコピー2枚を提出してしまったので、誰も持っていなくて下船口で騒動になったらしい。余分にコピー持って来ないんだね。
パスポートのコピーを持って下船とは、この日の船内新聞には書いてなかったから、初めての人には分からないよね。
夕方、すぐ近くの海遊館へ。のんびり見学できました。USJは向こう岸なので、船で行くと早いと思います。
基隆 / 台北
残念な事に基港ビルに近い便利なところじゃなかった。便利なところにはマジェスティック・プリンセスが停泊してて、数時間後に出港して行ったよ(そこだったらもっと食べに行けたのに!)。対岸の山の上に仙洞巌最勝寺が見えるあたりでな〜んにもないところ。遠い。基隆市のシャトルバスが30分間隔に運行してくれました。有り難かったですがもっと近いところに停泊して欲しかった。お国柄か非常にダイナミックなドライビングでして、カーブも減速しないから倒れるんじゃないかと思うくらいのGを感じた。乗車時間は5分ほど。並んで待ってても普通に割り込みあり(クルーも含む)。乗客の常識&マナーのなさにうんざり。
夜市が徒歩圏なので食べ歩き。言葉は通じませんが、漢字なので分かるやすいです。身振り手振りでなんとかなりました。麺線、胡椒餅、炒米粉、豆花などを食べた。どれも美味しかった。パイナップルケーキをお土産に購入。
那覇(沖縄)
那覇港泊ふ頭8号岸壁。国際通りの『県庁北口』交差点まで徒歩で20分。微妙にアップダウンがあるので20分とはいえかなりハードです。昔、国際通りに来た時は修学旅行生で溢れてたが連休中なのでいなかった。昼前だったせいか空いてる印象さえ覚えた。
お土産や食べ歩きにはこと欠かないエリアです。お菓子御殿でお菓子の出来るまでを見学したり、沖縄そばを食べたりして過ごしました。
鹿児島
マリンポートかごしまは目の前に桜島が見えて素敵なところだった。市電、脇田駅まで徒歩30分。船の有料シャトルバスもあった。事前申し込みで大人$17.99、こども$14.99。
観光案内所で地図をもらったら、タクシーは行列だから歩いた方が早いよと言われました。
市電は中乗り前降りで、降りる際に運賃を払う方式。どっぷり IC カードに慣れてしまってたから久々の現金払いにドキドキ。行きは小銭があったけど、帰りは500円玉しかなかった。出来たら車内両替は避けたかったんだけど仕方ない。昔はバスにずっと乗ってたから車内の両替も楽勝だったんだけどね。340円払うってことは、百円1枚、50円1枚、10円1枚を抜いて、残りを入れればいいね、なんてことを考えた。
車内はかなり狭いので持ち物は少ない方が良いです。ベビーカーで乗ったクルーズ客(だと思う)がいたが降りるのに難儀してた。乗り慣れてなさそうだったから地元の人じゃないよね。さすがにね、それはどうかと思った。またベビーカーがA型っていう寝かせたまま乗せられるタイプで、当然寝てたのは一才ほどの赤ん坊。4千人ほどが一気に街に繰り出すとバスや鉄道は大混雑なので臨機応変にしたいものです。迷惑って感じる人がいてもおかしくないよね、と気になった。
天文館近くの居酒屋「吾愛人」で夕ご飯。地鶏刺身、鰹叩き、さつま揚げ、味噌おでん、サラダと芋焼酎。地鶏刺身が美味しかった。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
賑やかなのが好きな人には良いと思います。また、気の長い人、少々の事じゃ腹の立たない人。GWはどこも混むので、それを割り切れる人。
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