プルマントゥール2019年度 商品発表会
2018年9月6日、スペインの船会社プルマントゥールの日本総代理店を務める株式会社ジェイバによる、「プルマントゥール2019年度 商品発表会」が東京ステーションホテルでおこなわれた。当日はスペインからインターナショナル・セールス・ディレクターのジョージア・カパビアンカ氏が来日し、プレゼンテーションをおこなった。
1. プルマントゥールのジョージア・カパビアンカ氏より
(西川氏 談)みなさんこんばんは。 お忙しい中プルマントゥールの商品発表会にお越しいただきまして本当にありがとうございます。
最初に、プルマントゥール・インターナショナルセールス・ディレクターのジョージア・カパビアンカ(Giorgia Cappabianca)をご紹介したいと思います。
(ジョージア氏 談/通訳 西川氏) Hola Hola,Buenas noches〜 スペイン語が非常に上手な方が数名いらっしゃるようなので、スペイン語でも大丈夫かと思います。(会場笑)
本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。 毎年9月はジャパン・マンスということで日本に来ることをとても楽しみにしています。
いつもプルマントゥールの販売にご協力いただきありがとうございます。 素敵な雑誌にも取り上げて頂き、ありがとうございます。 今日は来年のシーズンのことや、プルマントゥールがどんなコンセプトの船なのか、などをプレゼンテーションいたします。
プルマントゥールはスペインの船会社ですので、スペイン風のクルーズを提供しております。 コマーシャルVTRがございますので、そちらをご覧いただいてご理解いただけたらと思います。 コマーシャルVTRにはプルマントゥールの内容がたっぷりつまっております、そしてそのVTRを御覧頂いた後で、私からもう少し皆様に補足でメッセージさせていただきたいと思います。
スペイン語のVTRにはなっておりますが、見ていただいたらご理解頂けると思います。
(コマーシャルVTR)
はい。このVTRの意味するところは、それぞれ国のナショナリティーを尊重しようということです。 たとえばイタリア人は日本人を見てこういうイメージの国民だと想像していて、日本人はイタリア人を見てこういうイメージの国民だと想像していて、皆それぞれの国の国民性に対してイメージを持っていると思います。
だからスペインに来たら、スペイン人はどんな国民なんだろう?オープンな国民だと、昼を楽しんでいる国民だと、あるいは楽しい夜を過ごせる国民だときっとイメージをふくらませることと思います。
ですので、プルマントゥールはスペイン人らしさ、をテーマにいつもクルーズをしていますということを知ってもらうことを、このVTRを通してお伝えしたいと思います。
プルマントゥールに乗船したら、スペインらしさ、スペインの文化を見つけてほしいです。 これから、来年のスケジュールなどの話を西川氏に説明してもらいます。
その中にも出てきますが、カナリア諸島のクルーズがあります。 このクルーズは2年前にこの場でカナリア諸島のクルーズを発表しますと申し上げまして、まさにそのカナリア諸島クルーズが日本のマーケットでとても人気をいただいて、たくさんの方にご旅行していただいたことをとても嬉しく思います。
ギリシャの島々を巡るクルーズもまた、人気がありました。
また、リスボンからロストックの大西洋横断クルーズもとても人気です。
また、夏限定の14日間のイギリス・アイルランドなどを巡るコースもまたご用意いたします。
改めまして、本日は本当にお越しいただきありがとうございます。 続いて西川氏にプレゼンテーションを交代させていただきます。
(西川氏 談) さきほど14日間のお話をいたしましたけれども、今年はトロンハイムからロングイヤービエン、スピッツベルゲンのところまで行ったクルーズですね。これは非常に人気でございました。
このようなクルーズはエクスペディション、つまり探検という言葉を使っておりますけれども、来年はイギリス・アイルランド・フェロー諸島などを巡るコースをご用意しております。
2. プルマントゥールの特徴
2-1. オールインクルーシブ
まず、他の船に比べまして、カジュアル船でオールインクルーシブというのが珍しいと思います。 通販番組で販売されているMSCクルーズのコースもお飲み物がオールインクルーシブということを非常に強調されておりましたけれども、プルマントゥールはいつもワイン、ビールなど含むお飲み物が含まれております。
2-2. お食事
カジュアル船の中で、非常に良いと好評です。 ひとつの例を取り上げますと、カナリア州の公認ガイドで板垣奈緒さんという方がいらっしゃるのですが、彼女に昨年カナリア諸島のクルーズに乗っていただいたんですね。帰ってきてお話をお伺いしたんですけれど、彼女がおっしゃっていたのはプルマントゥールのお食事は美味しいということ。スペインに住んでいる日本人の方なんですけれど、その方が美味しいと言っているということは、カナリア諸島はカナリ、イイかなと思います。(会場爆笑)
重ねて申し上げますけれどもドリンクはフリーなんです。もちろんクルーズの中のプレミアム・ドリンクはまたパッケージがありまして、あまり日本のお客様はこれを買ってはいらっしゃらないようです。
パコ・ロンセロ氏。彼はイビサ島にレストランを持っているミシュラン2つ星のシェフなんですけれど、日本でいうと料理の鉄人のようなテレビ、スペインの料理の鉄人としてたくさんテレビに出ております。その方が監修したお食事がプルマントゥールの中でお召し上がりいただけます。
2-3. クルー
クルーがかなり気さくということ。さきほどのVTRでもお伝えした通りで、スペインの雰囲気がかなり入っているので、気さくだということです。 ベスト・クルーということで表彰されていたりもします。
いいことばかり言っていてはいけないと思うんですが、
2-4. 客船
プルマントゥールの船は元ロイヤル・カリビアンや、セレブリティ・クルーズの船を使っております。ソブリンとか、ホライゾンとか、プルマントゥールが作った船ではございませんが、長期リースをして運行しております。
2-5. 公用語
スペイン語です。インターナショナルホステスがおりますので、そちらには英語が通じますが、スペイン語オンリーに近い船でございます。
船の全てのご紹介はできませんので、ホライゾンをひとつの例として挙げたいと思います。
2-6. 客室
船の大きさは47,000トンで、飛鳥Ⅱより少し大きいくらいの船でございますので、中型船でございます。 やはりジュニアスイートが非常に売れております。 バスタブ、バルコニーがついておりますので、ジュニアスイートが人気、その次に海側バルコニー、内側ということで各社の船と同じ基本的な設備がござい ますので、お子様などもお楽しみいただけます。 料理教室であったり、お昼にはピンチョスが出たり、お昼は意外と楽しいお食事になっております。
2-7. スイートルーム
それからジュニアスイートの上の、スイート・ルームがございます。こちらのお客様は差別化をしておりまして、優先乗船やインターネットの割引などの特典がございます。また、スイートのお客様しか入れない場所もございます。 * ・専用ラウンジTHE WAVEのご使用 * ・優先チェックイン・下船 * ・バトラーサービス * ・WIFI、ランドリー料金の割引 * ・ご夕食テーブル指定の優先 * ・シアターへの優先入場
3. 2018年の人気コース
前年比を大きくアップし、大変多くのお客様にプルマントゥールをご利用いただきました。
3-1. エーゲ海クルーズ
一番人気はエーゲ海クルーズでした。
3-2. カナリア諸島クルーズ
カナリ、イイです。(会場笑)
3-3. 北極点クルーズ
トロンハイムからスピッツベルゲンまで行くコースです。ノールカップを越えてスピッツベルゲンまでのコースでした。7月に1本でしたが、非常に沢山のお客様が行って頂きました。非常に天気も良かったのでこのコースは大成功でした。
3-4. 大西洋周遊クルーズ
そんなにたくさんのコースということではありません。
4. 人気のコースの価格帯
人気のコースの価格帯はそんなに高くはありません。 平均してこのくらいです。お部屋は、日本のお客様はそんなにインサイドを使うわけではないのですがそれでも金額はそんなに高くありません。 また、おひとりさま参加率は37%でした。
5. 2019年のお勧めコース
5-1. エーゲ海クルーズ
今年と少しコースは変わりましたが、アテネ発着でサントリーニ、マルマリス、こちらは真向かいにロードス島があります。ロードス島に行ってくださいとお勧めしております。あとはクレタ島、ミコノス、とエーゲ海だけで4つの島を巡ることができます。ベニス発着ですとどうしても2島くらいが限界です。 エーゲ海クルーズに行くならこのコースに行かないとだめだと思います。
5-2. カナリア諸島
5つの島を巡ります。他社さんですとジェノバやバルセロナから出て参ります。そちらからカナリア諸島に行くには12泊くらいどうしてもかかってしまいます。8泊ほどでカナリア諸島に行けるというのは効率もよいし、お客様にもとても良いと思っております。 クルーズ代金も他社さんのほうが少し安いかもしれませんが、コンパクトに10日間でカナリア諸島に行けるというのはとても良いと思います。
クルーズトラベラーさんに乗っていただき、茂木様に取材していただき、スペイン特集ということで40ページに渡って特集していただきました。
5-3. ドバイクルーズ
ドバイのコースは来年から開始するコースです。 プロモーションビデオをご覧いただきたいと思います。
(VTRを流す)
5-4. シェトランド諸島、フェロー諸島周遊クルーズ
それから、来年から14泊15日のコースが完全に変わりました。 トロンハイムから出るのは一緒ですが、イギリス、スコットランド、エジンバラ、ダブリン、リバプール、グラスゴー、トロンハイムということで真夏にこちらを運行します。
既にブッキングも入っております。早く予約しないとだめかなと思っております。
トロンハイムですとSK(スカンジナビア航空)、KL(オランダ航空)も飛んでるそうです。
5-5. 大西洋周遊クルーズ
4月27日リスボン発、ポルトガル、スペイン、イギリス、8泊10日のコースですが、初めてのお客様方向けで非常に盛りだくさんのコースということで今年も同じく人気でございます。
いま、日本はコスタさん、MSCさん、プリンセスさん、など日本に多くの外国船が来ており、日本発着をしています。 そんな中で、フライ&クルーズがもう少し伸びてほしいなと思っております。 プルマントゥールはこれからも頑張っていこうということでございます。
6. ジェイバで用意している資料の豊富さ
また、日本語のデータを多数用意しております。その項目は46にも及ぶほどです。 デイリープログラム、アンケート、チェックイン時のフォーマットなど、普通は用意していないであろう、ありとあらゆる日本語のデータをご用意しております。
本日のまとめですが、プルマントゥールは
1、オールインクルーシブ 2、お食事が美味しい 3、コース(航程)が良い
以上を覚えてお帰り頂ければと思います。 ということでプレゼンテーションを終わらさせていただきたいと思います。
本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。
※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。