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セレブリティ・クルーズで日本の港から世界に!2024年日本発着で注目、日本パートナーへの直撃インタビュー【後編】
2024年の日本発着クルーズが初のロングラン決定で話題を集める、セレブリティ・クルーズ。クルーズマンズでは、日本地区代表セールス&マーケティング・ストラテジックパートナーの松浦勇気氏に独占インタビューをおこないました。【後編】
重要な航路の決定の裏側とは?
Cruisemans:松浦さんは、航路の決定などにも関わっているとのことですが、そもそも航路ってどういう風に決まってるでしょうか?
松浦氏:こちらからは港の特徴とか観光などの周辺情報を提供していて、そこからバランスを見てどこを取り入れるかというのはマイアミ本社が決めています。
日本人向けに販売するという時は、日本人に適している魅力ある港を中心に、過去いれたことがないや、周辺のアクティビティ、1日に航行できる距離などを総合的に見ながら作成するようにしています。
もちろん、港が客船を入れられるスペックがあるのか?港のロケーションはどうか?というところも非常に重要になってきます。
アクアクラス専用レストラン「BLU」/セレブリティ・ミレニアム
Cruisemans:早い時で、どれくらい前から決まっているものなのですか?
最近は前倒しの動き
松浦氏:最近は発売時期が年々、前倒しの傾向になっているので、3〜5年先を見据えておおよその配船計画は立てている傾向です。
Cruisemans:日本には港がたくさんあるので、まだまだクルーズが入っていないようなレアな港で、検討されているようなものもあったりするのでしょうか?
松浦氏:そうですね、船を入れ替える可能性などもあると思いますし、色々な可能性を含めて航路は考えられていると思います。
松浦氏は、本国マイアミに日本の港の情報を伝える役割もある
2025年シーズンの日本発着クルーズも発表
横浜ー仁川の片道航路が珍しい
松浦氏:セレブリティも現在、2025年度のシーズンの日本発着クルーズを発表したばかりですけど、2025年で新しい、横浜ー仁川の片道航路が、5、6、9月に計4回予定されています。これはお客様の傾向をアップデートしながら航路を工夫しているところといえます。
まだ日本発着のコースはバリエーションが豊かとは言えないとは思います。
日本発着クルーズを続けていくためには多くのリピーターのお客様も満足するためには常に何がいいか?という視点も大事です。
ゆっくり心の洗濯ができそうなプールサイドのソファ/セレブリティ・ミレニアム
Cruisemans:横浜ー仁川の繰り返しの航路というのは結構珍しいと思いますが、セレブリティぽくないような、今までにない感じがしますね。これは短い航程でおこなわれるのですか?
松浦氏:いえ、こちらに関しても長めの12泊です。
太平洋側に沿って往復するものになります。個人的には太平洋側を12泊、次は日本海側を12泊で2つ連続乗船して24泊というシリーズなど、さらに工夫して面白くしていける余地があるなと思っています。
日本〜韓国の片道航路というのはセレブリティとしては初めてなものの、日本以外のヨーロッパなどのエリアでは、片道航路というのは結構メジャーで、乗船前・下船後の滞在も含めて楽しみ方も増えるので、それが日本のお客様にも選んでいただけるといいなと思っています。
セレブリティについて、熱い思いを語る松浦氏。
外国人に人気の日本航路
Cruisemans:外国人は日本航路に対してどんな印象を持ってるんですか?
松浦氏:そうですね、こないだ乗った時に、外国から来た方とお話しした感じでは、日本が初めてという人が大半でしたね。あと、4年間待ったよという方も一定数いらっしゃいました。
あとは、日本には何度も来てるけど、この船に乗船する理由は食事。各寄港地でローカルフードが食べられるのが楽しみという方もいらっしゃいました。
Cruisemans:全世界的にセレブリティ・クルーズに乗船する年齢層と、日本航路に乗船する日本人の年齢層に違いはありますか?
松浦氏:まだ日本のクルーズ市場環境が戻りきってきていないこと、クルーズ自体も未成熟であることを考慮しても、現状あまり差はないと思っています。
Cruisemans:日本人乗客の、船内での過ごし方の特徴(外国の乗客の過ごし方との違いとか)はありますか?
外国人の船内の楽しみ方から学ぶこと
松浦氏:そんなに差がないのでは?と思います。船内の雰囲気やイベントなどは、結構外国人が引っ張ってくれるということがあるので、それに引きづられて楽しんでるという部分も見られるかなと思います。プログラム表では一見つまらなそうなものでも外国人が楽しんでると(日本人も)ノリノリで楽しんでくれる。
船内でダンスイベントに興ずる乗客の様子/松浦氏提供
絶妙なサイズ感の客船セレブリティ・ミレニアムの魅力とは?
Cruisemans:ここからは日本発着に配船される、セレブリティ・ミレニアムについて、伺っていきたいと思います。セレブリティ・ミレニアムってどんな船なんですか?
松浦氏:まず外観は美しいデザインであり、船好きの方にとっては魅力的だと思います。
9万トンというサイズはとても手頃なサイズ感で、各施設との動線が分かりやすくちょうどいい距離感なので移動がしやすい。ラウンジなどのパブリックスペースも広く、たくさんあるので快適性、機能性、利便性が高い船だと思います。
全天候型プールも/セレブリティ・ミレニアム
程よいプライベート空間がクセになる
松浦氏:程よくプライベートスペースもあるので、自分で少し喧騒から離れたいなという時にはそんな空間が確保できたり、お食事の場所も選択肢が多いので、一番よいサイズ感なんじゃないかな?と思います。
Cruisemans:確かに、船内で感じるのが、なんだかリラックスできそうな空間が至る所にあるなということ。船内のパブリックスペースにはセンスのよいソファーが至るところに配置されていますよね。
ラウンジのソファーも一味違う/セレブリティ・ミレニアム
Cruisemans:松浦様だけが知ってるとっておきの船内エリアはありますか?
松浦氏:はい。おすすめは・・・
ルーフトップテラス
船尾の屋上にあるんですが、大型スクリーンがあって、天気が良い時はソファに寝転がりながらゆっくりできるんです。意外と人がたくさんくるところでもないですし、下がブッフェなので、ブッフェで食事をとった後にゆっくり休むとか、リラックスできる場所かなと思います。
ソファもたくさんあるので、ゆっくりと過ごせそう/ルーフトップテラス
マティーニバー
船内のイベントとかで使われるバーでもあるんですけど、ヘッドホンをして楽しむサイレントディスコをしたりと、楽しい場所ですよ。
セラーマスター
他のバーエリアだと、セラーマスターもおすすめです。SUSHI ON FIVE(スシ・オン・ファイブ)のすぐ隣です。
豊富なワインリストからソムリエ厳選のワインテイスティングやウィスキーテイスティングなどのプログラムもお薦めです。
センスのよい雰囲気/セラーマスター
ランデブーラウンジ
メインダイニングのすぐ隣にあるランデブー・ラウンジもいいですね。お食事に行く前にちょっと1杯ひっかけていくにはちょうどいい場所ですね。ハッピーアワーもあるので、一杯飲んでからお食事に行くのがいいですよ。
Cruisemans:船内ではどのように過ごすのがおすすめでしょうか?(年齢や家族形態別でも)
松浦氏:お子様と一緒に楽しむということだと、船首の屋上の方にスカイラウンジというラウンジがあるんですが、その隣にキャンプアットシーというキッズクラブがあるんですね。
スカイラウンジの方も、自分で自由に楽しむ数独や、テーブルゲームとか、みんなで楽しむちょっとしたアクティビティプログラムとかで一緒に楽しむこともできますよね。
Cruisemans:あまりイメージがないですが、セレブリティにもキッズクラブってあるんですか?
松浦氏:はい、ありますよ。3歳〜17歳で年齢別、アクティビティプログラムもあり、オープン時間内は無料で利用可能となっています。
キッズクラブ「キャンプアットシー」/セレブリティ・ミレニアム
Cruisemans:あまりキッズクラブのレポートがないように思うので、ご利用されている方が少ないのかな?と言う印象ですが、どうでしょうか?
松浦氏:そうですね、ですが先日の秋の日本発着に乗船したときも、結構子供連れが多くいましたよ。最近は現役世代、そしてファミリーにも人気になっているんです。
あとは、ル・プティシェフ:有料レストランなんですが、プロジェクションが映し出されるレストランで、こちらはお子様も楽しめると思いますよ。
テーブルに映るプロジェクションを楽しみながらの新感覚レストラン/ル・プティシェフ
待望の日本発着クルーズ、2024年は初のロングラン
Cruisemans:いよいよ2024年は本格的に日本発着クルーズがスタートしますが、なぜこのようなロングランを実施することになったのですか?
松浦氏:海外から日本への人気が高いということも一因ですが、もちろん日本のお客様にも乗っていただく大きなチャンスだと思っています。
日本人も外国人も船内で一緒に本場のクルーズを楽しんでいただければというコンセプトとなっているので、バランスは考えられていると思います。
Cruisemans:どうしても日本人は予約のタイミングが遅く、外国人の予約に弾き出されてしまうという印象だったので、これを機会に、たくさんの日本人の方にご乗船いただきたいですね。
松浦氏:そうですね、過去は春と秋だけの運航でしたが、すぐ埋まってしまって、新規の予約がなかなか取れない状態が続きましたので、今年は初めての長期配船となり船会社としてはチャレンジですが、その分日本人のお客様にとってチャンスですね。
Cruisemans:おすすめのコースはありますか?
航路は大きく分けて2パターン
松浦氏:コースパターンが2つなので、どちらかお好きな方をということですね。ぐるっと日本を回るものか、 西日本を楽しんで韓国へいくものか。
大阪や神戸に停泊が含まれているので、船をホテル代わりにできてナイトライフも楽しめるのが一番ポイントになるんじゃないでしょうか。
ぐるっと日本を周遊する方では、青森、函館が含まれているんですけど、シーズンの違いで景観の良さを楽しんでいただけますよね。7/26発に関しては、青森でねぶた祭が見られる日に寄港するので、ねぶた祭りも楽しめる日程になっています。
Cruisemans:外国人に人気の船内イベントや、寄港地での過ごし方はありますか?
松浦氏:外国の方は大人同士のファミリーや友人同士で乗ってる方も多かったですね。
自分たちでカードゲームをやったり、イベントに全て参加とかいうより、思い思いに時間を過ごしていましたね。自分たちが楽しむ場所が、船の上ということなのだなと感じました。
Cruisemans:なるほど、欲張らず、駆け足でせかせか楽しむのではなく、ゆっくりと船を楽しんでいる外国人の方の楽しみ方を参考に楽しんでほしいですね。
松浦氏:そうですね、あとはアクティビティへの参加の仕方が外国の方は上手いなと思いました。プログラムの数が一見物足りない、と感じる人もいるかもしれませんけど、自分たちがどう楽しめるか?を追求してほしいです。
日本の港から世界に、セレブリティ・クルーズの日本発着。
Cruisemans:最後に、何か皆様にお伝えしたいことやメッセージなどがあればお願いします。
松浦氏:はい。私のほうでご紹介させていただいている旅行会社さんを経由してご予約されているお客様に対して、日本発着クルーズでは、メニューや船内の過ごし方の手引きなどは日本語でご用意があるので、こちらを利用して船内生活を楽しくお過ごしいただければと思います。また、人数に限りはありますので常時対応は難しいですが、日本語を話せるクルーメンバーも乗船しますので、多少言語に不安がある方でもぜひ試しに乗船していただきたいです。
ブッフェの様子/セレブリティ・ミレニアム
船内で焼いている、本格派のブッフェのパン/セレブリティ・ミレニアム
また、日本発着だけでなく世界各地にユニークな航路を用意しており、船のクラスによって、それぞれの特徴があるので、自分が乗りたい航路から入るのもいいし、船自体も素晴らしいので船から選んでいただくのもいいし、まずはセレブリティ・クルーズを一度体験していただきたいです。
きっとファンになっていただけると確信しています。
お食事面も素材選び方から作り方、こだわりがあり、ブッフェで出すパンも毎日焼いていますし、日本人シェフの岡田氏が監修する船内レストラン(スシオンファイブ、エッジクラスではロウオンファイブ)では、なんとだし醤油から手作りしている本格的なものになっています。
ワインリストも豊富ですし、ソムリエもたくさんいますので、満足度が高い食体験を得られると思います。
このインタビュー記事を通じて興味をもっていただいた、たくさんの日本人のお客様にセレブリティ・クルーズの素晴らしさを感じていただけましたら嬉しいです。
日本人シェフの岡田氏のページを開きながら説明してくれる松浦氏
セレブリティ・クルーズは、以下の旅行会社からご予約ができます
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※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。