MSCベリッシマ船内施設ガイド|デッキ・プール・エンタメ完全解説

1. MSCベリッシマの全体像|デッキマップで見る施設配置

MSCベリッシマは19層の「デッキ」(=階層のこと)で構成されています。東京タワー(全長333m)が横たわっているのとほぼ同じ長さの船体に、レストラン、プール、シアター、ショッピングエリアなどが所狭しと並んでいる——まさに「海に浮かぶ街」と呼ばれる理由です。
まずは「どのデッキに何があるか」を大まかに把握しておきましょう。
1-1. 主要施設のデッキ別配置
| デッキ | エリア | 主な施設 |
|---|---|---|
| デッキ5〜7 | パブリックエリア(中〜下層) | メインダイニング、ロンドンシアター、インフィニティ・アトリウム |
| デッキ6〜7 | プロムナード | ガレリア・ベリッシマ(ショップ・バー・カフェ)、LEDスカイスクリーン |
| デッキ8 | パブリックエリア | カルーセルラウンジ、各種バー&ラウンジ |
| デッキ15〜16 | プール&屋外エリア | メインプール(アトモスフィアプール)、サウスビーチプール、ジャグジー |
| デッキ16 | フィットネス | ジム、スパ(MSCアウレアスパ) |
| デッキ18〜19 | キッズ&アクティビティ | キッズクラブ、ウォータースライダー、スポーツコート |
| デッキ19 | ヨットクラブ上層 | ヨットクラブ専用プール・ラウンジ |
船には「フォワード」(前方)・「ミッドシップ」(中央)・「アフト」(後方)という位置の呼び方もあります。エレベーターはフォワード・ミッドシップ・アフトの3か所にあるので、目的の施設がどの位置にあるかをざっくり覚えておくと移動がスムーズです。
1-2. 最初にやるべきこと:デッキマップの入手
Cruisemansの口コミでも「船内が広すぎて最初は迷った」「船内の地図がわかりづらいので、アプリでも確認できたら有難い」という声が多く寄せられています。乗船したらまず、各デッキに配置されているMAPカードを入手しましょう。MSCアプリをダウンロードしておけば、船内Wi-Fiを購入していなくても現在地の確認やシアターの予約ができるので便利です。
口コミでも「2、3日目からは、なんとなく船内図を把握できてきました」とあるように、最初は迷って当然。焦らず楽しみながら探検する気持ちで過ごしてみてください。

2. プール&屋外デッキ|大人も子どもも楽しめる水辺エリア
MSCベリッシマのプール&屋外デッキは、クルーズの開放感を最も味わえるエリアです。複数のプールとジャグジーが用意されており、天候や気分に合わせて選べます。
2-1. アトモスフィアプール(メインプール・デッキ15)
船の中央に位置するメインプールで、開閉式の屋根(リトラクタブルルーフ)が付いているのが最大の特徴です。雨の日や風が強い日でも天候に左右されず楽しめます。海水を使用しており、屋内時は温水になるため快適です。
Cruisemansの口コミでは「室内プールが少し寒く感じた」という声もあるので、寒がりの方はジャグジーをメインにするのも一つの手です。
2-2. サウスビーチプール(船尾・デッキ15)
船尾(アフト)に位置する屋外プールで、大きなスクリーンが設置されており、プールサイドで映画を楽しめます。航跡(ウェイク)を眺めながら泳げるのは船尾プールならではの魅力です。
2-3. アリゾナアクアパーク(キッズ向け・デッキ18〜19)
子ども向けのウォーターパークエリアで、ウォータースライダーや水遊びプールが設置されています。口コミによると「無料ですが、誓約書にサインして専用のリストバンドをつけてもらう必要があります」とのこと。ヒマラヤン・ブリッジ(命綱をつけて高所を歩くアスレチック)もあり、子どもだけでなく大人も楽しめます。
⚠️ 終日航海日は混雑しやすく「順番待ちの長い行列ができていた」という口コミもあります。午前中の早い時間帯が狙い目です。
2-4. 屋外ジャグジー
船内の複数箇所にジャグジーが設置されています。口コミでも「ジャグジーはとても良かった」と高評価。プールが寒く感じる方も、ジャグジーなら快適に過ごせます。
2-5. プールエリアの利用Tips
- 営業時間の目安: 8:00〜20:00前後(天候や寄港日で変動)
- 混雑しやすい時間帯: 出港直後・終日航海日の午後
- デッキチェアの確保: 朝食前か14時以降が空きやすい
- タオル: プールサイドのタオルステーションでクルーズカードを提示して受け取れます
3. エンターテインメント施設|シアター・バー・ショーの見どころ
MSCベリッシマの夜は、エンターテインメントが盛りだくさんです。Cruisemansの口コミでも「船内に何日いても飽きないくらい充実してました!とくに夜がショーにディナーにイベントにカジノと大忙しでした!」という声があるほどです。
3-1. ロンドンシアター(メインシアター・デッキ5〜7)
約950席を備えるメインシアターで、毎晩異なる演目のプロダクションショーが上演されます。口コミで特に評価が高いのがこのシアターです。
「ロンドンシアターには毎日行きました!どの日程も内容が素晴らしく、この高いクオリティの舞台を無料で楽しめるなんて贅沢すぎました。」——Cruisemans乗船者レビュー(子連れ4人家族)
無料のプロダクションショーは基本1日3回公演で、MSCアプリまたは船内端末から予約できます。予約なしでも開演5分前から空席があれば入場可能ですが、予約していても直前だと席がない場合があるので早めの到着がおすすめです。
カルーセルラウンジでの有料ショーも人気です。口コミによると「事前購入は12ドル、船内購入だと18ドル」とのこと(※価格は時期により変動の可能性あり)。MSC公式サイトで事前に申し込むとサービスチャージ込みでお得になるケースもあります。
「プロダクションキャストのショーばかりで、ショー好きな私は大満足。オペラ歌手もいて、イタリア船の底力を感じた。」——Cruisemans乗船者レビュー(クルーズ経験豊富な一人旅)
3-2. カルーセルラウンジ(船尾・デッキ6〜7)
2層吹き抜けの美しいラウンジで、毎晩ライブ音楽が楽しめます。口コミでは「各ラウンジやバーのミュージシャンが日本語の持ちネタを持っている。そしてそれがとてもウケている」という楽しいエピソードも。
3-3. 主なバー&ラウンジ
| 名前 | 場所(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| カルーセルラウンジ | デッキ6〜7・船尾 | ライブ音楽、有料ショー会場 |
| スカイバー | デッキ16 | 屋外、海を眺めながらカクテル |
| チャンピオンズバー | デッキ7 | スポーツ観戦向け |
| アトモスフィアバー | デッキ6 | プロムナード沿い、軽食あり |
※ドリンクパッケージの対象範囲はパッケージの種類によって異なります。詳細は乗船時に確認してください。
3-4. アトラクション施設(一部有料)
F1シミュレーター、4Dシネマ、ボウリングなどの体験型アトラクションも船内にあります。これらは追加料金が必要なものが多いので、利用前に料金を確認しましょう。ゲームセンターも設置されています。
毎日のデイリープログラム(船内新聞)で、その日のショーやイベントのスケジュールが案内されます。前日の夜に客室に届くので、翌日の予定を立てるのに活用してください。
4. キッズ&ファミリー向け施設|年齢別プログラムの全容
MSCベリッシマは子連れファミリーに非常に人気のある船です。Cruisemansの口コミでも「子連れの方にはキッズルームが本当に助かる」「子どもがキッズルームに入り浸りで、楽しすぎたようでずっと行っていました」と好評です。
4-1. 年齢別キッズプログラム(5段階)
MSCクルーズの子ども向けプログラムは、年齢に応じて5つのカテゴリに分かれています。
- ベビークラブ(0〜2歳) — 保護者同伴のプレイエリア
- ミニクラブ(3〜6歳) — 工作や遊びのプログラム。保護者なしで預けられる
- ジュニアクラブ(7〜11歳) — ゲームやアクティビティが充実
- ヤングクラブ(12〜14歳) — ティーン向けの独立した活動
- ティーンクラブ(15〜17歳) — ダンスパーティーやゲーム大会など
「子どもを無料で預けられるキッズルームがあり、預けている間大人はラウンジやジムを利用したりダンスクラスなどのアクティビティに参加しました。」——Cruisemans乗船者レビュー(子連れ)
4-2. 施設の場所と注意点
キッズクラブはデッキ18付近に集まっています。営業時間は時期や航路によって異なりますが、日中のプログラムは追加料金なしで利用できるのが大きな魅力です(夜間の延長預かりは有料)。
対応言語については、日本発着クルーズでは日本語対応スタッフが配置されるケースがありますが、航路や時期によって異なります。英語中心の場合もあるため、お子さまの年齢や英語への慣れ具合を考慮して判断してください。
4-3. 屋外キッズエリアとスポーツコート
デッキ18〜19にはウォータースライダーや水遊びエリアに加え、ボールが使えるスポーツコートもあります。口コミでは「ボールが使える運動場で子供を疲れさせたりプールで遊びまくり満喫できました」とあり、エネルギーいっぱいのお子さまも大満足のようです。
子連れクルーズの体験談をもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
5. スパ・フィットネス・ショッピング|大人のリラックスエリア
船内にはリラックスや体を動かすための施設も充実しています。
5-1. MSCアウレアスパ
デッキ16に位置する本格スパで、サーマルエリアにはジャグジーやさまざまなサウナが揃っています。水着着用で男女一緒に利用できるため、カップルや夫婦にも人気です。
「サーマルエリア内にはジャグジーやさまざまなサウナがあり、水着着用で男女一緒に利用できるため、夫婦で楽しむことができました。」——Cruisemans乗船者レビュー(カップル・出会い40周年記念)
スパのトリートメントメニューにはバリニーズマッサージなどがあります(※料金は施設内で確認してください)。口コミでは「寄港日の午前中が空いている」というTipsも。複数日のお得なプランが用意されていることもあるようなので、初日にスパの受付で相談してみるのがおすすめです。
客室タイプによってはスパエリアの利用特典が付く「アウレア」パッケージもあります。詳しくは客室ガイドをご覧ください。
5-2. フィットネスセンター&ジョギングトラック
ジムはデッキ16にあり、ランニングマシンやウェイト器具が充実しています。口コミでは「船内ジムも設備が充実しており、清潔で利用しやすかった」と好評です。営業時間は6:00〜22:00程度で、24時間利用ではない点にご注意を(※航路により変動の可能性あり)。朝の時間帯が混みやすいという声もあります。
屋外デッキにはジョギングトラック(周回コース)もあり、「海風を感じながら走れるのがとても爽快」と口コミでも人気。さらに「サンセットストレッチ」のような屋外イベントが開催されることもあるので、デイリープログラムをチェックしてみてください。
ちなみに、ジム更衣室にはひっそりと無料のサウナもあるという口コミ情報も。知る人ぞ知る穴場スポットです。
5-3. ショッピングエリア

プロムナード(デッキ6〜7)を中心に、ブランド免税店やMSCロゴショップが並んでいます。なかでも必見なのがスワロフスキー・クリスタルの階段。1段ごとに約600個、船内全6か所の階段に使用されたクリスタルの総数は約6万個という豪華さで、MSCベリッシマのシンボル的存在です。

6. レストラン&ダイニング施設の概要
MSCベリッシマのダイニングは、無料のメインダイニングだけでも十分に楽しめる充実ぶりです。「食事は旅の満足度に直結するけれど、追加料金が心配…」という初心者の方もご安心ください。
6-1. ダイニング施設一覧
| 施設名 | 料理ジャンル | 料金 | 予約 |
|---|---|---|---|
| メインダイニング(2か所) | 多国籍コース料理 | 無料(クルーズ代金に含む) | 時間帯指定制 |
| マーケットプレイス・ブッフェ | ブッフェ形式・多国籍 | 無料 | 不要 |
| Kaito Teppanyaki & Sushi Bar | 鉄板焼き・寿司 | 有料 | 要予約 |
| HOLA! Tapas Bar | スペイン料理・タパス | 有料 | 要予約 |
| Butcher's Cut | ステーキハウス | 有料 | 要予約 |
※有料レストラン(スペシャリティレストラン)の価格はメニューや時期により異なります。
Cruisemansの乗船者レビューでは、食事の評価は5点満点中3.50点(85件の平均)。メインダイニングとブッフェだけでも種類が豊富なので、まずは無料ダイニングから試してみて、気になる有料レストランがあれば挑戦してみるのがおすすめです。
6-2. ドリンクパッケージについて
MSCベリッシマではドリンクパッケージ(事前購入制の飲み放題プラン)が用意されています。ノンアルコールのみのパッケージからプレミアムアルコール込みのパッケージまで種類があるので、ご自身の飲酒量に合わせて選びましょう。
ブッフェの詳しい攻略法についてはこちらの記事で解説しています。
7. MSCヨットクラブ|船内の最上級エリアとは
MSCヨットクラブは「Ship within a Ship(船の中の船)」というコンセプトの、MSCベリッシマ最上級エリアです。専用の施設とサービスが用意されており、一般エリアとは異なるプレミアムな体験ができます。
7-1. ヨットクラブと一般エリアの比較
| 項目 | 一般エリア | MSCヨットクラブ |
|---|---|---|
| プール | 共用プール(複数) | 専用プール+共用プールも利用可 |
| レストラン | メインダイニング・ブッフェ | 専用レストラン+一般レストランも利用可 |
| ラウンジ | 各種バー&ラウンジ | 専用ラウンジ(トップセイルラウンジ)+一般も利用可 |
| サービス | セルフサービス中心 | 24時間バトラーサービス |
| 乗下船 | 通常の手続き | 優先乗下船 |
7-2. ヨットクラブは「高い料金に見合う」のか?
Cruisemansの料金データベースによると、MSCベリッシマの内側客室は1人あたりUS$300〜(3泊4日・最安値)からありますが、ヨットクラブの価格データは現在DB上にありません。一般的にヨットクラブは一般客室の数倍の料金設定ですが、専用施設・バトラーサービス・優先乗下船などを含めたトータルの体験価値を考えると、特別な記念旅行などには検討する価値があります。
初心者の方へ:ヨットクラブに乗らなくてもMSCベリッシマの船内施設は十分に楽しめます。ヨットクラブのゲストも一般エリアのすべての施設を利用できますが、逆に一般エリアのゲストがヨットクラブ専用エリアに入ることはできません。まずは一般客室で乗船し、「次はヨットクラブに挑戦してみたい」とステップアップするのも良い楽しみ方です。
客室カテゴリの詳しい選び方は上記の客室ガイド記事で解説しています。
8. 施設を満喫するためのモデルプラン|終日航海日の過ごし方
せっかくの船内施設、どう回ればいいか迷いますよね。ここでは終日航海日(Sea Day=寄港しない日)を例に、朝から夜までのモデルプランをご紹介します。
8-1. 終日航海日のモデルプラン
- 7:00 ジョギングトラックで朝の海風を浴びる
- 8:00 ブッフェで朝食(窓側の席がおすすめ)
- 10:00 プールデッキでのんびり。デッキチェアを確保
- 12:00 メインダイニングまたはブッフェでランチ
- 14:00 MSCアウレアスパでトリートメント(寄港日が空いていなかった方はこの日に)
- 16:00 プロムナードを散策。カフェでアフタヌーンティー
- 18:00 メインダイニングでディナー
- 20:30 ロンドンシアターでプロダクションショー
- 22:00 カルーセルラウンジでライブ音楽を楽しみながら一杯
8-2. 寄港日の過ごし方(簡易版)
寄港日は午前中に観光へ出かけ、午後に帰船してプール&ショーに絞るのがおすすめです。帰船時刻は厳守なので、余裕をもったスケジュールを心がけてください。
8-3. 条件別おすすめの過ごし方
- 子連れの方 → 午前はキッズクラブに預けて大人時間、午後は一緒にプール&ウォータースライダー
- カップル → スパでリラックス → 有料レストランでディナー → シアターショーの黄金ルート
- シニアの方 → ジョギングトラックで軽い運動 → ラウンジでライブ音楽 → シアターでショー鑑賞
- 一人旅の方 → デイリープログラムのイベントに積極参加。口コミでは「積極的に使えば満足度がどんどん上がります」との声も
MSCベリッシマでの過ごし方をもっと知りたい方は、実際の乗船者の体験談も参考になります。
MSCベリッシマ日本発着クルーズ〈体験談〉あなたはなぜこの船に?
9. まとめ|MSCベリッシマの船内施設は「選びきれない」が正解
MSCベリッシマの主要施設を振り返りましょう。
- 19デッキ・200以上の施設を持つ日本発着最大級のクルーズ船
- プールは複数あり、開閉式屋根付きのメインプールで天候に左右されない
- ロンドンシアターでは毎晩無料の本格ショーが楽しめる
- キッズクラブは年齢別5段階で、子連れファミリーも安心
- スパ・ジム・ジョギングトラックで大人のリラックス時間も確保
- 無料ダイニングだけでも十分楽しめるので、初心者も安心
- MSCヨットクラブは最上級体験。まずは一般客室からのスタートでも十分
Cruisemansに寄せられた91件の乗船者レビューでは、施設の評価は5点満点中3.84点。「ベリッシマは、この船にまた乗りたいと思える船でした」という声が象徴するように、多くの方がその施設の充実ぶりに満足しています。
すべてを回ろうとしなくて大丈夫です。自分のペースで、気になる施設から楽しんでみてください。それがクルーズの醍醐味です。
Cruisemansの料金データベースによると、MSCベリッシマの内側客室は1人あたりUS$300〜(3泊4日)から乗船可能です。2026年は東京発着・那覇発着を中心に43コースが予定されています。口コミや最新料金はCruisemansの料金データベースでチェックしてみてください。




